お正月とおせち
元旦に新年祝賀会を開催いたしました。
新年祝賀会に先立ち、ご入居者のみなさまにおめかしをしていただき、正月飾りの前で記念撮影をいたしました。
昼食で、社長の葛城から新年のご挨拶をさせていただき、新春を祝ってみなさまと乾杯をいたしました。この日の昼食は、ウェルケア伊豆高原謹製「おせち」でした。
伊豆では、雲に隠れて初日の出が見られませんでしたが、風は穏やかで、日中は青空も見られる落ち着いた元日でした。
今年の「ウェルケア伊豆高原謹製おせち」をご紹介させていただきます。
~新春祝膳 お献立~
一、小鉢
道明寺饅頭
鶏挽き肉・椎茸・玉葱・銀あん・木の芽
一、祝肴
紅白蒲鉾・数の子醤油漬け粉節和え・鰈西京漬け
伊達巻・紅鮭昆布巻き・栗金団・黒豆煮
紅白柿生酢天いくら・梅小枝
一、お凌ぎ
握り寿司
(縞鯵・鮪・穴子)
一、温物
米茄子宝船
日の出人参・鶴里芋・葛の花
松葉銀杏・車海老・和蘭芹
一、雑煮
大根・京人参・椎茸・鶏正肉・芹・柚子
紅白やわらか餅
お献立うち、「祝肴」はご家庭でも親しみのある定番のお品です。ウェルケア伊豆高原でも、毎年、お出ししています。かつては、身欠きにしんの昆布巻きだったと思いますが、近ごろは、スーパーで身欠きにしんを見かけなくなったと思います。鮭はよく見かけますし、食感も柔らかくいただけます。
「雑煮」も、毎年、同じような具でお出ししています。関東風の御出汁で、お餅は搗いたお餅ではなく、上新粉から作ったやわらかいお餅です。
また、「お凌ぎ」として、握り寿司をお出ししています。ネタは毎年少しずつ違います。今年は、生もの2つに、煮穴子でした。例年、生ものが召し上がれない方には野菜寿司をお出ししていますが、今年は、そんな方々にも、煮穴子の握りを召し上がっていただきました。
さて、「小鉢」と「温物」は、ウェルケア伊豆高原の料理長が毎年頭をひねるお献立です。
まず、「小鉢」は、道明寺饅頭でした。タネは椎茸の香りのする鶏挽き肉。生地は、桜餅でおなじみで、名前のとおり、道明寺粉を用いたツルっともちっとした生地でした。お味は見た目と同じように優しい塩味でした。
次に、「温物」は、米茄子宝船でした。米茄子を船の枠に見立て、積み込まれる金銀財宝には野菜や車海老を用いて、おめでたい正月料理を飾っていました。