26人目の看取りは100歳(2人目)介護職の看取り率76.9%

100歳を超える人は全国に８万6千人強、珍しくはありませんが、小さな施設の場合それほど多くは居ません。　
　現在の施設10年目、26名のお客様がご逝去された。介護職と訪問診療の連携でご自宅看取りは20名、看取り率は76.9％。病院での看取りは6名、23.1％と例外。
　国の統計によると病院の看取り率は75.8％、ご自宅13％、施設9.2％との事。
　介護施設の場合看取りをしない施設も多く、明らかにご逝去とわかっても救急搬送という施設も耳にします。
　私の施設は施設看取が基本。そのため、ご本人が元気な時から、ご家族、医師も含めて看取り方針を決めます。定期的に看取り方針を再確認。この話し合いをおろそかにすると、危篤になった時、職員もご家族も動転し救急搬送になり、結果病院看取りになるのではないでしょうか。
　病院看取り率が50％を超える国は日本位ですが、それを不思議に思わない風潮が日本にはありますね。日本も昔は自宅看取りが80％もあったのですが。