「親の老後」について話すきっかけをどう作る? 父・母・妹と一緒に家族会議を進めるコツを専門家に聞いた

介護や家、お金のことなど「親の老後」にはさまざまな悩みがつきもの。しかし、いつか親と話さなければと思いつつも、なかなかきっかけがつかめない話題でもあります。

両親共にまだまだ元気だけれど、この先のことを考えると漠然とした不安はある、というライターの井上マサキさんが、父・母・妹と一緒に、この先のことを話す「家族会議」の進め方のコツを専門家に聞きました。

2025年、僕は50歳になり、両親は73歳になる。

僕は両親が22、3歳のときの子なので、この年齢にしては親が若い方だと思う。だって今の僕くらいの年齢で、孫(僕の妹の娘)が生まれているのだ。自分に置き換えたら想像もできないな。

実家は宮城県石巻市にあり、東日本大震災では一階部分が津波で水没した。それから山あり谷ありで同じ場所に実家を建て直し、14年がたつ。幸いにも2人とも元気で、2匹の猫と一緒に暮らしている。

植物を育てるのが好きな母。一度水没した庭だが、今では季節の花がたくさん咲くように。

僕と同年代の知人には、親との死別や介護を経験している人も多い。親が元気なうちに、話し合っておいた方がいいと、それこそtayoriniの記事でもたくさん見かける。僕は横浜に住んでいるから、これからのことを考えると不安も多い。

でも、いざ話そうと思うと、何をどこから話したらいいか分からない。それは両親も同じようだ。自身の親(僕の祖母)がまだ存命なので、自分の老後よりも先に考えねばならないことがある。かといって、何もしないわけにもいかないのも分かっている。

結果、なんかモヤモヤした雲のようなものが、心にずっと留まり続けている。

それならいっそ、家族みんなそろって相談しよう。

1人で石巻に帰り、近くに住む妹も誘い、家族そろってLIFULL 介護入居相談室のアドバイザー・金田さんに「家族会議の進め方のコツ」を教えてもらうことにした。

プロフィール
金田望(LIFULL 介護入居相談室)
金田望(LIFULL 介護入居相談室) 介護業界歴15年、認知症専門病院や特養で介護士として勤務したのち、老人ホーム運営会社でマネージャーとして運営改善や企画に携わる。現在は「LIFULL 介護入居相談室」の相談員として勤務。前職から1,500名以上の介護相談を受けた実績があり、介護や施設選びの情報を分かりやすく発信中。行政での講演活動も多数。
井上マサキ
井上マサキ 1975年宮城生まれ。就職を機に家を出て、25年以上関東に住んでいる。共著書に『たのしい路線図』(グラフィック社)、『日本の路線図』(三才ブックス)、『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか?』(ダイヤモンド社)など。
僕の家族
  • 井上父:1952年、宮城生まれ。石巻市防災士協議会会長。グランドゴルフを週2日している
  • 井上母:1952年、宮城生まれ。地域の卓球サークルに週2回通う。2匹の飼い猫を溺愛
  • 井上妹:1978年、宮城生まれ。実家から車で15分ほどの距離に、夫と次女(19)と住む。長女(22)は既に独立

「家族会議」と会社の会議は何が違うのか?

井上:今回のテーマは「家族会議」です。僕は離れて暮らしているものの、家族を連れて年2回くらい帰省したり、たまに1人でもふらっと帰ったりするから、全然コミュニケーションがないわけじゃないんですよね。

井上父:でも、今後のことを詳しく話したりはしないね。老後の話に抵抗があるわけじゃないけど、孫たちの間で具体的な話はしづらいし。

井上:金田さんはアドバイザーとして、いろいろな家族の相談に乗っていると思いますが、事前に相談がある場合と、何かあってから相談がある場合と、どちらが多いですか?

