職員と利用者様が名前で呼び合う距離感~たいよう古賀館~
今回は系列施設のたいよう古賀館での取り組みを紹介します!
古賀館では
「利用者様と職員が名前で呼びあう距離感」
を作る施設文化があります!
【利用者様が名前を覚えてくれた!】
介護のお仕事では、
職員が利用者様の名前を覚えるのは当たり前です。
じゃあ、その逆はどうでしょうか?
「ねえ、ちょっと寒いんだけど」
利用者様から言われたら毛布を持っていく。
古賀館ではそうじゃありません。
「愛ちゃん、ちょっと寒いから毛布持ってきてくれない?」
利用者様は私の名前を呼んで声をかけてくれます。
「利用者さんとの距離感を大事にしたい」
職員全員がそう思い、毎日のコミュニケーションを
積極的に取っているからです!
【じゃあどうすれば覚えてもらえる?】
古賀館ではコミュニケーションをひと工夫します。
利用者様同士では
なかなか会話が弾まないこともあります。
そんな時、職員から声をかけて
自分の話題を振ってみたり、体調を気にかける。
最初は、そっけない態度の利用者様も
継続して声をかけ続けることで反応が変わってきます。
そんなの当たり前だよねって思われるかもしれません。
それでも、「〇〇さん中々心を開いてくれないな…」と
職員があきらめると利用者さんにも伝わってしまいます。
まずは名前を覚えてもらうために、
コミュニケーションを継続してとり続けます。
この、小さな積み重ねが利用者さんとの
信頼関係につながります!
「名前で呼び合う距離感」をつくることで、
利用者様から、
“これをしてほしい“ “あれをしたい”
という要望を伝えてくれます。
職員も明確に何をすればいいかわかることで、
利用者さんが安心して過ごせる環境を自然に作ることができます。
【後日談】
先日、職員からこんな話を聞きました。
山中さん
「この前連休取ったら、今日〇〇さんが
『先週、山中くんおらんかったね。お休みだったの?』
って声かけてくれましたよ!」
富田さん
「施設長聞いてください!
〇〇さんから 富ちゃんだったら安心して話せるって言われたんです!」
4月にオープンしてから大事にしてきたことが
古賀館の日常になっています!
みんなが「古賀館に来てよかった」
そう思ってもらえるようにこれからも小さな積み重ねを
頑張っていきます!