サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは?費用や入居条件、他施設との違い
サービス付き高齢者向け住宅は、安否確認などの生活支援サービスを受けられるバリアフリー対応の賃貸住宅です。年々数が増加しており、施設によって費用や特徴、入居条件がさまざまです。調査や実際の入居者の声などからサ高住の特徴や他施設との違いをわかりやすく解説します。
サービス付き高齢者向け住宅とは?
サービス付き高齢者向け住宅とは、自宅同様の自由度の高い暮らしを送りながらスタッフによる安否確認や生活相談サービスなどを受けられる賃貸住宅です。厚生労働省によると、高齢者が必要な支援を受けながら、ご本人らしい暮らしを実現できる「住まい」とされています。「サ高住」「サ付き」の略称で呼ばれることもあります。
自立した生活はできるけれど一人暮らしが心配な介護度が低い方が主な入居対象です。外出の付き添いや食事の提供などのオプションもあり、介護が必要な際は外部の事業者と別途契約してサービスを受けます。
全国に8,211棟あり、大阪府に国内最多の805棟(31,538戸)、次いで北海道に530棟(23,098戸)、兵庫県に447棟(17,922戸)のサ高住が点在※。ほかにも、首都圏をはじめ全国各地に設置されています。
また、サ高住には「一般型」と「介護型」の2種類があります。施設数は一般型が全体の約92%を占めていますが、、介護度の高い方が入居する介護型も一定数存在します。
※出典:一般社団法人 高齢者住宅協会「サービス付き高齢者向け住宅の登録状況(R5.2末時点)」サービス付き高齢者向け住宅の種類
一般型 | ・自立から要介護者まで入居可能 ・介護サービスを必要な分だけ個別で契約 |
---|---|
介護型 | ・主に要介護者が対象 ・介護保険法の基準に沿って 配置されたスタッフから定額でサービスを受ける |
サービス付き高齢者向け住宅についてショート動画で知る
サービス付き高齢者向け住宅を、LIFULL 介護編集長・小菅が動画で簡単にご説明します。
サービス付き高齢者向け住宅の費用
サービス付き高齢者向け住宅の利用に係る費用は、基本的に初期費用と月額費用の2種類。どちらの費用も一般型か介護型かによって大きく異なります。調査やLIFULL 介護に掲載されているプランのデータより最新の費用相場をご紹介します。
初期費用
一般型 相場 | 数十万円 |
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介護型 相場 | 数十万~数千万円 |
LIFULL 介護 掲載プラン相場 | 20.1万円※ |
一般型は比較的安価な初期費用で借りられる施設が多く、礼金や更新料は不要です。介護型も礼金や更新料は不要ですが、有料老人ホームと同じ利用権契約のため、入居一時金あるいは賃貸借契約で、前払い家賃数十万~数千万円が必要なケースもあります。
一方で施設によっては初期費用0円のプランを用意しています。まとまった金額のご用意が難しい場合は、一度0円プランのお探しいただくのもおすすめです。
月額費用
一般型 相場 | 5万~25万円程度(別途食費光熱費要) |
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介護型 相場 | 15万~40万円程度(食費込み) |
LIFULL 介護 掲載プラン相場 |
入居時費用あり:17万円※ |
費用感は施設ごとにさまざまで、価格帯の幅も広いことが伺えます。また、一般型か介護型かで相場価格は大きく異なります。
一般型の場合は家賃、管理費(共益費)として5万~25万円程度で、食費や光熱費が別途必要。介護型は食費まで含めて15万~40万円程度であることが多いです。概ね月額費用が15万円以下の場合は相場価格よりも安いサ高住ということになります。
関連記事サービス付き高齢者向け住宅の費用
【都道府県別】サービス付き高齢者向け住宅の費用相場ランキング
サ高住は、基本的に地価の高い都市部が高価格帯となることが多いのですが、隣接県に視野を広げると大幅に費用を抑えられることもあります。金額を抑えた入居に向けて、安いエリア・高いエリアをそれぞれご紹介します。
費用相場が安い都道府県
入居費用 | 月額費用(入居時費用あり) | |
---|---|---|
1位 | 岩手県:5.8万円 | 徳島県:9.6万円 |