アドバイザーの金田さん

金田:圧倒的に後者が多いですね。その場合、介護を受けるご本人と意思疎通できるかが非常に大事になってきます。やはり、会話ができるうちにしっかりと思いを聞いておいた方が、ご本人の安心感もご家族の納得度も違うと思います。

とはいえ「これから話をしよう」と思うと、どうしても皆さん身構えてしまいがちですよね。

井上:今もちょっと身構えてますからね(笑)。

井上父:そんなことないよ(笑)。

金田:家族会議って、そんなに固く考えなくてよいものなんですよ。「会議」と付くので、会社の会議みたいなものを想像される方も多いと思いますが、家族会議は「何かを決定するための会議」というより、「みんながどう思っているのかを知る場」なんですね。気持ちに寄り添う部分が大きいんです。

井上:何か議題があって「今日はこれを決めて終わるぞ」的なものではないと。

金田:そうですね。会議というより、雑談に近いと思っていただければ。もちろん、気持ちの話ですので、時間がたつにつれて親の考えも変われば、子どもの受け止め方も変わってきます。

一度の会議で終わらず、いかに普段からコミュニケーションを図れているかが、やはり大事だと思います。

井上妹:コミュニケーションを取っていない人が急に帰ってきて「さぁ話をしよう」と言われても難しいもんね。普段からお互いの生活とか、考えてることとか、分かっていないと。

井上:たまに帰省をしているとはいえ、離れて暮らしているとそこが一番難しいよな……。

井上父:それに、親は親の立場で考えるし、子どもたちは子どもたちで考えがあるから、そこにギャップもあると思う。そのギャップをなくすのに、結局話し合いが必要になるんだろうな。

井上母:親としては「私たちの知らないところで、子どもたちがこういう話をしているんだな」と思うと、なんかうれしい気持ちになるんですよ。「心配してくれているんだな」って。

金田:何か起きる前に、事前にご相談をくださる方々は、やはりご両親のことを思われている方がとても多いですね。一緒に安心して先に進もうよという話ですので、ある種の愛情表現なのだと思いますよ。

何から話を始めればいい? 兄妹間の役割分担はどうする?

井上妹:コミュニケーションが大事なのは分かるんだけど……議題がないと具体的な話になりづらいんだよね。かといって、議題が出てから話し合うのは遅いし。

井上:確かに。気になることはいろいろあるんだけど、どこから始めたらいいのか……。こういうとき、どういう話題から始めるのがいいですか?

金田:話し合うべきテーマは、実はそこまで多くありません。まずは「自宅」「お金」「今後の生活拠点」の3つから話してみてはいかがでしょうか。

「今後この家をどうしたい?」「何かあったときお金は誰が管理する?」というあたりですね。「いよいよ自宅での生活が難しい」となったときに、生活の拠点をどうしようかという話も出てきます。

井上:同居するのか、施設に入るのかみたいなことですか。

金田:そうですね。そしてそれにはもちろん、ご両親の意志も関わってきます。

今後どういう人生を歩んでいきたいかとか、もっと突っ込んだ話になると、延命治療になったときどうするかとか。大事なことではありますが、いま話すにはハードルが高いと思いますので、その一歩手前にある「自宅を離れたときに誰がケアするか」という役割の話をしてもいいかもしれません。

井上妹:私は近くに住んでいるから、やっぱり緊急時には私が対応するんだろうなとは思っているけどね。「私は嫁に出た立場だから、兄のあなたが横浜から毎回通いなさいよ」とは別に思っていない。

井上:だからといって100%任せるわけにはいかないしね。離れていても、できることはやっていかないと。

井上妹:それに、いざそうなったとき自分の家庭とどう両立してやっていくんだろうとか、漠然とした不安もある。

井上:そうそう。心配するとキリがない。

井上妹:どんどん暗くなっちゃう(笑)

金田:役割に関するご相談も多いですね。近くに住んでいるという理由で、通院や買い物や見守りなどを一人でやることになって、大変な思いをされている方もいらっしゃいます。

井上:離れて暮らす側ができることには、どういったものがありますか?

