「介護保険サービスを利用するには?」
こんにちは!
入居相談員の尾中と申します(*^-^*)
今回は、「介護保険サービスを利用するには?」というテーマになります。
「介護保険サービスを利用したいが何から始めたら良いのか分からない。」
そんなお声をよく耳にします。
介護保険サービスを利用するには、要介護度の認定を受ける必要があります。
要介護度とは日常生活でどの程度支援が必要かを表す指標になります。
要介護度の詳細は後程説明がありますが、まずは認定を受けるまでの手順をご説明いたします。
1.要介護度認定の申請
市区町村の介護保険担当窓口にて申請を行います。
2.「認定調査」が行われる
市区町村の調査員が本人の元に訪問し、以下の確認が行われます。
・身体機能・起居動作(歩行の状態など身体機能の動作確認)
・生活機能(食事摂取ができるかなど、どこまで自身で行えるか)
・認知機能(自身の名前・年齢が答えられるか、短期記憶の確認等)
・精神・行動障害(妄想がないか、昼夜逆転していないか等)
・社会生活への適応(金銭管理ができるか、買い物ができるか等)
3.主治医による意見書作成
医学的な意見も必要な為、主治医に意見書を書いてもらいます。
4.要介護度の判定
一次判定→認定調査結果・主治医の意見書を元に、コンピューターが客観的に推計して判定
二次判定→専門家による介護認定審査会が行われ最終判定
5.要介護度の認定を受ける
要介護度は大きく分けて「自立」・「要支援1~2」・「要介護1~5」となります。
要支援1が最も身体機能が良好な方、要介護5が最も重度の方になります。
※自立は要介護度認定を受ける事ができません。(支援が必要でない為)
【要介護度に応じた身体の状態(目安)】
「要支援1」日常生活の中で一部支援が必要
「要支援2」日常生活の中で一部支援が必要で、介護が必要になる可能性が高い
「要介護1」日常生活の中で一部毎日介助が必要
「要介護2」日常生活の中で一部毎日介助が必要で、認知機能の低下が見られる
「要介護3」日常生活の中で全体的に介助が必要で、歩行器や車椅子を使用している
「要介護4」日常生活の中で全体的に介助が必要で、移動時に車椅子を必要とする
「要介護5」ほぼ寝たきりの状態で、常時介護が必要
少しでもあてはまる事があれば、まずは管轄の介護保険窓口に相談してみましょう!