小正月

管理栄養士の髙安です。
1月15日は「小正月」でした。
小正月には各地でいろいろな行事がされますね。
きよみず苑でも、小正月にちなんだお食事とおやつを提供しました。

まず、朝食の献立です。
　・小豆粥
　・出し巻き玉子
　・安納芋のサラダ
　・牛乳
小正月には小豆粥を食べることで、一年間の無病息災を願うそうです。
小豆の朱色や赤色には、邪気を祓う力があると言われています。
また、豆は「魔(ま)を滅(めっ)する」という言葉であることや、小豆粥の炊き上がりでその年の吉兆を占う神事があったことなども理由のようです。
小豆粥は、冬至の日や年越しの朝に食べる地域もありますが、小正月に食べるのが最も広まっています。

また、おやつには管理栄養士が「おぜんざい」を作り、皆さまに提供いたしました。
小正月、小豆粥の代わりにおぜんざいを食べるところもあるそうですね。
当苑の近くの花山稲荷神社でも、15日はどんど焼きの際におぜんざいを振る舞っているそうです。
今回は、嚥下困難の方でも食べられるように、牛乳を片栗粉で固めてお餅風にさせていただきました。

小豆は健康成分のポリフェノールを多く含んでおり、たんぱく質、食物繊維、ビタミン類も豊富に含んでいます。
美味しくて栄養もあるので、小豆をたっぷり食べて寒い冬を元気に乗り越えていただきたいです。