エンディングノート書き方セミナー
2月27日(土)、サンタハウス弘前公園にて「エンディングノート書き方セミナー」を開催しました。講師はサンタハウス弘前公園の阿保施設長(一般社団法人終活協議会 終活ガイド上級)です。
エンディングノートとは自分のことや資産のこと、解約しなければならないサービスのことや希望の葬儀方法や供養方法、家族へのメッセージなど自分で書き込んでいくアイテムです。書いておくことで、残された家族は様々な決め事や手続きを進めやすくなります。
阿保施設長は、昨年ご家族が亡くなった時の、自身の経験談を織り交ぜて話しておりました。「元気だったころは亡くなったらこうしてほしいと言っていたけど、記録として残っているものはなかった。病気や死は突然訪れるもので、その時では本人も家族も心構えや備えができていないまま、対応を求められた。」この話を聞いた参加者のみなさんは、自分自身のご家族が残された時のことを考えてか、共感しうなずく様子が見られました。
今回のセミナーは、応募定員をはるかに上回る参加申込があり、感染対策を徹底した上で、ギリギリまで受け入れました。参加者は19名で、サンタハウス弘前公園の入居者、また併設デイサービス利用者はそのうち8名。入居者と地元住民が一緒に終活など生涯学習を通じて交流できるのが、サンタハウス弘前公園の特色のひとつです。
特に、今回の「終活」はみなさんの興味関心が高いテーマだったようです。施設長自身が終活ガイドであるため、入居者は普段から終活のことを気軽に相談できるようにもなっています。
4月には、終末期について家族や医師と話し合いを重ねる過程「ACP
(アドバンス・ケア・プランニング)=人生会議」について学び、カードゲームで話し合いを模擬体験するワークショップも開催予定です。また、エンディングノートセミナーは今後も定期的に開催する方向で検討しているところです。
サンタハウス弘前公園は、住み替える過程でお家、荷物の整理が始まり、また生活しながら、時々終活についての講座も受けられ、日常的に相談もできる、いわば「終活住宅」といえるかもしれません。
- 住所
- 青森県弘前市大字元大工町26番地1
- 入居
- 7.73万円~12.5万円
- 月額
- 10.5万円~23.33万円
無料
0037-630-31481 携帯電話からも可。光電話・IP電話は不可