金田:例えば、何らかの手続きや契約関連の作業を担ったり、家族が集まったときに調整役になったり、といったサポートが考えられます。

繰り返しになりますが、一番大事なのは兄妹間のコミュニケーションです。「自分ばっかり」ということにならないように、お互いにできることを話し合って、チームとして連携することが非常に大切です。

自宅より先に解決したい「祖父母の家」問題は、まず情報収集から

井上父:自分の老後のことも大事なんですが、その手前で「空き家になっている私の実家」のことで悩んでいます。

井上妹:そっちを先に考えないといけないんだよね。

井上父:父は既に亡くなり、母は94歳で施設に入居していています。この先、誰も住むつもりはないし、母からは「もう売っていいよ」と言われているんですが、相続してから売却するべきか、生前に売却するべきか、タイミングに悩んでいて……。

金田さんのお話も十分理解できるんですが、その辺がまだぼんやりしているので、なかなか自分たちのことを考えにくいんですよ。

金田:空き家は不法侵入や放火のリスクもあるので、放置はしたくないですよね。やはり、愛着がある実家を残しておきたい、という気持ちもあるのでしょうか?

井上父:いえ、私たちが独立したあとに父が建てた家なので、実家とはいえ住んだことはないんです。とはいえ、母が生きているうちに売っちゃっていいのかな、とも思うんですよ。売るなら早い方がいいのは、理屈では分かっているんですが。

本人は「もう帰れないし」と言うものの、なんか割り切れないものがありますね。

金田:無理もないと思います。そうした気持ちは大事にしつつ、まずは情報を集めるところから始められてはいかがでしょうか。

売却にも仲介や買い取りなど方法がいろいろありますし、賃貸に出すなど、売却以外の選択肢もあるはずです。実際にどうするかはひとまず置いておいて「備える」ことを意識されるといいと思います。

井上:どこに相談したらいいのかも分からなくて「司法書士なのかな?」って言ってたんですよ。不動産の情報を集めるとなると、やっぱり不動産屋に聞くのが一番ですか?

金田:そうですね。特に地元の不動産屋は、同じような事例をたくさん知っているはずです。査定という形で相談されて、その中で法的な事情が絡んでくるようであれば、士業の方に相談するとよいと思います。

今ある気持ちをどうこうしようとは、考えなくてよいと思います。今の段階に至るまで、ご家族の方々もたくさん考えられたと思うんですよね。その上でまだ揺れ動いているわけですから、そこで気持ちをぐっと押し殺すと、後悔につながるかもしれません。

逆に言うと、今は気持ちひとつだけなので、不安定に揺れ動いてしまうんですね。ここで情報を集めると「こういう選択肢がある」と「こういう気持ちがある」の二つを比較することができます。「ためらいはあるけど、この選択肢なら手続きしてもいいか」という判断ができるようになるわけです。

井上:「気持ちに反するけど、こうする以外ない……」という状態より、はるかに納得できる感じがしますね。

金田:そうですね。論理的な部分と気持ちの部分、この二つを天秤にかけることが大事だと思います。

井上妹:あとは時間もありますよね。おばあさんとちゃんと話が通じるうちに、名義変更などの手続きをしておいた方が、きっとスマートなんでしょうし。

金田:そうですね。認知症の症状が出たりすると口座が凍結される可能性も高くなりますし、何かあってからでは選択肢も狭まりますから。

皆さんがお元気な今のうちに「これを準備しておこう」「ここに電話してみよう」と動いていただけたら。

井上父:うん、承知しました!

井上妹:ありがとうございます! だいぶ背中を押していただいたと思います。

帰省したのはバラのシーズンが終わりかけの頃でした。

情報を知っておくことで、いざというとき、選択の納得度が上がる

井上:先ほど金田さんが仰っていた「論理的な部分と気持ちの部分を天秤にかける」というお話は、不動産だけでなく他のことでも言えそうですよね。お金でも、介護でも。

金田:まさにその通りですね。例えば介護施設の利用を検討する場面でも「生活の安全性」と「気持ち」を天秤にかけることになります。

井上:生活の安全性?

