都庁をはじめとする、西新宿のビル群が間近にありながらも、閑静な住宅地の中に佇む「アスデンシア西新宿」は、はれコーポレーションが運営する介護付き有料老人ホームです。

「やすらぎに満ちた上質な邸宅」がコンセプトの、ホテル品質の快適な住環境と、看護師・介護士が24時間常駐するという、安心・安全な暮らしを実現しています。

今回は、ご入居者の藤井さんご夫妻と、看護師の岩井良枝さんにお話を伺いました。

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スタッフの皆さんの親切さに感謝。安心な生活が送れています

――藤井さんは昨年2月に「アスデンシア西新宿」にご入居されたそうですが、そのきっかけについて教えてください。

藤井さん:これまでは月島のマンションに長く暮らしていました。私が脚の病気で歩行が困難になり、家でも車椅子の生活となったため、どこかの施設に入ろうと思いました。いくつか施設を見学したのですが、「アスデンシア西新宿」の環境と、ご対応いただいたスタッフさんの印象が良かったので入居を決めました。


――実際に暮らしてみて、「アスデンシア西新宿」での生活はいかがですか?

藤井さん:大変満足しています。看護師の岩井さんをはじめとするスタッフの皆さんが、とても親切で、ありがたく思っています。また、看護師さんが日々の健康管理をしてくれることや、提携病院の月2回の往診も安心感につながっています。

奥様:マンションに居た頃は、お風呂に入ることも一苦労でした。こちらでは、入浴介助をしていただけるので、とても助かっています。また、スタッフの皆さんが、常に笑顔でやってくれることも、心が和らぎます。


――こちらでは、どんな1日をすごされているのでしょうか。

藤井さん:毎日、体操に参加しています。また、こちらは外出が自由なので、気分転換に週に1回程度タクシーで外出しています。デパートで買い物をしたり、食事に行ったり、コンサートに行ったり。あとは、施設内で開かれるコンサートも楽しみにしています。部屋に籠っているときは、テレビを見たりパソコンに向かったりしています。

藤井さん:天気が良い時は、近所を散歩して季節感を感じています。毎回、「いってらっしゃい」と声をかけていただくのもうれしくて。先日もスタッフの方にお神輿を見に連れて行っていただきました。春には桜を見に連れて行ってもくれるんです。施設内でも、夏祭りなどの様々なイベントがありそれに参加したり、出張美容サロンがあったりと、日々楽しく暮らしています。


もっと1人ひとりにじっくり向き合った仕事がしたいと、転職を決意


――岩井さんが看護のお仕事を目指されたきっかけについて教えてください。

岩井さん:私はおじいちゃん子だったんです。おじいちゃんが入院したときにお世話をしていた看護師さんが「かっこいい」と思って、あこがれたのがきっかけです。その後、おじいちゃんは亡くなったのですが、自分に看護の資格があれば「何かしてあげられたのでは」と、心残りで。そうした想いから、進路を決める時に看護師の道に進みました。

――その後は、病院で勤務されていたのですよね?

岩井さん:はい。私が勤務していた病棟では、「亜急性期」と言って、命に関わる急性期を脱して病気や体の状態が安定するまでの期間の患者さんに向き合っていました。救急や大学病院などから移って来られて、私たちの病棟で数日から数週間過ごされた後に、自宅療養や施設、次の段階の病院に移られるといった具合です。


――転職をお考えになったのは、この病棟でのお仕事に理由があるのですか?

岩井さん:亜急性期の病棟での仕事は、患者さんと向き合うのは、入院されている間だけの短い時間でした。やっと気心が知れたときには、もう退院されてしまう。どこか不完全燃焼な気持ちがありました。「あの患者さん、どうされているんだろう?」と思っても、その後を知ることはできません。もっと患者さん1人ひとりと深くじっくりと向き合って看護ができるような仕事がしたいという想いが強くなり、転職を考えました。

――転職先に「アスデンシア西新宿」をお選びになった理由は何だったのでしょうか?

岩井さん:入院されている間の短い期間のお付き合いではなく、もっと長期に渡って看護をする仕事をと考えたときに、介護施設で働くという選択肢もあると思いました。そこで、いくつかの施設を見た中で「アスデンシア西新宿」を選びました。当時アスデンシアは、できたばかりで、まだ仕組みがしっかりと確立されていないというお話でした。それであれば、自分の経験が、より良い施設になっていくために役立てるのではないかと思ったのです。立ち上げから関われるという楽しみやわくわく感もありました。



この仕事にゴールはない。ご入居者の安心・安全が第一


――「アスデンシア西新宿」では、24時間看護だとうかがっています。その体制やお仕事内容について教えてください。

岩井さん:「アスデンシア西新宿」では、現在5名の看護師が在籍しており、日勤・夜勤をローテーションしています。仕事内容としては、まずは入居者様の日々の健康観察・健康管理です。口腔ケアや吸引、軟膏を塗ったり褥瘡(じょくそう)の処置をしたりも行います。月に2回、医師の往診があるのですが、その際に日々の状況をお伝えしたりしています。体調不良時には、私たちが判断し、医師と連携したり救急車を呼ぶこともあります。

――病棟でのお仕事と「アスデンシア西新宿」でのお仕事の違いは、どんなところでしょう

岩井さん:大きな違いは、「自分たちが主体となる」といった点でしょうか。病棟では、医師の指示のもとで看護を行っていましたが、「アスデンシア西新宿」では、日々の健康管理も含め、自分たちで考えて動くことが必要です。あとは「この仕事に明確なゴールはない」という点でも異なりますね。何より入居者様に“何も起こらず”日々安心して暮らしていただけることが、一番だと感じています。

――岩井さんが感じている「アスデンシア西新宿」の良い点について教えてください

岩井さん:病棟での仕事では、患者さんに対して、安全のために「あれをしてはいけない」と、抑制をすることが多くありました。「アスデンシア西新宿」は病院ではなく、生活の場ですので、極力入居者様の意思を尊重したり、それが叶うような姿勢をとっていると感じています。

また、安心・安全への配慮が行き届いていると感じています。看護師の24時間常駐以外にも、HitomeQという、入居者様を見守る仕組みも導入されています。各部屋に設置されたセンサーとカメラで行動を確認。起床・離床といった日常動作がデータとして得られるほか、例えば転倒が起きた際などには、スタッフのスマートフォンに通知が送られます。

もちろん、スタッフが好き勝手に映像を見られるわけではありませんし、何のデータをとるかは、入居者様と相談の上で決定されます。この仕組みがあることで、夜間の巡回なども必要最低限で行うので、プライバシーにも配慮されています。




――「アスデンシア西新宿」でお仕事をされて、うれしかったことについて教えてください

岩井さん:入居者様から「頼りにしているよ」とお声をかけていただいたことです。これまでも「ありがとう」の言葉を頂くことは何度もありましたが、「頼りにしている」は初めてでした。「アスデンシア西新宿」での仕事は、入居者様のために先回りして気づいたりしなければなりません。自分のできることは、なんでもしてあげたいと思ってやってきたことが、評価されたのだと思っています。


――岩井さんの今後の目標について教えてください。

岩井さん:いずれ認定看護師の資格を取りたいと思っています。認定看護師になると、できる仕事の範囲が変わり、入居者様によりよい看護が提供できると思います。また「アスデンシア西新宿」に、認定看護師がいるということが、施設の魅力の1つとして感じてもらえるのではないかと思っています。

ぜひ看護師がいる安心の暮らしを体感していただきたいですね。

(記事中のサービス内容や施設に関する情報は2023年9月時点の情報です)