大阪市淀川区の高齢者の住みやすさ
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淀川区は大阪市北部に位置しており、18万人以上の人口を誇る都市です。区内には淀川や河川敷が広がっています。自然を感じながら過ごせるため、高齢者も穏やかな老後を過ごせるでしょう。夏の花火大会をはじめ、季節のイベントも開催。季節ごとにさまざまな楽しみがあるのも大阪市淀川区の魅力と言えます。
また、大阪市淀川区は高齢者の見守りも積極的に行っています。地域の人たちと触れ合いながら、生きがいを持って暮らせるエリアです。新大阪駅へのアクセスも便利で、大阪府の副都心にも指定されています。
出典:大阪市「「大阪市くらしの便利帳(令和5年・令和6年度 保存版)」を発行しました」
大阪市淀川区の老人ホームの特徴
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大阪市淀川区の特別養護老人ホーム(特養)は9施設あります。待機者数は施設によっても異なりますが、空床数が0に対して50人以上の申し込みがあるケースも。特養以外の選択肢も検討しておくと良いでしょう。
大阪市淀川区には5件のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)があります。築浅であったり、介護職員が24時間常駐していたりと特色もさまざま。ご本人やご家族の希望に沿った施設選びができるでしょう。
有料老人ホームは駅から徒歩圏内の施設も多く、ご家族などが気軽に訪問できる立地条件も魅力です。入居費用、月額費用共に価格帯の幅も広いため、予算を踏まえて入居施設を検討できます。
出典:大阪市「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)入所申込等状況について 」
監修

- 小菅 秀樹(LIFULL 介護 編集長)
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老人ホーム、介護施設の入居相談員として1500件以上の入居相談に対応。入居相談コールセンターの管理者を経て現職。
詳細プロフィール・監修記事一覧
大阪市淀川区の高齢者の生活に向けた取り組み
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高齢者の入浴利用料割引や敬老優待乗車証の給付
大阪市淀川区では、高齢者の健康増進などを目的に入浴利用料の割引事業を行っています。高齢者入浴料の割引は、淀川区をはじめ大阪市内に住んでいる70歳以上の高齢者が対象です。大阪市内の対象浴場で実施されており、毎月1日と15日に利用料金が割引されます。
また、大阪市内の70歳以上の高齢者には「Osaka Metro」と「ニュートラム」、「大阪シティバス」で利用できる敬老優待乗車証も給付しています。1回50円で乗車可能で、多くの高齢者が活用しているサービスです。
出典:大阪市「いきいきとした毎日を送る」
介護用品や日常生活用具の給付
淀川区がある大阪市では、介護用品や日常生活用具を給付しています。給付は在宅介護をしているご家族が対象です。被介護者の高齢者が要介護4以上、または排便・排尿のいずれかに全介助が必要な要介護3であることが条件です。給付品目は紙おむつや食事エプロン、口腔ケア用品、とろみ剤など多岐にわたります。
また、介護を必要としない高齢者でも一定の条件を満たせば、日常生活用具の給付を受けられます。給付される物品は火災警報器や電磁調理器、高齢者用電話などです。
出典:大阪市「介護用品の給付 」
出典:大阪市「在宅高齢者日常生活用具給付事業」
生活支援型食事サービス事業
大阪市では、淀川区をはじめとした市内全域で生活支援型の食事サービスを行っています。食事を届けるだけでなく、安否確認も目的とした事業です。昼食や夕食の配達時に安否確認を実施し、異常がある場合は親族などに連絡。遠方に住んでいて様子を確認できないご家族からも好評のサービスです。
出典:大阪市「生活支援型食事サービス事業」
介護予防ポイント事業の実施
大阪市では、高齢者を対象に介護予防ポイント事業を実施しています。高齢者が介護保険施設や保育所などで支援活動を行った際にポイントを贈呈。貯まったポイントは換金できます。
介護予防ポイント事業への参加には研修の受講が必要です。ポイントは1ポイント100円換算で年間80ポイントまで換金可能。高齢者の生きがいづくりや交流機会の確保も図れる事業です。
出典:大阪市「介護予防ポイント事業 」
大阪市淀川区の地域包括支援センター
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地域包括支援センターとは、高齢者を支える総合相談窓口です。大阪市淀川区には4箇所の地域包括支援センターがあり、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるよう支援しています。
地域包括支援センターには対象地域が設けられているため、緊急時や介護が必要になった際に備え、あらかじめ最寄りの情報を把握するのがおすすめです。
大阪市淀川区の地域包括支援センター一覧は以下の通りです。
地域包括支援センターの一覧を見る
- お役立ち情報
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地域包括支援センターとは?その役割と賢い活用法