お盆に家族会議~自宅介護の限界点を考える~
高齢となった親御様の自宅介護は、家族にとって大きな負担となることがあります。介護に時間を費やすことで、自分の時間がとりづらくなり、心の余裕がなくなってしまうこともあります。「自宅介護の限界点」について、家族で話し合うことが大切です。
自宅介護の限界点とは、家族が介護に費やせる時間、体力、精神的な余裕に限りがあることを意味します。介護の負担が大きくなりすぎた場合、身体や心の健康に影響を与える可能性があります。自宅介護の限界点を見極め、家族で話し合い、自宅介護を続けるのか、施設に入居するのか、適切な選択をすることが重要です。
しかし、「介護疲れが限界にきている」「親御様の安全確保が優先」といった状況でも、本人の同意が得られないために老人ホームへの入居を進められないケースがよく見られます。主介護者と本人の間でホーム入居に対する考え方には違いがあり、それを無視して説得すると本人の反発が強まる恐れがあります。それを放置して本人に任せると、事故や問題が起こるリスクも高まるのが現状です。
しかし、他者の話しには耳を傾ける場合もあります。例えば、老人ホームの特集記事やテレビの介護特集、入居募集チラシ、兄弟姉妹やお孫さんからのアドバイス、近所の顔馴染み、医師の意見などがきっかけとなり、老人ホームへの入居を決めることもあります。
お盆は親戚が集まる機会です。日ごろ家族介護をしている家族が、遠く離れて暮らす姉妹が集まるこの機会に、親御様の今後について話し合うことができます。自宅介護の限界点を見極め、家族全員で最良の選択をするために、お盆の家族会議を活用しましょう。
パールヴィラ太宰府では、ご家族の負担を軽減し、親御様が安心して過ごせる環境を提供しています。ぜひ一度、ご相談ください。
それでは、また
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