「目方」を測ること

梅雨明けを待たずして、グッドタイム リビング 芝浦アイランドではクマゼミが大きな鳴き声を響かせています。

暑さひとしお厳しくなったこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
　　　　　　

ゲストハウスでは、体調管理の一つとして、ゲスト皆さまの体重測定を行っています。

お一人おひとりのお身体の状態により、毎日測る方や週に1度測る方もいらっしゃいますが、ほとんどの方は月に一度、測定させていただいています。

食事量や活動のご様子など、日々の体調に気を付けてはいますが、体重に大きなお変わりがないと一安心いたします。


使用する体重計（写真）は、車いすごと乗って測ることのできる大きなものなので、

「あら、これで測れちゃうの？（車いすから）降りなくていいの？便利ね」と驚くゲストもいらっしゃいます。

先日の測定日に、あるスタッフがゲストに「○○様、目方（めかた）を測りに行きましょう」と、お声掛けしているのを聞きました。

そのゲストは「はいはい、目方ね。行きましょう」と、明るく答えていらっしゃいました。


重さを表す"目方"という、最近ではあまり使われない言葉ですが、ゲストとの会話がとても自然で新鮮な気持ちがしました。

ささいな事と思われるかもしれませんが、まだ若いスタッフが古い言葉を知っていること、「このゲストにとって伝わりやすい」言葉を選択していること、に細やかな気遣いを感じました。


共に働く仲間から刺激を受け、今日も一日頑張ります。