【簡単解説】老人ホームを選ぶうえで整理したいエリア・設備の条件
住み慣れた街に住み続けるか、家族の近くに移るかなどエリアを決める上での条件を整理していきましょう。
どのエリアで施設を探すか決めるにあたっては、入居者の意向や希望をきちんと確認しましょう。
入居者の交友関係や趣味嗜好、身体状況や通院状況、習慣や行動などを踏まえて、暮らしやすい地域・環境の条件を整理していきます。
エリア・地域
エリアを絞り込むにあたっては、まずは優先すべき条件を決めておきましょう。
優先事項は、地元など住み慣れた街が近い、家族・親族の住まいと近いなど、人によって様々です。優先したい理由も含めて、入居者の希望条件を聞きましょう。
- 例えば、こんな条件
-
- 現在住んでいる地元に近い
- 昔住んだことのある地域(出身地)
- 家族・親族の住まいと近い・交通の便がよい
- 駅からの距離が近い
施設の設備
施設の設備については、必須条件と希望条件をわけて整理しましょう。
条件は、身体の状況、入居者の意向などに左右されます。予算との兼ね合いもあるので、ケアマネや施設とも相談してみましょう。
- 例えば、こんな条件
-
- バリアフリー対応である
- 機械浴室やリフト浴室がある
- 車椅子対応トイレがある
- リビングが開放的で気持が良い
周辺環境
周辺環境で重視するポイントは、なるべく数字や事実に落としておきましょう。
環境に求めるレベルは、入居者によってかなり差があります。環境のポイントをあげる際には、徒歩5分以内、窓から木々が見えるなど、具体的に確認しておくと、意識のずれを防げます。
- 例えば、こんな条件
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- 駅から徒歩5分圏内
- 近くに公園がある、窓から施設の植樹が見える
- 医療機関まで徒歩10分以内
- 大型スーパーまでのバスがある
なお条件の整理にあたっては、条件を列挙するだけでなく、それらの優先順位を決めておくとよいでしょう。
すべての面で満足できることはないものの、可能な限り満足できるようにするのが、施設選びの早道です。
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