【入居者100人に聞いた】食事の楽しみが人生を彩る!老人ホームでのおやつ作り
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老人ホームで行われるレクリエーションのひとつに、おやつ作りがあります。
作る楽しみによる健康増進やリフレッシュと同時に、みんなで食べる楽しみも教えてくれます。
入居者にはどんなメニューが人気なのでしょうか?
長い人生において大きなウエイトを占める食事。「生きること」に直接繋がるといっても過言ではありません。
高齢者の方々は若いころに比べると食が細くなったと感じることもあるかもしれませんが、それでも食事の楽しみは忘れてほしくありません。
今回は、老人ホームのレクリエーションのなかでも、食事にスポットを当て、さらに作る楽しみと食べる楽しみの両方を味わうことができる「おやつ作り」について紹介します。
老人ホームではどんなおやつが人気?
老人ホームでは入居者に楽しんでもらうために、月に一回程度、おやつ作りを実施します。
そのときどきの旬のフルーツや野菜を使ったやさしい味わいのケーキや蒸しパン、月見団子や桜餅など季節を感じられるおやつが多く、時には昔懐かしいおやつを作ることもあるようです。
「簡単に作れるものばかりを選んでいるのでは?」と思いがちですが、意外と手間がかかるものや調理器具を使うものでも、入居者たちが取り組めそうな料理であればトライすることもあるようです。
「おやつ」と聞けば、大人だってうれしい気分になりますね。では、どのようなおやつが人気なのでしょうか?
まず、やさしい甘さと喉越しの良さから、プリンや羊羹はどこの老人ホームでも大人気のようです。
また、蒸かしたさつまいもやかぼちゃを入れたものだとおいしいうえに、栄養もしっかりと摂れるので喜ばれています。
ほかにはクレープも人気とのこと。ホットプレートで薄く生地を焼き、そのあとクリームやフルーツを好みに合わせてトッピングできるため、組み合わせを考えながら作ることができて楽しいようです。
楽しく作り、楽しく食べることが基本!
指や手を使って生地を丸めたり伸ばしたり、道具を使ってすくったり混ぜたりという作業は脳に刺激を与え、健康増進やリフレッシュに繋がるといわれています。
誰でもおいしいものを食べると幸せを感じるでしょう。さらに自分で作ったものとなると、なおさらおいしく感じるものです。
おやつ作りのレクリエーションは、ただおやつ作りを楽しむだけではなく、それを通して食事をすることの楽しさを教えてくれるのではないでしょうか?
麩菓子やぜんざいなど、作るおやつの種類によっては、昔話に花が咲くことも。
童心にかえって作ったり、食べたりすることもいい気分転換となりそうですね。
また、楽しく食べると消化・吸収がよくなるといわれているので、活力も湧いて、さらにイキイキとした日々を送れそうですね。
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