移動スーパーでお買い物

毎週の楽しみとして訪問スーパー「とくし丸」さんにお越しいただき、玄関前で出張スーパーを開催しています。色鮮やかな野菜や果物、お惣菜、日用品まで軽トラックいっぱいに並び、入居者の皆さまは「今日は何があるかな？」とワクワクした表情で集まってこられます。

今回はさらに、地域で人気のパン屋「エッセン」さんの軽トラックも同時にお呼びし、焼き立てパンの出張販売を行いました。食パンやデニッシュ、あんぱん、カレーパンなど香ばしい香りに誘われ、皆さまの足どりも軽くなります。実際に手に取り、じっくり選ぶ楽しさは格別で、「このパン、孫にも買っていこうかしら」と笑顔がこぼれます。

買い物の時間は、単なるイベントではなく、私たちが大切にしている“自立支援”の一つでもあります。商品を見比べ、必要なものを考え、選んで購入する――この一連の行動は、判断力や主体性を保つ大切な生活習慣です。長年続けてきた「買い物という日課」を施設に入っても無理なく続けられることは、自尊心や生活のリズムを維持するうえで大きな意味があります。

とくし丸やエッセンのスタッフとの会話も良い刺激となり、自然な交流の場としても好評です。

これからもソナーレ目白御留山では、暮らしの中に“自分で選ぶ楽しさ”を感じていただける機会を大切にし、皆さまらしい日常を支えてまいります。