【新年祝賀会とおせち】
【新年祝賀会とおせち】
元日、ご入居者の方々に晴れの装いをしていただき、また、女性の方々には職員がお化粧をお手伝いして、記念写真を撮りました。この日ばかりは、午前中の体操は取りやめでした。暮れから年越し寒波で風が冷たくて、とても寒い年明けでした。伊東でも霜の降りた場所がありましたが、日中は、お正月らしく穏やかで、屋内では、陽射しで暖かく過ごせました。
テーブルには、松や赤い実の千両を活けた竹の花器を飾りました。和やかなお正月の雰囲気の中、昼食に合わせて、新年祝賀会を開催いたしました。施設長の葛城から、ウェルケア伊豆高原でもお家のように過ごしていただけるように今年も精進していく、といった祝辞を述べさせていただき、乾杯をいたしました。
それでは、ウェルケア伊豆高原の自慢のおせちをご紹介いたします。このおせちは、お食事の量としてはたっぷりで、「こんなにたくさんいただけない」「せっかくだからお腹いっぱい全部いただこう」などと、ご入居者の方々も様々なことをおっしゃいます。そんなお話を聞くと、皆さま楽しみにしてらっしゃるようだと、職員は思っています。
さて、そんな「新春祝膳」の献立を並べてまいります。まずは、ご家庭のおせちでもおなじみの紅白のかまぼこやコンブ巻きなどに、合鴨の辛子煮を添えました。お雑煮は、やわらか紅白餅に、芹たっぷりで、香り豊かでした。また、マクロ、シマアジに、香り玉ねぎをのせたサーモンの握りずしは、一貫ずつそれぞれ楽しめる一品でした。
そして、毎年毎年変わる、目でも舌でも楽しめる二品の一つ目は、エビチリでした。車エビを使って仕上げた一品は、その大きさに目を張り、いただくと優しい辛味でした。二つ目は、蟹新丈で、松に倣った銀杏や梅が添えられ、ふっくらとした蟹新丈はなめらかで心地より磯の香りがしました。
この日の夕食では、「お腹いっぱいだからあんまり食べられなかった」と職員の耳元でこっそりおっしゃる方もいらっしゃいました。