【館内美術ギャラリーのご紹介】宮澤あみ ライフセーバー写真展
2024年8月12日より、宮澤あみさん写真展「ライフセーバーとつながる手と展 ~世代を越え、紡いでいく 海と人を愛するその先に~」が開催されました。
ライフセーバーと聞くと、海やプールなどの水辺を見守り、いざというときに救助に当たる。そのような姿を思い浮かべる方も多いかと思いますが、彼らの活動はそれだけにとどまりません。
海辺のごみを拾う環境美化活動、学校などを訪問して海での遊び方・危険を教える教育活動。またビーチ・フラッグスなどのスポーツ競技者としての側面も持っています。
鵠沼海岸は集客日本一を誇る片瀬西浜もあり、今後この「海街」をいかにして守っていくか、町内会や商店街を挙げての活動も進んでいます。その一環として、ライフセーバー・映像作家としてご活躍中の宮澤さんに写真展開催をお願いしました。快諾いただくと同時にホームご入居者との交流会(後述)も提案いただき、盛りだくさんな内容となりました。
ショーケース内展示では、実務やトレーニングから離れたライフセーバーたちの「素顔」を捉えた写真を主に展示しました。緊張感ある活動を続ける彼らだからこそ見せる優しい笑顔。そのぬくもりまでもが伝わってきます。また宮澤さんが仲間のライフセーバーから募った写真の数々も同時に展示させていただきました。
廊下展示では、交流会の様子を収めた写真を展示しました。
本写真展をお願いした際、宮澤さんから「入居者との交流会を開きたい」とお申し出いただきました。そして7月30日に、これからのライフセービングを担うユース(高校生まで)の方々に訪問いただいての交流会が実現。水難救助訓練人形(マネキン)を用いた泳ぎの実演をご入居者向けに行うなどして交流を深めました。
高齢者を含めた海街を守っていくためには、若いライフセーバーの力が必要です。逆にホームとしても、彼らの訓練のために館内プールを開放するなどの支援をする。今後もそのような協働をすることで未来につなげていければと考えています。
下記URLは宮澤さんのインスタグラムアカウントです。ぜひアクセスしてみてください。
https://www.instagram.com/ami.creator/
会期は2024年10月14日(月)までとなります。