2025年がやってきました!

明けましておめでとうございます。
元旦は本年も良い年になりそうな、幸先の良い恵まれた天候でしたね。
大山・阿夫利神社よりとても美しいご来光を拝むこともできました。ぐっすりお休みになっていた方々へ、ご利益をおすそ分けできれば幸いです。

リーフエスコートあじさいの丘のブログでは、あじさいの丘Ⅱのブログで触れなかった大山の「阿夫利神社」についてお話したいと思います。

阿夫利神社は本社・下社に分かれており、本社の在る山頂は「かながわの景勝50選」のひとつ。標高1251.7ｍからは、江ノ島はもちろん、晴れた日には新宿の高層ビルや房総半島、伊豆大島まで望むことが出来ます。
創建は紀元前97年崇神天皇(実在した可能性が高いといわれています)の頃とされ、大雷神(おおいかずちのかみ)・高龗神(たかおかみのかみ)を祭神と市、海人たちの守り神・鳥之石楠船神(とりのいわくすぶねのかみ)を合祀しています。

代表的な神事・例祭をご紹介します♪
①筒粥神事（毎年1月7日）
　江戸時代から続く伝統行事。古式にのっとり、薪で炊いたお粥を小さな竹筒ですくい、形の崩れていない米粒の数で十八種類の農作物の出来栄えを占うものです。

②秋季例大祭（毎年8月27日から3日間）
　江戸時代に始まった、大山全区で開催される3日間にわたる例大祭です。大山6町をあげて行うこのお祭りは、阿夫利神社下社から男坂を御神輿を担いで下る勇壮な「お下り」で幕を開けます。
　祭り期間中には、明治初期に奈良春日大社の社家から伝授された倭舞・巫女舞が奉納されるほか、能舞台において能・狂言などの奉納が行われ、夜には各町内で御神輿の渡御が行われます。
　最終日には「お上り」が行われ、行列とともに神様が下社にお戻りになります。

④大山火祭薪能（毎年10月初旬）
　300年にわたり大山に引き継がれている神事芸能で、市の重要文化財にも指定されています。袴姿の巫女が御神火を捧げ、静寂の中かがり火がともります。
　大山の自然を背景に幽玄な世界を楽しむことが出来ます。