炎天下の路上で倒れている青年?を誰も助けない。

通勤時に会社に近い歩道で男性が倒れている。どの車も横目で見ながら通り過ぎる。一旦会社に車を置き、職員一人連れて行った。「具合でも悪いの」と聞くと「寝ているだけ」と答えた。「こんな炎天下で寝ていないで涼しい所で寝たら、熱中症になるよ」。「食事はしているのか」に「何日も食べていない」「お腹が空いている」と。
　流石に無視も出来ないので「介護施設なので、中には入れられないが食事を食べてゆきなさい」と連れてきた。
　職員に頼んで十分な朝食と昼に食べるようおにぎりを用意させた。見て居なかったのですが、凄い勢いで食べていたという。
　名刺を欲しがったと言うがそれは断った。
　「東京に行くらしいが、馬鹿馬鹿しい内容なので割愛....」
　少しお金を持たせようと思って外に出たら、既にかなり歩いていたので、まあいいか。
　職員から「施設長は人が良すぎる、お金あげてまた来られたら困ります」...まあ、確かに女所帯だからね。