居室のトイレが安心使用になっています
厚生労働省による2019年国民生活基礎調査(以下、出典元記載)によると
介護が必要になった主な原因の12.5%(第4位)が「骨折・転倒」となっています。
高齢になればなるほど、あらゆる場所で転倒リスクが高まるのは避けて通れませんが、
介護状態になってしまうリスクを
どれだけ少なくできるかの環境づくりが必要になってきます。
そんな中、本日は一般居室(5Fから24F)のトイレを紹介したいと思います。
まず、トイレ横には手すりが常設されているので
立ち座りに不安がある方にも安心の仕様になっています。
タンクレストイレなのでトイレ内を広く使えるようにスペースを確保しているので、
身体の向きを変えたりもしやすくなっています。
出入口の開口の幅が広く、車いすや歩行器でも入りやすくなっているほか、
扉は両側に開く折戸になっていて、内にも外にも開きます。
万が一、お手洗い内で倒れて起き上がれなくなっても、
扉が邪魔をして助けに入るスタッフが入室できないなんて事も防げる仕様になっています。
また、トイレ内には緊急通報コールが設置されていて
スタッフや看護師を呼べるので万が一何かあっても早期に対応が可能です。
(※緊急通報コールは居室内のお風呂やリビング、寝室にも設置されています!)
普段「トイレ」といっても改めて使い勝手を考えないかもしれませんが、
いろんな部分にちょっとした安心が溢れている、そんなトイレの仕様を紹介しました。
出典:「2019年国民生活基礎調査」(厚生労働省HP)
統計表「現在の要介護度別にみた介護が必要となった主な原因の構成割合」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/06.pdf