『いきいき介護フェスタ』が開催されました!<パートⅠ>
「いきいき介護フェスタ」とは、脚力などの移動機能の測定や、介護に関する各課のパネル展示などを通して、介護についての知識と意識を高め、介護予防につなげようというイベントです。
実施プログラムは、
①エデン式ロコモ測定
②ご長寿・各課パネル展示
③ラビット歯科無料検診
④免疫力アップメニュー(昼食)
です。
①「エデン式ロコモ測定」は、別館の大ホールで実施しました。
感染症予防のため完全予約制としましたが、昨年度を超える多くの方がご参加されました。
ロコモとは、2007年に日本整形外科学会によって提唱された概念で、ロコモティブシンドロームの略称で、運動器症候群ともいいます。
加齢による筋力低下や関節や脊椎などの病気等によって、運動器が衰え、日常生活の中で「立つ・歩く」などの移動機能が低下した状態を指します。
いつまでも自分の足で歩き続けるために、自身のロコモ度を把握し、健康寿命を延ばしていくことが大切です。
各測定は、怪我や転倒などの防止のため、職員が介助者として横に付き添いながら実施しました。
「立ち上がりテスト」では、高い台から順に(40㎝・30㎝・20㎝・10㎝)、座った状態から立ち上がれるかをみて、下肢筋力を測ります。
「2ステップテスト」では、できる限り大股で、バランスを崩さないよう2歩歩き、歩幅を測ります。
歩幅や下肢の筋力、バランス能力など、総合的な歩行能力を評価できます。
他にも、10mをなるべく早く歩いて時間を測る「10m歩行」などの、当園独自のロコモ測定も取り入れました。
測定結果は用紙に記入し、年齢ごとの平均値が書かれた用紙とともに、参加された方にお返ししました。
測定終了後、ご希望の方には、「栄養相談」「運動相談」「もの忘れ相談」を各ブースにて承りました。
今後も、定期的にロコモ度を測定する機会を、ご入居者の皆さまにご提供してまいります。
ご自身の運動器の状態を把握することで介護予防につなげ、健康寿命を延ばしていきましょう!
次回、<パートⅡ>にて、②ご長寿・各課パネル展示、③ラビット歯科無料検診、④免疫力アップメニュー(昼食)をご紹介します!