敬老の日特別御膳 ～心を込めた手づくりのひと工夫～

ソナーレ目白御留山では、敬老の日に感謝の気持ちをこめた特別御膳をご提供いたしました。

今年の主役は、瑞々しく艶やかな「お刺身」と、香ばしく焼き上げた「和牛ステーキ」。

紅白のように並ぶ二つのご馳走は、長い人生を歩んでこられた皆さまを労うにふさわしい、華やかで凛とした一膳です。

お箸を置く前から「すごいね」「今日は特別だね」と歓声が上がり、食堂全体にやわらかな笑顔が広がりました。

そしてもう一つ、皆さまの目を惹いたのが“箸袋”です。実はこの箸袋、当ホーム長の峰村が一つひとつ手作業で折り上げた、扇形の美しい飾り折り。

柔らかな和紙を丁寧に折り重ね、ふわりと開いた扇が膳の上に品よく花開きました。

「食べる前からうれしくなった」「こんな心遣いがあるのね」と、お客様同士で自然と会話が生まれ、祝日の空気がさらに彩られました。

特別なお料理に、手づくりの温度をひとさじ。

大切にしているのは、ただ“食事を提供すること”ではなく、“心のこもった時間”をお届けすること。

これからも皆さまの人生に寄り添うひとときを、丁寧に重ねてまいります。