2位 | 三重県:10万円 | 和歌山県:10.8万円 |
3位 | 和歌山県:10万円 | 茨城県:12万円 |
費用相場が高い都道府県
入居費用 | 月額費用(入居時費用あり) | |
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1位 | 香川県:48.8万円 | 東京都:21.5万円 |
2位 | 愛媛県:41万円 | 宮城県:20.7万円 |
3位 | 奈良県:30万円 | 岡山県:19.8万円 |
サービス付き高齢者向け住宅で受けられるサービス
・安否確認 |
サービス付き高齢者向け住宅では少なくとも安否確認と生活相談のサービスが受けられると規定されています。加えて、オプションを利用したり個別で契約したりすることで別途介護サービスなどを受けられます。それら代表的なサービスの内容をご紹介します。
安否確認
スタッフが定期的に居室を訪問する、いわゆる見守りのサービスです。時間や頻度は施設によってさまざま。スタッフがいない夜間の時間帯などは、緊急通報システムにより対応します。
生活相談
常駐しているスタッフに生活の困りごとを相談できます。介護福祉士、介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)、看護師などケアに関するエキスパートが適切な解決策を導いてくれるでしょう。
生活支援(オプション)
食事の提供や、掃除、洗濯などのサポートを受けられます。通院や買い物に付き添ってもらうことも可能。施設によりますが、オプションとして用意されていることが多いサービスです。
身体介護(個別契約)
自力で行うことが難しい場合、入浴、食事、排せつなどを介助してもらえます。介護度や身体の状態に応じて、外部の訪問介護サービスと契約するのが一般的。
リハビリ、医療行為(個別契約)
身体の機能を維持、回復させるためのリハビリや在宅酸素、たん吸引などの医療行為も受けられます。こちらも訪問看護や訪問リハビリといった外部の事業者と別途契約します。
レクリエーション(オプションまたは個別契約)
一般型で行っている施設は少ないですが、介護型サービス付き高齢者向け住宅では週に数回行っているところもあります。レクリエーションの内容も施設によってさまざまです。
看取り(オプションまたは個別契約)
介護型で看護師が24時間常駐していたり、協力医との連携が整っていたりする施設では対応可能な場合も。一般型は24時間対応の訪問看護サービスや訪問診療などを組み合わせれば対応できるケースもありますが、多額の費用がかかります。
サービス付き高齢者向け住宅の入居条件
一般型 | 介護型 | |
---|---|---|
年齢 | 60歳以上 ※介護認定を受けていれば60歳未満も相談可 |
|
介護レベル | 自立~軽度の介護が 必要な方 |
自立~要介護5の方 |
認知症の 受け入れ |
相談可(症状による) | 可 |
連帯保証人 | 必要 |
サービス付き高齢者向け住宅は、60歳以上の高齢者、あるいは要介護者認定を受けた60歳未満の方が入居対象です。
その他の条件としては「自立した生活ができる」「認知症ではない」など、施設によってさまざま。介護型であれば、介護度の重い方や認知症の方にも対応しています。同居できる方の条件は下記の通りです。
同居できる人の条件
- 配偶者(届出はしていないが事実上の夫婦と同様の関係にあるものも含む)
- 60歳以上の親族、要支援・要介護認定を受けている親族
- 特別な理由により同居させる必要があると知事が認める者
また、入居の際に連帯保証人・身元引受人が必要な施設がほとんどです。連帯保証人がいない場合は、高齢者住宅財団の家賃債務補償制度を利用できます。
サービス付き高齢者向け住宅はいつ入居すべき?入居者の状況
サ高住の入居対タイミングの目安は、一人暮らしに不安を感じたときです。「安否確認」と「生活相談」が必ず付いており、要介護状態になってもある程度まで住み続けることができます。
また、サ高住は自立の入居者が多い施設や、要介護者の多い施設など多様化しています。ご自身の身体状態と近しい入居者が多い物件だと相性も良いでしょう。
実際の入居者の状況について、厚生労働省が調査したデータをもとにタイミングをチェックしてみましょう。
入居者の要介護度
