UKEblog(No.034):9×10=91
第50回衆議院議員総選挙が幕を閉じました。
裏金問題が大きく影響した結果でしたね。投票率は低迷を続けていて今回は歴代ワースト3位のようです。投票率の低さというのは政治不信という投票される側の問題もありますが、やはり「選挙に行く(行動する)」ことを放棄した投票する側の問題が大きいように思います。
今回の「選挙」に関しては7月に行われた東京都知事選挙に比べて盛り上がりに欠けていたように感じます。都知事選では前安芸高田市長の石丸候補者がSNSを駆使して良くも悪くも「選挙」を身近に、そして「選挙」の意味を多くの人に伝えていたことが盛り上がりの大きな要因だったと思います。
インターネット選挙運動が解禁されて10年以上経ちますが、最近では特にその有効性が高いように感じる一方で、「バズる」ことを目的としたような発信や、相も変わらず心無いコメントなどで炎上させたりと、発信する側も情報を得る側も、本来の目的を見失っているようにも思います。
とはいえ、SNSをはじめとしたインターネットによる各方面での様々なメリットは計り知れない存在であることも事実です。今一度ネットリテラシーを高めて人生を豊かにするためのツールにしていきたいものです。(スマホ依存の娘に声を大にして伝えたい、、笑)
そんなことを想う今日この頃の私が見た、最近SNSで心に響いた投稿をご紹介します。
「アインシュタインはある日、自分の授業で黒板に次のように書いた。「9×1=9 9×2=18・・・9×9=81 9×10=91」生徒は思わず笑った。アインシュタインが間違えたからだ。9×10の答えは91ではないからだ。9×10の答えは91ではなく90だから。生徒たちはアインシュタインをからかった。彼は生徒たちが静かになるのを少し待ってこう言った。「私は9つの答えを正しく解いたのに誰も私を祝福しなかった。でもたった一つ間違えたらみんな笑いはじめた。ある人が成功しても社会は小さな間違いを見つけ指摘する。今日学んで覚えてほしいことは、間違いはプロセスの一つなんだということ。しかし、決して間違いを犯さない唯一の人がいる。それは何もしない人だ。君たちにはそんな大人になってほしくないと思う。間違いを間違いだと思わず間違いを恐れず挑戦し続けてほしいと心から思う。」