歯をきれいに①|歯ブラシ編

歯のおもて側、裏側(歯ブラシを当てて小刻みに動かす)

歯には歯垢が付着しています。歯垢はうがいだけでは取れません。歯ブラシを使ってしっかり磨きましょう。特に寝る前の歯磨きは重要です。

むし歯や歯周病の予防だけでなく誤嚥性肺炎の予防のためにも歯磨きを忘れず行いましょう。

歯磨きのポイント

  1. 歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを当てて小刻みに歯ブラシを動かしましょう。
  2. 磨くときに力が入ると歯ぐきを痛めてしまう可能性があります。また、痛みがあると歯磨きを拒否されることにもつながります。介助磨きの時は軽い力で磨きましょう。

歯のおもて側、裏側 (歯ブラシを当てて小きざみに動かす)

歯のおもて側、裏側(歯ブラシを当てて小刻みに動かす)

歯と歯の間、歯茎との境目(歯ブラシを45度の角度で当てて小刻みに動かす)

歯と歯の間、歯茎との境目(歯ブラシを45度の角度で当てて小刻みに動かす)

根だけが残っている場合は軟毛歯ブラシでそっと磨きましょう。

介助するときのポイント

  1. なるべくお口全体と磨いているところが直視できるようにしましょう。
  2. お口全体の状態を観察してから歯磨きを始めましょう。食物残渣が多い時は歯磨きの前にうがいをするか、拭き取りをしてから歯ブラシで磨きましょう。

  3. 特に寝る前の歯磨きは丁寧に行いましょう。

歯並びや歯の状態などで歯磨きの方法が変わることがあります。ご自分に合った磨き方を歯科医師や歯科衛生士から教えてもらいましょう。

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この記事の制作者

村西 加寿美

著者:村西 加寿美(訪問歯科衛生士)

京都歯科医療技術専門学校 卒業。同校 歯科衛生士科専任教員に就任、その後一般歯科医院で臨床経験を積む。平成12年より光吉歯科医院 訪問専任歯科衛生士として勤務。

日本歯科衛生士会 在宅療養指導・口腔機能管理認定歯科衛生士。
日本歯科衛生士会 摂食嚥下リハビリテーション認定歯科衛生士。
NPO法人 摂食介護支援プロジェクト 嚥下トレーナー。

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