ケアカフェ【認知症】@東大GNRCオープンラボ【クイーンヒル目白台】

クイーンヒル目白台と同じくTonowa Garden 目白台の敷地内にある東大GNRCオープンラボにて開催のケアカフェに参加しました。テーマは【認知症】です。
【認知症】、言葉は知っているけれど、わからない事も多く「家族が、自分が、認知症になったら!?」と誰もが一度は考えた事があるのではないでしょうか。
今回は加齢による「物忘れ」と「認知症」の違いを比べてみます。
会のスタートはお決まりのこの質問から。
「昨日の夜、何食べた?」「・・・煮魚!」
みな一様にすぐには答えが出ません。
更に「一昨日の夜、何食べた?」
難問です。しばらく考えて、やっと思い出す。大丈夫。認知症ではありません。
物忘れは「食べた物を忘れてしまう」、認知症は「食べた事を忘れてしまう」。
参加者は、認知症予防に色々と取り組んでいました。
・習い事に通う→化粧をして身なりを整えるのは大事
・オンラインで集まる→外出できなくても予定があることが重要
一人暮らしで引きこもりがち、社会的孤立が認知症になるリスクを高める可能性があります。
しかし、家族と同居しているから安心というわけではありません。
1人で食事をとる事は、1人暮らしの人は問題ありません。
危険なのは家族と住んでいるのに1人で食事をしている人です。
ある参加者は、お母さまが同じ敷地内の離れに住んでいましたが、様子がおかしいと感じ一緒に食事を取るようにしたそうです。
次に、高齢ドライバー問題ですが、免許を返納して車を運転しなしなくなると生きがいを無くし認知症につながることもあります。外出も減り人と会わなくなることは注意せねばなりません。
複数の方から上がった声として、音声を認識して会話が出来るおしゃべり人形や動物のぬいぐるみなどが一人暮らしや、コロナ過人と会えない時にとても癒しになったとの事。遠くで暮らす母が楽しく会話しているととおっしゃっていた方もいました。
おしゃべりロボットも認知症予防に効果ありだそうです。
認知症にならない為の努力とともに、自分や家族、友人に認知症の兆候が無いか日ごろから気にかけておこうと思います。
我々フロントスタッフは、安否確認時やラジオ体操の時など入居者の様子を見て、何か変わったところがないかさりげなく見守っています。
もし認知症になっても本人もその家族も幸せに暮らせる社会になってほしいです。