金田:自宅で一人暮らしの場合、部屋で倒れてしまっても助けてくれる人がいない、というリスクがあります。本人の「自宅で暮らしたい」という気持ちと、生活の安全性に不安があるという状態は、実は共存しているんですね。

そうなると「自宅か施設か」という議論になりがちなんですが……。みなさん情報を持たない段階で、ゼロイチで考え過ぎてしまうんですよ。

井上:「自宅か施設か、どちらかの札を上げてください!」みたいな。

金田:そうです。でも、施設にはさまざま種類がありますし、同じサービス付き高齢者向け住宅でも、金額や環境、介護や食事のレベルが異なります。見学などの情報収集をしていない段階で「自宅か施設か」という単純な二択では決められないんです。ここでも、知ることが大事になってきます。

井上:施設について知っておかないと、納得いく選択ができないわけですね。

井上母:施設に入れるのかな、という不安はありますよね。うちの母親が97歳で、5年くらい前にグループホームに入ったんです。グループホームでは食事もお風呂もトイレも全部面倒を見てくださるので、職員の皆さんには本当に感謝しています。でも自分たちがそうなったとき、果たして同じような施設に入って暮らせるのかどうか。

井上妹:一番の問題はお金だよね。おばあさんたちの時代とは年金の額も違うから、最初から「入れないんでしょ」って思っちゃう。ちゃんと調べないといけないんでしょうけど。

井上母:元気でいなきゃと思うんですけどね。主人も私も定期的に運動はしていますけど、数年たったらどうなるんだろうという心配が大きいです。

金田:特別養護老人ホームであれば、年収に応じて金額が設定されるのですが、要介護度3以上でないと入れない。入居条件が厳しい代わりに安く済む。

対して民間の施設は入りやすいけれど、お金がかかります。

ですので、まず皆さんに調べていただきたいのは、地域のデイサービスやショートステイといった、自宅にいながらも受けられる在宅介護サービスです。

ご両親とも活動的ですし、いまのご自宅がお好きだと思うので、一日でも長くご自宅で生活できることを目標とされてはどうでしょうか。「まだ自宅でも大丈夫」と思えれば、希望が持てる可能性もだいぶ高まると思います。

在宅介護サービスの種類については、下記の記事で詳しく紹介しています。

【はじめての方へ】在宅介護サービスの種類と特徴、利用の流れを解説
実家の飼い猫、チョコ(左)とモコ(右)。僕が家を出たあと飼いはじめた&二匹とも臆病なので、帰省するたび「誰か来た!」と、どこかに隠れてしまう。

井上:どんな在宅介護サービスが利用できるのかは、どうやって調べたらいいんでしょう?

金田:各地域の「地域包括支援センター」に情報が集まっています。福祉の総合窓口なので、「両親にはなるべく自宅での生活を送ってほしいのだけど、今後どうすればよいのか」と相談すれば、地域で受けられるサービスや、介護保険の申請の仕方などについて教えてくれますよ。

井上:地域包括支援センターって、何かあってから相談に行くところだと思っていました。

金田:事前に相談しても大丈夫です。むしろ、いかに地域包括センターや役所などを“駆け込み寺”にしないかが大事です。何かあってから相談されるケースって非常に多いんですが、どうしても冷静な判断ができなくなってしまうんですね。

予算が限られているのに「空いている施設ならどこでもいいです!」ということにもなりかねない。

井上:確かに……。

金田:ですので、備えるという意味でも、地域包括支援センターなどから少しずつ情報を得て「この前こんな話を聞いたよ」といった雑談レベルから親子で始めるといいと思います。

深刻になり過ぎてしまうようなら「うちはまだ大丈夫だけど、テレビでやってたから調べてみたよ」みたいに“他人ごと”にしてもいいんです。

井上:不動産の話と同じように、情報で備えておくわけですよね。

金田:そうですね。「どこに問合せしたら何を教えてくれるか」をまとめるだけでも、安心できると思います。不動産ならここ、士業ならここ、介護については地域包括支援センターで担当者さんが誰々、と連絡網を作っておく。

