新しい生活様式における「安心のある暮らし」を ~清水館長ご挨拶~②
今回のブログは前回からの続きでエレガリオ神戸 清水学館長からのご挨拶です。
気ぜわしい毎日を送り、自分自身の「時間」が見出せない折にふと書店に立ち寄ると児童文学で有名なミヒャエル・エンデの「モモ」が目にとまりました。この本は小学生の夏休みの課題図書になるような本で、目にされた方も多いのではないでしょうか。社会人として数十年が過ぎた人間が読むには恥ずかしさも感じましたが、懐かしく思い読んでみました。
この物語は「モモ」という一人の少女が主人公で、この少女に話を聞いてもらうととても豊かな気持ちになり有意義な「時間」を過ごすことが出来ます。そこへ「時間泥棒」の男たちが現れ、“効率”や“忙しさ”を求めることで「時間」を奪っていく「時間」とは何かを問う作品です。読み終えると、時間泥棒たちが時間を奪い、人としての豊かさを失っていく状況が当時の自分が置かれている状況に似ているところもあり、小学生当時の解釈と違った、「時間」のとらえ方や解釈を改めて考えさせられた本でありました。
読書の秋といわれるように、過ごしやすい気候の中、これからは外出が困難となる緊急事態宣言が発出されたような場合においても、様々な本を手に取ってゆったりと本を読みながら「おうち時間」を過ごすことも良いのではないでしょうか。また、当館の2階サロンには数多くの蔵書があり、1日ゆったりと「おうち時間」を過ごすことのできる空間があります。現在、介護付き有料老人ホームをご検討されている皆様におかれましては、共用空間でありながら、我が家として寛ぐことのできるサロンでゆったりとした時を過ごし、新しい生活様式に順応した当館で「安心ある暮らし」を選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
※7月末日を持ちまして希望者におけるご入居者、職員は、ワクチン接種済み(2回目)であることをお知らせいたします。
エレガリオ神戸は神戸市中央区海岸通に立地。近隣には元町商店街、ハーバーランドがあり、お散歩気分で気軽にショッピングやお食事に出かけられアクティブな生活が楽しめる介護付き有料老人ホームです。
是非、ご見学だけでもお越しくださいませ♪