出典:厚生労働省「都市部の高齢化対策に関する検討会報告書 参考資料」サ高住の居者全体の平均要介護度は1.8。自立から介護度の低い方が多く入居していることが読み取れます。一方で、要介護3以上の方も3割近く入居しており、高齢者を幅広く受け入れている施設と言えます。
入居者の年齢
出典:厚生労働省「高齢者住宅政策等の動向について」サ高住入居者の平均年齢は84.2歳。ボリュームゾーンは85歳以上ですが、65歳~80歳未満の方だけでも全体の3割以上も占めています。
幅広い年代の方が入居されている背景には、看取りまで対応できるサ高住の増加などの影響も考えられます。
入居の動機
出典:厚生労働省「都市部の高齢化対策に関する検討会報告書 参考資料」サ高住の入居者に対して行った調査によると、大半が実際に生活面でのサポートが必要になって入居を決意したことが読み取れます。「将来を見越して」という回答から、元気なときから入居を検討する方も。自由度が高い暮らしを送れるサ高住ならではと言えるでしょう。
サービス付き高齢者向け住宅の入居難易度
国土交通省によるデータでは、全国のサ高住への入居率は89%です※。地域差もありますが、施設数は年々増加。特別養護老人ホームなどと比較して入居要件も厳しくなく、入居難易度が高くない現段階で入居を検討するのも1つの方法でしょう。
出典:国土交通省「高齢者住宅政策等の動向について」サービス付き高齢者向け住宅の設置基準
サービス付き高齢者向け住宅には配置人員や施設内設備、施設運営に関する設置基準が設けられています。入居者が快適に暮らすためにも重要な基準です。
人員基準
- 社会福祉法人、医療法人、指定居宅サービス事業所等の職員
- 医師
- 看護師
- 介護福祉士
- 介護支援専門員
- ヘルパー2級以上の資格を有する者
サービス付き高齢者向け住宅では、基本的に上記いずれかの人員が日中に常駐していることが基準です。介護型の場合は特定施設に該当するため、厚生労働省が定めた人員基準が適用されます。特定施設や人員基準に関しては下記の記事で詳しく解説中なので、チェックしてください。
関連記事特定施設とは
設備基準
- 床面積は原則25㎡以上
- 構造・設備が一定の基準を満たすこと
- バリアフリー構造であること
床面積は原則25㎡以上と定められていますが、キッチンやリビングなどを居住者で共同利用できる場合は18㎡以上まで緩和。建物のバリアフリー構造とは具体的に、廊下幅の確保や段差の解消、手すり設置などが挙げられます。
運営基準
- 必須サービスの提供
- 居住者の安定が図られた契約
- 敷金、家賃、サービス対価以外の金銭を徴収しない
安否確認と生活相談サービスを必ず提供することや、入居者に対しては契約前に十分な説明を行うなど、運営に係る基準も定められています。居住者が入居後に安定した生活を送り続けるために必要な基準です。
サービス付き高齢者向け住宅のメリット
メリット
- 有料老人ホームなどと比べて初期費用が低額
- 住宅の供給量が多く、入居難易度が低い
- 生活の自由度が高い
- 自立した高齢者も入居できる
- 在宅介護時のケアマネジャーを引き継ぐことができる
コスト面や自由度、入所難易度はいずれも、自立度の高い方が入居するサービス付き高齢者向け住宅ならではのメリットでしょう。60歳以上か要介護認定を受けた60歳未満の方が入居対象なので、一般的な賃貸住宅のように年齢を理由に入居を断られる心配もありません。契約更新がない点も嬉しいポイントです。
サービス付き高齢者向け住宅がおすすめな人
- 自立状態~要介護2くらいまでの方
- 一人暮らしが少し不安でも、食事、入浴などは自力でできる方
- 元気だが、定期的な見守りを受けて生活したい方
サービス付き高齢者向け住宅のデメリット
デメリット
- 一般的な賃貸住宅に比べ家賃が高い
- 配置義務がないため、看護師が常駐していない施設も多い
- 有料老人ホームと比べて見守り体制が希薄(特に夜間)
- 介護度が重くなったり認知症が進行したりすると住み続けることが難しい
- 認知症がある場合は入居できないこともある
安否確認や生活相談サービスが受けられるサービス付き高齢者向け住宅は、一般的な賃貸と比較すると費用面がかさみます。しかし、費用面を踏まえても、不安やリスクヘッジの観点から入居する価値は高いでしょう。
介護などのサポート面に不安が残る場合は、外部の事業者と別途契約する方法も。将来を見越して、有料老人ホームやグループホームに入居するのも1つの手段でしょう。
