【入居者100人に聞いた】老人ホーム探しで迷ってしまうこと、困ったこと
実際に老人ホーム、介護施設を探していて困ったこと
たいていの場合、老人ホームや介護施設探しは初めての経験になるため、いろいろと戸惑うことも出てきます。
例えば普通の住宅を探すのと違い、入居される方の身体の状況や必要とする介護サービスもまちまちで、一方で運営者側の歴史も浅いことから、まだまだ十分な情報もないのが現状です。
後編では、老人ホーム検索のLIFULL介護で実施した「高齢者施設探しに関する実態調査」より、現在老人ホームや施設に入居されているか、入居を検討されている方(ご親族またはご本人)のコメントから、どんなところで困ったかをみていきます。
アンケートでいただいたコメント集
初めての経験、しかも前編でみたように突然であることも多く、どこから手をつけていいか、どうやって決めたらいいか、不安だらけという声が目立ちました。
認知症がある場合は、ご本人の意思や希望をはかりかねることもあり、ご家族が迷いながら決めている様子がうかがえます。
何施設も見てまわったが、どんなところが実際問題として良いのか分からなかった。
職員の案内の態度や、雰囲気、施設の建物の明るさ暗さ、家からの近さ等で決めた。
また1年ほどで次を探さねばならず気が重い。
実際に施設見学に伺い、資料内容との違いや介護に携わる方の気持ちの違いも感じた。
もう少し近くに検討した施設はあったが、入居者されてる方の症状の違いに戸惑った。
兄と二人暮らしだった母の痴呆が進み兄が精神的にまいっていたので、二人の暮らしに不安を感じ、母を施設に入居させたが、今でもこれで良かったのかと思う。
急な発病で、またずっと一人暮らしだったため、病院から退院後の生活に対する不安が大きく、実際は夫と二人で途方に暮れました。
市と病院の相談窓口で複数の施設を紹介され、一番気に入った出来たばかりの現施設を知りすぐに電話をしましたが、最初は満室で途方に暮れていました。
見学しに行くのに勇気が必要。その老人ホームが信用できるのか不安。
パンフレットや施設基準や介護の内容はどこもほとんど変わりないように思えたが、母の認知の状態などを考えたとき、どこの施設のお世話が母に一番適しているのかわからず迷った。
実際にいくつもの施設を訪問して話を伺ったりとそれを見極めるのに苦労した。
何もかもが初めてなので何から手を付けて良いのか分からない。情報を集めるところからつまづいた。
祖母にとってどういう施設がよいのか、遠方に住んでいたためなかなかコミュニケーションがとれない。施設の人を交えて、本人・家族と話がしにくい。
素人には施設の良し悪しの判断が難しい。特に経営状態はわからない。
今回ももう少しでコムスンにするところだった。ホームそのものの印象は良かっただけに今思うとぞっとする。
介護の質が、どこの施設がいいのか、全く分からなかった。入ってみないと分からない、という不安感がいつもついてまわる。
老人ホームや施設選びに困っている方のために、LIFULL介護では「介護施設のお役立ちガイド」をご用意しています。
今お探しの方はもちろん、まだ少し先のことという方も、いちどご覧になってみてください。