”寿命” と ”健康寿命” について
こんにちは!グランドマスト京都嵯峨野の担当をしている、積和グランドマストの藤田です。
突然ですが皆様は、”寿命”についての情報は多くても、”健康寿命”についての情報が少ない事に、違和感を感じたことはありませんでしょうか?
そこで今回は、その違和感を解決すべく、寿命と健康寿命についてお伝え致します。
まずは、”寿命”と”健康寿命”の違いについて見て行きます。
定義としては、
健康寿命 ≒ 介護を必要としないで生活出来る寿命
寿命 ≒ 人生の期間。
日本の平均寿命が伸びている、というお話は皆様もご存じかと思います。
では、健康寿命はどうでしょうか?
実は。。。伸びています!
しかしながら、この寿命と平均寿命の差は男性で約9年間、女性で約12年間あるという事が分かっております。
つまり、平均的な人生においては、約10年間はどうしても介護が必要な期間が出てきてしまうとも言い換える事が出来ます。
では、この介護が必要な約10年間を短くするにはどうするのか?
様々な文献を調べてみました。
そうすると
①食べる
②動く
③つながる
の3要素が大事という事が分かってきました。
①の”食べる”という事は、筋肉を落とさないようにしっかりと”タンパク質”を取るという事や、(特にシニア期の男性は、野菜が不足したり、単調な食事になりやすい)楽しく、食事をとる事です。
②の”動く”という事は、散歩するのでも、家事をするのでも何でも良いので、とにかく動くといいです。65才以上のシニアの方の平均歩数は、一日あたり男性で約5,600歩、女性で約4,700歩との事。
国の目標は男性が7,000歩、女性が6,000歩ですから、約1,300歩足りていません。
高断熱の家に住み替えるだけで約1,400歩増加するというデータもありますから、なるべく高断熱な家に住み、”動く”生活を維持していきたいものです。
③の”つながる”という事は、誰かとつながる事が大事との事です。
独りで何かをする・・・よりも、皆様と一緒に何かをした方が楽しいですよね!!
欧米の研究によると、人とつながり、幸福度が高い人は認知症を予防出来るという論文もあったりします。
グランドマストでは、この①食べる ②動く ③つながる を大事にして、健康寿命を延ばす試みを日々行っております。