UKEblog(No.035):阪神間モダニズム
11月1日より聖隷健康保険組合主催の第2回ウォーキングラリーが開催されています。これは「たくさん歩いて健康になりましょう(習慣化のきっかけ)」を目的に企画されているもので、1か月間に1日平均8,000歩以上歩くとポイントがもらえる!というインセンティブ企画です。ポイントがもらえるということで、第1回目に続きもちろん参加しています(笑)。この企画のいいところは、個人だけでなく、チームを作りそのチームが目標達成するとさらにポイントがもらえるということ。
11月に入り、前回達成した驕りなのか余裕なのか、はたまた仕事が忙しいを理由にしているのか、11月下旬を迎えてかなり「ヤバい」ことをやっと自覚して「今日から心を入れ替えて巻き返そう!」と、現在1日12,000歩目指して歩くようにしています。
先日、心勇んで闊歩しているところ、宝塚南口駅隣の旧宝塚ホテル跡地に建設中の建物の囲いが外されてエントランス部分が現れていたのですが、なんと旧宝塚ホテルのような外観の建物が再現されていました。旧宝塚ホテルは、1926年に阪神間モダニズムを代表する建築家古塚正治氏の設計により建てられた94年の歴史を誇る由緒あるホテルで有名です。(私は旧宝塚ホテルの実物を見たことはありませんが)また、旧宝塚ホテルの玄関前には大きなクスノキがあり、ホテルと共に多くのお客さんに親しまれてきたようです。なんと、そこにあった4本のシンボルツリーは敷地内に残して、そのうち玄関前にあった最も大きなクスノキ(樹齢およそ100年、樹高14m、幹周2.7m、葉張り17mの巨木)は約1年かけて移植し北西側へ7メートル移動したとのこと。これからも皆に愛されるクスノキであるといいですね。
阪神間モダニズムは、1900年代初頭に大阪市と神戸市の間を指す「阪神間」を中心とする地域で育まれた、近代的な芸術・文化・生活様式とその時代状況を指します。宝塚も阪神間モダニズムが根付いた町としてその雰囲気が感じられます。建造物に関しては西洋の文化に大きく影響を受けた建築が特徴的で、旧宝塚ホテルをはじめ現存するものは数少ないようですが、それでもその影響を受けた建物が多いように感じます。
阪神間モダニズムを感じながら1日12,000歩目指してラストスパートしたいと思います!