福祉用具の紹介:車椅子 その2【スマイルT麻生】
今回も、車椅子の使用方法などについてお伝えいたします。
ちょっとしたコツで安全に便利に使っていただける、知っていて損はない情報ですので、ぜひ最後まで一読ください。
まずは基本中の基本、開き方・閉じ方です。
開閉のポイントです。(金属部分に手を挟んでしまうとケガをします)
開くときには、ハの字の手!(写真)
閉じるときには、真ん中の折れる部分を前後に持つ!です。
続いて、電車のホームや坂道で車椅子やベビーカーなどを止める時の注意点です。
坂に対して横向きに、必ずブレーキをかけて止めます。(ちょっとした油断で坂を滑ってしまうことがあります)
坂道を降りる場合、車椅子は後ろ向きで操作します。
ほんの少しの坂でも安全確保のためには後ろ向き走行をしましょう。
次は便利機能の紹介です。
車椅子の後ろタイヤそばに、金属の棒が出ています。「ティッピングバー」といいます。
これは、車椅子の前輪を持ち上げて段に乗り上げる時や、溝を超える時にとても便利です。 (手だけで前輪を持ち上げるのは至難の業です)
この「ティッピングバー」を足で踏み込むと前輪が浮きます。それにより、安全に段差などの障害物を乗り越えることができます。
最後に、介護の勉強では習いませんが、自宅の畳や床を傷つけないように畳む方法です。
開閉のポイントで座面真ん中を前後に持つと書きましたが、片輪を持ち上げて畳むと車輪で床が傷つくことを防止できます。
参考になりましたでしょうか?
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