表参道駅から徒歩5分、外苑前駅から徒歩7分。緑に包まれたタワーマンションの低層階にあり、都心の利便性と自然の心地よさを兼ね備えた住環境を誇る「ツクイ・ののあおやま」シニアレジデンス。自宅と同様、自由に生活できる「サービス付き高齢者向け住宅」ですが介護付き有料老人ホームと同じ基準を満たし、自立した方から要介護の方まで安心・快適に暮らせるシニアレジデンスです。

空間、サービスともに上質感にあふれ、ハイエンド層から熱い支持を受けている同レジデンスでの暮らしについて、施設長の細野雪枝さんにお話を伺いました。

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要介護になっても引越し不要。引き続き、青山で快適な暮らしを

──はじめに、細野さんが介護業界に入られた経緯を教えてください。

細野さん:私は以前、証券会社で働いていましたが、母が病気で倒れたのをきっかけに介護職の重要性を実感し、資格を取って訪問介護の仕事に就きました。けれど、いざ現場に出ると「今まで十分なケアを受けてこられなかったのでは」と感じる方々に直面し、介護の課題にも目が向くようになりました。課題解決に向けての取り組みをするために、いずれは運営側の仕事がしたいと思い、9年ほど前に株式会社ツクイに転職しました。入社後はステップアップ資格を取って徐々にマネジメントの仕事に携わり、今年の4月からは当レジデンスの施設長を務めています。



──細野さんが施設長を務めていらっしゃる「ツクイ・ののあおやま」の特徴を教えてください。

細野さん:当レジデンスの特徴は、「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」であると同時に、厚生労働省が定める「特定施設入居者生活介護」の指定を受けており、介護付き有料老人ホームと同じように有資格者による包括的な介護サービスをご提供していることです。運営会社の株式会社ツクイは介護事業に40年の実績を持っていますから、介護付き有料老人ホームと同等の手厚いケア体制を整えており、介護度の重い方も安心してお暮らしいただけます。

一方で、ここはサ高住ですから集団生活の制約はありません。「元気なうちに入居して、いざというときの安心を得ながらこれまで通りの自由な暮らしを楽しみ、介護が必要になった場合は介護サービスの利用をプラスする」ということも可能です。お体に変化があっても住み替えをしなくてすむ安心感は、入居者様にとって大きなメリットだと思います。



──青山通りのすぐそばで、表参道や赤坂にも近い恵まれた立地も魅力的ですね 。

細野さん:当レジデンスがある「ののあおやま」は官民一体でつくられた街区の名称で、隣には緑豊かな森が広がる都会のオアシスのようなスポットです。当レジデンスは一般の住宅が入ったタワーマンションの低層階にありますが、住宅の入居者様とはアプローチやエントランスが分かれており、プライベート感の高い造りです。都心の好立地ながら、心地よく穏やかな日常を過ごせる住環境も、当レジデンスの魅力の1つになっています。


現役時代を超えるような、人生最高のときを過ごしていただきたい


──こちらのレジデンスは高級ホテルを思わせる居心地やサービスも印象的です。どのようなこだわりを持って運営なさっているのでしょうか?

細野さん:私は施設長に就任した際、「誇り高い人生を取り戻し、人生最高のときを過ごす」という運営ビジョンをスタッフ全員と共有しました。

当レジデンスは、もともと青山界隈にお住まいで、現役時代は会社経営や医師、弁護士といったお仕事で活躍されていた入居者様が多くいらっしゃいます。ただ、ご自分の仕事に誇りをもって人生を過ごしてきた方も、体が思うように動かなくなるとお気持ちが沈んでしまいがちなのです。当レジデンスでは現役時代の元気なお気持ちを取り戻し、「今が一番」と思える豊かな時間をお過ごしいただきたい──。そんな思いをビジョンに込め、運営しています。




──ビジョン実現のためにどのような工夫をなさっていますか?

細野さん:要介護の方には医療機関との連携を含め丁寧にケアをおこない 、ADL(日常の生活動作)を高める機能訓練に力を入れています。ですが、そのような充実した介護サービスはツクイ運営であれば当たり前のことです。当レジデンスではさらに一段レベルを上げて介護以外のクオリティにもこだわり、豊かな人生を過ごしてきた方にご満足いただける本物志向の空間・サービスを目指しています。


──確かに、内装も家具などのインテリアも高級感にあふれていますね。

細野さん:内装はフロアごとにテイストを変え、カーペット敷の内廊下など、ホテルライクな空間づくりを徹底しました。また、共用部のアートや家具も厳選し、「カッシーナ」「アルフレックス」など上質な輸入家具を入れています。個室もゆとりある造りですから、お住まいとしてご満足いただけると思います。


──館内にはアロマの香りも漂い、贅沢な気分になります。

細野さん:館内の香りは高級ホテルなどで使われている「@aroma」のアロマオイルで、季節に合わせて定期的に変えています。お部屋に持ち帰って自由に楽しんでいただけるアロマコーナーも設けており、入居者様にご好評です。館内のカフェでは青山だけに直営店があるイギリス・リバプールの紅茶ブランド「ブリューティーカンパニー」のお茶をご用意しました。どこで何をなさっても心地よくお過ごしいただけるよう、使用するアイテム全てにこだわっています。




──スタッフの皆様の雰囲気も、ホテルマンのようです。

細野さん:ありがとうございます。コンシェルジュをはじめ、接客を行うスタッフは元CA、元ホテルマンといったメンバーが揃っています。当レジデンスはご自宅にお手伝いさんがいらした、何年もホテル暮らしをなさっていた、という入居者様が少なくありません。その分、求められるサービスレベルも高いと捉え、接遇の高みを目指してスタッフ教育を行っています。


サービスに磨きをかけ、青山エリアの楽しい交流もふんだんに


──施設長として、今後、こちらのレジデンスをどのような空間にしていきたいとお考えでしょうか?

細野さん:先ほど申し上げた「誇り高い人生を取り戻し、人生最高のときを過ごす」というビジョンを、高いレベルで実現できる空間でありたいです。また、ここで働くスタッフ自身も「人生最高のとき」を送っていけるよう、当レジデンスの一員であることに誇りや充実感を持てる場にしたいと考えています。



──今後、取り組んでいきたいことについてお聞かせください。

細野さん:ビジョン実現に向け、これまで以上にスタッフの研修を充実させて、サービスに磨きをかけたいですね。所作などのマナーはもちろん、入居者様の趣味やかつてのお仕事に関する知識も身につけ、お一人おひとりの人生に寄り添うようなサービスを目指します。

次に、コロナ禍でずっとできなかったイベントを積極的に実施したいです。お出かけイベントのほか、同じタワーマンション内にある保育園の園児さんや近隣の事業者さんとのイベントも企画して、青山エリアの方々との交流をたくさん楽しんでいただきたいと思っています。



──最後に、このレポートを読んでくださっている読者へのメッセージをお願いします。

細野さん:当レジデンスが心を込めてご用意している空間やサービスの魅力は、お越しいただくと、きっと実感できると思います。コロナ禍中は見送っていましたが、今後はお食事の試食も実施してまいります。青山を散策がてら、ぜひ、お気軽に足をお運びください。スタッフ一同、お待ちしております。


(記事中のサービス内容や施設に関する情報は2023年4月時点の情報です)