介護居室 ~口腔ケアサービス~
松戸ニッセイエデンの園では、介護居室のご入居者の健康維持の為、さまざまなサービスをご提供しております。
今回は、口腔ケアサービスのご紹介をいたします。
口腔ケアとは、口の中の状態を綺麗に保つことで、歯周病や虫歯をはじめとする様々な口に関わるトラブルを予防し、全身の健康状態の維持と向上を目指すケアのことを指します。
歯周病菌は脳梗塞や動脈硬化、心筋梗塞、誤嚥性肺炎などの病気にかかるリスクを生じさせるため、口の健康は全身の健康に影響しています。
しかし、高齢になると、口腔内を清潔に保つ自浄作用を持つ唾液の分泌量が減少し、また、歯磨きやうがいなどの口腔ケアを自分でできなくなる場合があり、自力では清潔に保つのが難しくなる場合があります。
そのため、自力で清潔に保つのが難しい高齢者の方には口腔ケアが必要になってきます。
そこで当園では、協力歯科医院と連携して口腔ケアサービスを提供しております。
介護居室サービス課の職員が、協力歯科医院の歯科医師および歯科衛生士から指導を受け、介護居室ご入居者に日常の口腔ケア(毎食後の歯磨き)を行っております。
更に、希望される方には、歯科衛生士による口腔ケアを、週2回程度提供しております。
他にも、看取り期は食事が摂れなくなり唾液が出なくなってしまうため、苦痛を和らげるために保湿をするなど、看取り期の口腔ケアにも力を入れております。
松戸ニッセイエデンの園のご入居者は、90歳を超えてもご自分の歯が残っている方が多いです。
ご入居者がいつまでも若々しく見えるのは、歯が揃っているからかもしれません!
介護居室サービス課では、ご入居者の皆さまができるだけ長くご自分の歯で食事を楽しんでいただけるよう、これからも口腔ケアに力を入れていきたいと考えております。
※写真は、許可を得て掲載しております。
記事提供:松戸ニッセイエデンの園 介護居室サービス課