地域の皆さんと戦争体験について語り合いました。

昨年より取り組んでいるオリジナル冊子「私たちの戦争の記憶」の第２集を作成しました。こちらはだんだんと戦争を語られる方が減っていく中、ご入居者さんが体験した戦争を後世に残すために、冊子にして残していく取り組みです。今回は入居者さんだけでなく、この活動を知っている地域の方からも「ぜひ私の経験も伝えたい」とお話がありました。地域の方々へも直接インタビューさせていただいたいたり、自身で書かれた文章を冊子に綴らせていただきました。
　8月17日にはその冊子を使って組合員さんと「戦争を語る会」も開きました。３４名の方が参加され作者のお話を聞いたり、参加者さん達の体験したことを話し、共有したりと皆さん真剣にお話をされていました。「いろんな人の経験を見たり聞いたりしてとても勉強になった。良い機会だった」とご感想もありました。
　現在も世界に目を向けると戦争によって数多くの命が奪われています。『かめじま』では平和について考えるイベントを通じて、戦争を体験された方の想いを風化させることなく、次世代へつなげていきたいと考えています。