愛知で選ばれ続ける ベネッセの魅力とは
愛知県の人気施設と入居相談室長を特別取材
――そんな思いをもつ当事者やご家族にとって、ベネッセスタイルケアの運営施設は一つの選択肢になるかもしれません。事業理念やテクノロジーの活用、そして高いレベルの人材育成制度から見える、ベネッセスタイルケアの魅力をご紹介します。
斉藤 孝志さん
ベネッセスタイルケア
東海エリア 入居相談室長
07年にベネッセスタイルケアに入社。
首都圏でホームの新規開発を経て現在は東海エリアのお客様相談室を統括。
松原 信教さん
ベネッセスタイルケア
メディカル・リハビリホームグランダ陽明 ホーム長
8年前に介護業界へ転身。
現在は「メディカル・リハビリホームグランダ陽明」のホーム長を担う。
ベネッセスタイルケアでは「その方らしさに、深く寄りそう。」理念のもと、様々な取り組みを実践。
入居前から丁寧に対話を重ね、独自の「人生を知るシート」※などを活用し、ご本人の背景や思いを全スタッフが共有しています。個々の歩みを深く理解し日々のケアに反映することで、その人らしい生活を支えます。
※その方の人生を学ぶベネッセスタイルケア独自のフォーマット
独自の専門資格制度『マジ神®』※で高度な知見を持つ人材を育成し、その技術を『マジ神®AI』として活用。全国のスタッフが高品質なケアが提供できるよう努めています。
また、介護DXの推進により業務を効率化し、スタッフがご入居者様と向き合う時間を創出。専門スキルと温かな関わりで、ご本人の「やりたい」を支えています。
※『マジ神®』は、「介護の匠」の技を目の当たりにした新人社員が「〇〇さん、マジ神っすね」と発した言葉がきっかけで生まれた、株式会社ベネッセスタイルケアの社内資格制度
ベネッセスタイルケアでは、認知症のあるご入居者と日々接する中で得た気づきを、スタッフ同士で丁寧に共有しています。
例えば、笑顔が見られた声かけだけでなく、悲しそうな表情が出た状況まで記録し、次の関わり方に活かしています。こうした積み重ねにより、認知症ケアを個人の経験に頼るのではなく、チームで再現できる形にしています。
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小菅
ベネッセスタイルケアが介護事業を始められて約30年が経ちますが、変わらず大切にしていること、また進化していることを教えてください。
斉藤さん
変わることなくベースにあるのは、やはり「その方らしさに、深く寄りそう。」という理念です。日々のケアもこの理念を意識して取り組んでいます。
ご入居者様はお一人おひとりそれぞれの背景やニーズが異なるため、言葉の奥にあるお気持ちも感じ取ることができるよう、ご入居前のご相談時から、じっくり丁寧にお話を伺うようにしています。そして、お聞きした思いやご事情はホームのスタッフに細やかに伝え、しっかり橋渡しすることを心がけています。
また、当社独自の「人生を知るシート」の活用も、理念の実践に向けた取り組みの1つです。これはご本人やご家族との面談や何気ない会話から得た情報を蓄積していくツールで、どの職種のスタッフもシートの内容を把握し、これまでの歩みや大切なこだわりを理解した上で、その方の「らしさ」を照らし出し、ご生活や日々のケアに反映します。
その方のことを知りたい、学びたいという姿勢を大切にしており、その結果、ご家族様にも安心をしていただき「ベネッセスタイルケアだからしたいことを叶えられそう」「ここに決めて良かった。ありがとう」とのお言葉をいただいたときは、とても温かな気持ちになりますね。スタッフが一丸となって深く寄りそうことができたのかなと思えます。
小菅
一方で、30年の中で発展していったものは何でしょうか。
斉藤さん
理念を実現するための、スタッフの技術や知識を磨く教育制度は大きな進化を遂げてきたように思います。私たちはご本人がやりたいことを支援する「自発支援®」※1の考えでサービスをご提供していますが、これには高い専門性とスキルが必要だからです。
教育制度の中でも近年反響が大きいのは、2019年にスタートした当社の独自の専門資格である『マジ神®』です。これは「認知症ケア」「安全管理と再発防止」「介護技術」「医療連携&ACP※2」の4分野があり、それぞれに特化した専門性を取得しています。研修や認定試験は高難度ですが、この6年間で約400名の取得者が生まれました。
また、弊社では『マジ神®』が持つ経験やスキルを全国のさまざまなスタッフが活用できるよう、その知見を業務支援・人財育成システム『マジ神®AI』と称し、全国のホームに導入しています。
小菅
それは一体どのようなものでしょうか?
斉藤さん
『マジ神®』の知見、ご入居者様に行なっているサービスや、ご入居者様の体調、お気持ちの変化をデータとして蓄積し、システム化しています。それをヒントとしてスタッフがケアにあたることで、スタッフの経験年数を問わずケアの品質を標準化させる狙いがあります。また、睡眠センサーの活用など介護のDX化も進めています。テクノロジーを活用し、スタッフがご入居者様と向き合う時間を大切にしたいと考えています。
小菅
ホームを検討するとき、ご入居者やご家族には不安やお悩みがあると思いますが、東海エリアではどのようなご相談が多いですか?
斉藤さん
多岐にわたりますが、どうすればご本人にご入居を納得いただけるだろうか、というご家族からのご相談はよくいただきます。
小菅
そうしたケースでは、どのようにコミュニケーションを取られるのでしょうか?
