基本方針・理念・社是・社訓....実行するもので飾りでは無い。
私は写真の「共に自然体(まっとう)に生きる」と言うわが社の「基本理念」が大好きです。難しい問題に直面した場合この理念を思いだします。「自分の考えは理念に合致しているか?」と考えながら新しい対策を考えます。
その中で導きだされた介護の在り方は
1,介護度を改善するため安易は手出しをしない。
2,障害者や高齢者でも転倒を恐れずに歩行訓練実施。
3,バリデーションで認知症の方の心に寄り添う。
4,認知症のかたでも自由な外出ができる体制作り。
5,音楽、踊り、手品等プロ級の芸術をお客様に提供。
6,いつでも自由に行き来できる憩いの場の提供。
7,看取りは介護職員の本来の仕事。
8,困難事例にチャレンジし解決に喜びを求める。
9,記憶では無く、ビデオ検証で正しい対策を立てる。
10,職員が定着する働き安い職場環境・勤務条件の整備。
等が代表的な考え方です。
当社の理念は下記詳細版と写真の簡略版があります。
高齢者の方に人生を「まっとう」して頂くために、「まっとう」な生活をして頂くために、職員は真心をもって高齢者と接して信頼関係を築くと共に、次の点に留意します。
1. 残存能力を活かすために自分でできることは、できるだけ自分でして頂きます。我々は危険がないように見守り、手助けが必要な場合は支援を行います。
2. 相手の気持を第一に考え、嫌がることは強制しません。拒否にあったら、時間をずらす、他の職員に代わるなど工夫すると共に、なぜ拒否するのか理由を相手の立場に立って考えます。
3. 物忘れのために、あたりまえの動作や処理ができないことがあっても、決して相手を責めたり、子供扱いすることはしません。明日は我が身であり、人生の先輩として、敬いの態度で接します。
4. 困らせるような行動があった場合、それには必ず理由があります。解決にはその人の人生の理解者となり、相手と信頼される関係を築く必要も出てきます。一人で対処できない場合は、必ず上司や同僚と共同で対処を考えます。