ハウス長インタビュー(2)「ゆいま~る高島平のサポートと食事について」
(前回からのつづき)
【サポートと食事について】
──具体的なサポートの内容を教えてください。
久保田 毎日、ご無事を確認する「安否確認」と、暮らしのあれこれの相談に乗る「生活相談」があります。「生活相談」ではスマホ操作のサポート、粗大ごみ出しサポートなど、同居家族に頼むようなちょっとしたことにも対応します。
また、急に具合が悪くなったときの「緊急対応」も行っています。ハウススタッフが365日日中フロントにいて、緊急時には救急車を呼び、日ごろのご様子を病院スタッフにも共有し、病院でご様子を確認して、ご家族や保証人にご連絡します。夜間の場合は、提携先のセコム株式会社に通報が入り、セコムのスタッフが駆けつけて、そこからハウススタッフにも連絡が入ります。
──オプションの有料サービス「ほっとサポート」も、居住者の皆さんによく利用されていますね。
久保田 一番喜ばれているのは、病院への付き添いですね。車椅子の方には車椅子を押して、地域の病院まで付き添うこともあります。薬を、ご本人の代わりに受け取りにいくのも好評です。
買い物代行も、幅広く行っています。お弁当の購入、リモコンの電池購入、通販の購入代行やフロントでの受け取り、などなど。
ハウスから徒歩10分以内の距離で買えるものなら代行しています。便利な立地なので、ハウス業務の合間に対応できます。
──食事について、「ゆいま~る高島平」ではどうなっていますか?
久保田 「ゆいま~る高島平」に食堂はありません。皆さん、3食自炊をされるか、近所で外食を利用されています。
宅配弁当などのサービスも充実している地域なので、複数から選ぶことができます。フロントに資料を置いてご紹介しているので、ご相談ください。
「ゆいま~る高島平」では「食の楽しみ」の機会を大切にしていて、居住者がフロントに集まるランチ会や、希望者が購入する食のお取り寄せ企画などを実施しています。
発案は居住者の方からのことが多く、フロントは、食の楽しみを「つなぐ」「届ける」という気持ちでサポートしています。
またフロントで、食品の販売も行っています。これまで、アイスクリーム、レトルトの高級カレー、珍しいクリームはちみつ、パックの赤飯、緑茶などを扱ってきました。これらはすべて、居住者からのアイデアで実現したものです。
(つづく)