積水ハウスグループの積和グランドマスト株式会社が運営する「グランドマスト」は、見守り機能や生活支援サービスを備えつつ、行動の自由もある高齢者向けの賃貸マンション。

一般的な老人ホームのイメージとまったく異なる魅力的な“住宅”として注目され、首都圏・東海・関西地区で展開を進めています。

今回は「グランドマスト勝どき」の担当者、積和グランドマスト株式会社 首都圏営業部の千葉憲吾さんに、グランドマストシリーズのこだわりや、高齢者が楽しめる勝どきでの暮らしについてお話を伺いました。

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施設ではなく「住まい」としての魅力にこだわる


──2011年に国の主導で創設された「サービス付き高齢者向け住宅」は増え続けていますが、グラントマストならではのこだわりはありますか?

一番の特徴はやはり、ハウスメーカーの積水ハウスグループであることでしょうか。「“施設”ではなく“住宅”をご提供する」というポリシーで住まいとしての魅力にこだわっており、お部屋もゆったりとくつろげる広さ・デザインでおつくりしています。


──確かにどのお部屋も素敵な高級マンションという印象ですが、どんな高齢者向けのサービスを備えていらっしゃるのでしょうか?

国がサービス付き高齢者向け住宅に対して定める(1)生活相談(2)状況把握・安否確認(3)緊急対応という3つの生活支援サービスは、もちろんグランドマストにもあります。また、ご希望の方にはお食事をご用意しますし、物件ごとに自由参加のイベントなども企画しています。


ただ、私たちは「プライバシーを尊重した暮らし」をご提供したいので、例えば安否確認は「電話確認」が良いか、「訪問確認」が良いかなど予めご要望を伺ってご指示いただいた形で行い、かつ回数も1日1回までにしています。一方で、各お部屋に人感センサーや水道流量センサーを設置しており、お部屋にいらっしゃるにもかかわらず、一定時間以上これらのセンサーに反応がないときは安否確認を行うといった対応でご家族の方がご安心できるようにしています。



──建物にはどのような工夫を?

全住戸バリアフリーで、緊急通報装置も完備しています。ほか、コンセントは車いすの方も使いやすいように少し高めの位置にする、反対に照明やレンジフードの電源スイッチは低めの位置にする、壁の角は丸みをつける、といった工夫も散りばめています。ホテルライクなカーペット敷きの共用内廊下も好評ですね。




──自由も安心も欲しい高齢者には願ってもない環境ですね。

そう思います(笑)。日中はリビングアテンダー(生活支援サービススタッフ)が常駐し、タクシー手配やクリーニング取次ぎ、近隣の医療機関のご紹介など、生活全般をサポートしています。「電球が切れたけど手が届かない」といった日常の困りごともお手伝いしますので、自由・快適・安心のバランスを取っていただきやすいのではないかと思います。


また、グランドマストは賃貸住宅ですので、一般的な老人ホームのように、入居一時金などの高額な初期費用は不要です。「自分に合うかな?」と不安な方は、試しに数カ月ご入居いただくのも1つの方法かもしれません。


勝どきは銀座も近い好立地。食事には場外市場の食材も


──現在、グランドマストは首都圏、東海、関西で展開し、首都圏には約30件あるそうですが、ここ「グランドマスト勝どき」の特徴は?


まず立地のよさが挙げられます。大江戸線の勝どき駅から徒歩3分で、近隣には商業施設が豊富で公園もあります。銀座はバスで10分ほどの距離ですから、お買い物などでしょっちゅう銀座に行かれる入居者さまが多いですね。



──勝どき周辺は下町の情緒も残しつつ、ここ10~20年で活気を増していますね。

そうですね。豊洲、月島、晴海などタワーマンションが増えている人気のエリアですから、近隣のマンションにお子さん世帯が住んでいらっしゃる入居者さまも多いです。休日などに、お子さんがお孫さんを連れて訪ねて来くるのをよくお見かけします。


──立地も魅力ですが、建物もとてもラグジュアリーな造りです。

勝どきはグランドマストのなかでも住戸が広く、一番小さなお部屋でも50㎡以上あります。ただ戸建てから移住して来る方から見れば適度な広さで、掃除が楽になり自分の時間が増えたとの声もよく聞きます(笑)



──1階には食堂のほか、来訪者と団らんできる交流スペースもあるなど、共用部も充実しています。食事をオーダーされる方は多いですか?


お部屋にしっかりとしたキッチンがあるので、半分はご自分でつくり、半分は食堂利用という方が多いですね。夕食は特に参加率が高く、入居者さま同士で楽しそうにおしゃべりしながら召し上がっています。


グランドマストのほとんどのお食事は、豊洲市場の社員食堂を運営する会社に委託し、専任の料理人がつくっています。食材の仕入れも物件ごとに行っており、勝どきは築地や豊洲が近いので、場外市場で仕入れた新鮮な魚もメニューに登場し、入居者さまに好評です。




より長く、元気でいられる暮らしをご提供したい


──グランドマスト勝どきの入居者さまはどんな方が多いですか?

約4割の世帯がご夫婦で、あとは単身の方です。年齢は70代~80代後半まで幅広く、平均82~83歳前後でしょうか。ほかのグランドマストに比べて少し年齢層が高いのですが、お元気で若々しい方が多いですね。


──入居者さま向けのイベントなどの内容は?

ここでは月に2回、スポーツクラブのインストラクターが指導する健康体操の時間を設けています。また、近々建物内でのミニコンサートを企画していますが、今後はバスツアーや豊洲市場めぐりなど、外へ出かける企画も検討したいと考えています。


また、私たちの企画ではないのですが、このエリアは区の施設で開催される高齢者向けイベントが多いんです。人気も高く、抽選参加になるものもあるほど。そういったイベントに参加される入居者さまも増えており、勝どき周辺に長くお住まいの方との交流も楽しんでいらっしゃるようです。



──最後に、グランドマストを運営する上での思いをお聞かせください。

入居者さまと接していると、「子どもの勧めで老人ホームに入ったけれど、退所してここへ来た」という方が少なからずいらっしゃいます。「まだ元気なのに早過ぎた」とおっしゃるんですね。


実際、今の高齢者は本当にお元気な方が多く、そういう方々にとっては自由で楽しい刺激のある生活のほうが、若々しさを保ちやすいのではないかと感じます。


私たちは、そんな方々により長く元気に暮らしていただけることを願って、グランドマストを運営しています。高齢者に配慮した住空間でケガなどをできるだけ防ぎ、掃除や料理の負担を減らして自分の時間をたっぷりもち、感性豊かに暮らしていただく……。


高齢で体調を崩しがちになってからの引っ越しは負担が大きいものです。「介護が必要になったから施設に入る」という従来の発想ではなく、「元気なうちに、より長く元気でいられる住み替えをする」という感覚で、グランドマストを選択肢の1つにしていただけたらうれしいですね。


(記事中のサービス内容や施設に関する情報は2019年12月時点の情報です)