【入居者100人に聞いた】サービス付き高齢者向け住宅を選んだ理由は?

ひとりで生活することが困難になった高齢者を受け入れているのは、特別養護老人ホームなどの介護付き老人施設です。しかし、入居希望者が年々増えているため、なかなか空きがありません。
そこで、新しい受け皿として国が整備しているのが、「サービス付き高齢者向け住宅」。利用者の声からわかった、その利点と実情です。
- 【目次】
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サービス付き高齢者向け住宅とは
サービス付き高齢者向け住宅とは、1人で暮らせなくなった高齢者のための、介護付き老人施設に変わる住宅施設です。
現在、国では「サービス付き高齢者向け住宅」整備を急ピッチで進め、2020年までに60万戸作る予定になっています。
この住宅施設は、介護が必要な人でも1人で入居できます。食事の世話をしてもらったり、日常生活全般の手助けをしてもらったりできるので、一人暮らしが難しくなり、介護を必要とする高齢者支援の場として、いま注目を集めています。
サービス付き高齢者向け住宅(サ付き)の詳細情報サービス付き高齢者住宅を選択した理由
「サービス付き高齢者住宅」に入居している方のご家族に、なぜこの施設を選んだのかを尋ねてみました。その声をお聞きください。
自宅の延長線上で考えた結果、サービス付き高齢者住宅を選択した方の声です。
すぐに入居できる場所がこの施設だったという意見です。特養やケアハウスなどでは、入居までに時間がかかるため、代替でサービス付き高齢者住宅を選択する人は多いようです。
「住宅」とはなっているが、実際はしっかりとした介護が受けられる施設であることが、選択の決め手となった方の声です。他の施設に比べ、入居がしやすいのもポイントです。
入居にかかる費用、毎月の利用料など、有料老人ホームや施設、グループホームに比較すると、安く入居でき介護サービスを受けられます。そのような費用面での優位性が選択のポイントとなった人が多くいました。
これからの課題
サービス付き高齢者住宅は、特別養護老人ホームに代わる新しい受け皿として考えられています。しかし、現在はまだ普及途上です。当然、デメリットもあります。
このような課題の解決が、サービス付き高齢者住宅の今後の普及にかかってきます。とはいえ、民間でも同様の施設が増えている現在、高齢者の新しい介護施設として注目であることに、間違いはありません。
高齢化社会を迎えた日本で、サービス付き高齢者住宅の役割は、さらに増していくことでしょう。
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