井上:自分たちだけで考えても、同じところでグルグル悩んでしまうだけですし。さっきは家族間のコミュニケーションの話でしたけど、これを外にも広げていかないとですね。

金田:そうです。周りを巻き込んだ方が絶対いいですね。

「地域包括支援センター」については、下記の記事で詳しくレポートしています。

「地域包括支援センター」は何をしてくれるところ? 将来の遠距離介護に備え、不安や疑問をぶつけてみた

「初めの一歩」を重く考え過ぎず、もっと敷居を下げてみる

井上:どう? ここまで話を聞いてみて。

井上母:なんか胸にモヤモヤしていたものがあったけど「こうすればいいんだ」というのが分かって、気持ちが晴れた気がする。

井上父:少しは整理ができたような気がするかな。これまでは「なんかやらないと」と思っていても、漠然とし過ぎていたから。

金田:こうした話をすると「最初の一歩」を重く考える方が多いんです。役所で手続きをしようとか、施設を見学しようとか、本当に動き出すイメージを持たれるんですね。

それも大事なんですが、もっとその手前、情報を集めることが、今できる「一歩」だと思っていただければ。

井上:なるほど。重く考えると、かえって動けなくなっちゃいますもんね。

井上妹:こういう話を親とするのって「ワシはまだそんな歳じゃない!」って機嫌を損ねるんじゃないかとか、心配になるんですよね。

それでも親には「大事なことをノートにつけといてよ」とか言ってますけど、やっぱり踏み出しづらいところはあると思うんです。そこをもっと気軽に「こんなのあるんだね」って話し始めたらいいのかなって。

金田:そうですね。今回、私が皆さんを客観的に見て「よかった」と思っていることがあって。「老後の話に慣れること」の第一歩を踏み出せたと思うんです。

家族で集まって話をするのが当たり前になること、こうした話題が日常の延長線上にあることが、とても大事だと思っています。ぜひ、もっともっと敷居を下げて、「会議」ではなく「雑談」を意識するようにしてみてください。

***

今回、金田さんから聞いた話をまとめてみた。

  • 何かを決めるために行う会社の会議とは違い、家族会議は「気持ち」が中心。むしろ雑談に近いもの。一度話して終わるのではなく、継続的なコミュニケーションが大切
  • 話題は「自宅」「お金」「今後の生活拠点」などから。「将来どうしたい?」という気持ちをベースにする
  • 離れて暮らす側にもできるサポートはある。「自分ばっかり」にならないようにコミュニケーションを図る
  • 不動産の悩みは不動産屋に、介護施設の悩みは地域包括支援センターになど、外部に相談できる環境を作っておく
  • 外から情報を集めることで、「こういう選択肢がある」という論理的な部分と「自分はこうしたい」という気持ちの部分とのバランスを考えることができる
  • 初めの一歩を「行動」と捉えると、重過ぎてかえって動けなくなる。情報を集めるところから気軽に始めてみる
  • 日常の延長線上で、老後の話をすることに慣れるのが大事

コミュニケーションが大事、というのは頭では分かっているけど、なかなかちゃんとできないことも多い。特に老後の話は、怖がったり、照れたり、モヤモヤしたりして、まっすぐ話しづらい。

でも、その「モヤモヤ」や「怖い」という気持ちをそのまま話すのもコミュニケーションだ。会社の会議で「モヤモヤしてるんです」なんて言ったら「それを解消するのがお前の仕事だ」なんて怒られそうだけど、家族には言っていい。モヤモヤしていることを共有する、それだけで「一歩」を踏み出したことになる。

金田さんいわく、家族で話す機会を設けるコツとして「何でもない日に会う予定を決める」とよいのだそう。離れて暮らしてはいるけれど、何でもないときに会う機会をもっと増やせたらと思う。「また来たの」と言われるくらいに。その頃には猫たちも僕に慣れるかな。

編集:はてな編集部

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