鏡開き

鏡開きは、年神様が家に滞在する「松の内」が明けてお見送りをした後、年神様にお供えしていた鏡餅を下ろして食べる行事です。
当園では、1月14日にお汁粉のお振舞いをしました。

お餅は喉に詰まらないよう、小さくしたものをご用意しました。
食堂でスタッフがお餅を焼き、こんがりきつね色に焼き上がったお餅から、芳ばしい香りが立ちのぼっていました。

嚥下機能の弱られた方には、飲み込みやすくスプーンで簡単に切ることができる「ソフト餅」をご提供しました。

二年ぶりの鏡開きでもあったためか、たくさんのご入居者の皆さまが食べにいらしてくださいました。
（座席は、密を避けるため間隔を空け、向かい合わないようにしました。）
最近のコロナウイルスの感染急拡大で外出を控えている方も多くいらっしゃるので、「おかわりはないのかしら」との嬉しいお声もあったりと、皆さまにはとても喜んでいただけたようです。

お汁粉の鏡餅には年神様の“魂”が宿り、小豆の赤い色は“魔除け”になると言われています。
ご入居者の皆さまが、今年も無病息災でお過ごしいただけますように…。

※写真は、ご本人の許可を得て掲載しております。