斉藤さん
今までのご生活やご入居の背景を伺い、綿密に準備をすることで少しでもご不安の解消ができるように努めます。
ときには、お気持ちに寄りそって「ご自宅に帰るために一緒にがんばりましょう」といったお声がけをさせていただくこともあります。実際、ケアを受けてご自宅に戻られる方もいらっしゃいますが、「安心して暮らせる」と、ホームに馴染んでくださるご入居者様も多いです。
小菅
最後に、ご入居者やご家族の期待に応え続けるために、入居相談室長として大切にしたい姿勢、考え方を教えてください。
斉藤さん
深くご入居者様を知っていきながらサービスをしていく、そんな真剣なスタッフの姿がご本人様やご家族の安心につながっていると思います。こうした取り組みを続けながら、よりご入居者様、ご家族様に「ベネッセスタイルケアでよかった」と思っていただける施設を目指していきたいですね。
※1 「自発支援®」とは、高齢者の自発的な活動を支援する株式会社ベネッセスタイルケアのサービス名称
※2 ACP/アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)。人生の最終段階の医療・ケアについて、本人を主体に、ご家族や医療・ケアチームが、事前に繰り返し話し合うプロセスのこと。
小菅
松原さんがホーム長として勤務する中で、この仕事をしていて良かったと感じる部分について教えてください。
松原さん
住み慣れたご自宅を離れてホームに入居するときは、さまざまな思いを抱えていらっしゃる方が多いと思います。だからこそ、「ここに来て良かった」とご満足いただける暮らしをご提供したいですし、実際にそうおっしゃっていただけたときはこの仕事をしていて良かったと思います。
小菅
ホーム長としてご入居者の生活を支える上で、大切にしているポリシーはありますか?
松原さん
「自分の大切な家族だったらどうするか」を判断軸にしています。どうしても安全が懸念される場合は実現できないこともありますが、何かご要望をいただいたら、できるだけお気持ちに寄りそいたいと考えています。
現役時代、医師として活躍されていたご入居者様が、あるとき、毎年恒例の「医師会の忘年会に出席したい」とおっしゃいました。けれどお一人での外出が難しく、日程上ご家族様が付き添うことも叶わず、出席をあきらめかけていらっしゃいました。
ですが、日々のご様子から、忘年会はその方にとって特別な行事であることが伝わってくるのです。そこで私が付き添うことにしました。
私は緊急時に対応できるよう宴会場近くで2時間ほど待機し、終了後は一緒にホームに帰ってきました。ご本人は終始笑顔で楽しそうにされていて、お連れできて本当に良かったと思いました。
小菅
その方らしい暮らしを諦めない、素敵な取り組みですね。
「メディカル・リハビリホームグランダ陽明」は、2025年12月より機能訓練指導員※2が配置され「リハビリホーム」へサービスを拡充されたと伺っています。
松原さん
はい。その方のできることを大切にして、少しでもそれを維持できるよう運動を実施しています。また、スタッフがお手伝いやお声がけをしながら一緒に歩くなど日常生活の中でできるリハビリも大切にしています。
小菅
リハビリは意欲を引き出すことが大切ですが、なかなか前向きになれない方にはどのように対応をしていますか?
松原さん
ご入居者様が生活の中で何を大切にしたいか、スタッフの間で情報共有を徹底しているので、多職種でその方のご希望や「ありたい姿」に合わせた声がけを行っています。例えば「外の景色をみるために頑張ってリビングまで歩いてみましょう」とお伝えして、リハビリに繋ぐなどですね。
また、ホームに入居することで筋力の衰えを気にされる方もいらっしゃいます。当ホームではご本人様のできることはご自身で行っていただくよう心がけており、スタッフが見守りながら、できる限り今までのご生活を継続いただくお手伝いをしています。
小菅
スタッフ間のチームワークが質の高いリハビリにつながっているんですね。また「メディカル・リハビリホームグランダ陽明」は看護職員を24時間配置しています。このメリットはどのような点でしょうか?
松原さん
バイタルサインや日々の様子を確認して主治医と連携をとるのはもちろんですが、ご入居者様自身が「体調が少し変だな」と感じる、あるいは介護職員が「いつもと違うな」と気づいた時に昼夜問わず看護職員にすぐ相談できる点が大きな強みです。看護職員もその方の持病や性格を熟知しているので、個々との関わりが深く、お一人おひとりに寄りそったお声がけを心がけています。
小菅
専門職がご入居者お一人おひとりのことを把握しているのは心強いですね。
松原さん
看護職員だけでなく、介護職員、機能訓練指導員が日々、ご入居者様の情報を共有し、記録をしています。全員がそれぞれの専門的知見から「こういう関わりをした方が、生活の質が上がる」と話し合っており、多様な専門職が多角的にご入居者様を見守っている環境です。
小菅
ベネッセスタイルケアとして認知症ケアにも強みを打ち出していますね。その基本的な考え方を教えてください。
松原さん
まずはお話をしっかり聞くことがケアの根底にあります。そして笑顔や楽しいお話をしてくれた「快」の場面と、拒否が強かったり悲しそうな表情をしたりといった「不快」な場面をしっかり記録に残してスタッフ間で共有しています。その記録に基づいて関わり方を少しずつ変化させ、チームで良い方向に向かうように取り組んでいます。
他に、認知症をお持ちの方で、ご反応の判断が難しい場合はご家族様にもご本人様のお話をお伺いします。そこから得たヒントをホームにちりばめ、ご反応があった場合はケアやその方のご生活にも反映し、ご家族様にもお伝えするようにしています。お身体の状態が変わっても、ご家族様との関係を大切にすることも心がけています。
※1 看護職員(看護師または准看護師)を常勤換算(週40時間換算)で2名配置(満床時)。夜間帯(22時~翌6時)最少時は介護職員2名、看護職員1名(満床時)を配置(人数はシフト数を記載)。
※2 機能訓練指導員(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの有資格者)を介護保険制度における常勤換算方式で概ね1名配置。
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