サービス付き高齢者向け住宅をおすすめできない人
- 介護度が重く、食事、排せつ、トイレなど日常の多くの場面で介助が必要な方
- 意思疎通が難しいなど、認知症の症状が進んでいる方
- 24時間の見守りが必要な方
サービス付き高齢者向け住宅と他施設の違い
住宅型有料老人ホームとなどいくつかの施設と混同されがちなサービス付き高齢者向け住宅。それぞれの違いを適切に把握して、ご自身やご家族にとって最適な施設を選びましょう。
関連記事有料老人ホームとは?種類や定義、料金、人員基準など詳しく解説
住宅型有料老人ホームとの違い
サービス付き高齢者向け住宅 | 住宅型有料老人ホーム | |
---|---|---|
退去要件 | 介護度が重くなると退去となる施設が多数 | 介護度が重くなっても住み続けられる |
入居金 | 少額(敷金) | 数百万になるところも |
居室 | 25平米(共用の浴室キッチン込の場合は18平米) | 13平米 |
サービス付き高齢者向け住宅とよく比較される施設が住宅型有料老人ホームです。どちらも主に介護を必要としない方が対象で、介護サービスの利用分だけ費用が発生します。大きな違いは表の通りで、下記の記事でさらに詳しく解説中。あわせて参考にしてください。
関連記事住宅型有料老人ホームとは?サ高住・介護付き有料老人ホームとの違いを解説
関連記事住宅型有料老人ホームの費用
介護付き有料老人ホームとの違い
サービス付き高齢者向け住宅 | 介護付き有料老人ホーム | |
---|---|---|
介護サービス費 | 利用した分を支払う | 介護度に合わせて定額で支払う |
契約形式 | 建物賃貸借契約 | 終身利用権方式 |
生活の自由度 | 自宅と同じ暮らし | 食事や入浴などのタイムスケジュールがある |
サ高住は、介護が必要となったら外部の事業者と契約して介護サービスを利用します。
一方、介護付き有料老人ホームでは、施設に常駐する介護・医療スタッフが入居者に直接サービスを提供します。介護付き有料老人ホームは、介護が必要な方がサポートを受ける前提で入居する施設なので、費用面も大きく異なります。
関連記事介護付き有料老人ホームとは
関連記事介護付き有料老人ホームの費用
シニア向け分譲マンションとの違い
サービス付き高齢者向け住宅 | シニア向け分譲マンション | |
---|---|---|
契約 | 建物賃貸借契約 | 所有権方式 |
設備基準 | 設備などの基準があり、届出の義務がある | 届出の義務がない |
住み替えしやすさ | 高額な初期費用が不要 | 高額な頭金が必要 |
シニア向け分譲マンションは文字通り、高齢者が生活しやすいように配慮された分譲マンションです。賃貸借契約で入居するサービス付き高齢者向け住宅とは契約形態が大きく異なります。下記の記事にて、サービス付き高齢者向け住宅とシニア向け分譲マンションの違いにフォーカスした内容をまとめています。
関連記事サービス付き高齢者向け住宅とシニア向け分譲マンションの違い
サービス付き高齢者向け住宅と他施設の違いを動画で見る
サービス付き高齢者向け住宅利用者の口コミ
実際にサ高住に入居した方のご家族から「LIFULL 介護」へ寄せられた口コミをご紹介します。利用者の生の声を聞くチャンスはなかなか限られていますが、ぜひ口コミを参考に、サ高住への入居を検討してみてください。
90代・男性・要介護2(2019年入居) 子供からの口コミ
入居者に対して接する対応が非常に良いです。定期的な声掛け、週2回の入浴補助、洗濯、トイレ補助等、丁寧にして頂いており、感謝の気持ちで一杯です。
入居者の生活・様子 | ★★★★☆ 4 |
---|---|
食事・料理 | ★★★★☆ 4 |
介護体制 | ★★★★★ 5 |
スタッフ・事業者 | ★★★★★ 5 |
料金・費用 | ★★★★☆ 4 |
料金・費用 | ★★★★★ 5 |
90代・女性・要介護5(2020年入居) 子供からの口コミ
入居したてで、仲間に入れないのではないかと不安があった時にでも、自然と皆の輪に入れるように気を使ってくれていた。 夜中のコールにも素早い対応をしてくれた。
入居者の生活・様子 | ★★★★★ 5 |
---|---|
食事・料理 | 提供なし |
介護体制 | ★★★★★ 5 |
スタッフ・事業者 | ★★★★★ 5 |
料金・費用 | ★★★★☆ 4 |
料金・費用 | ★★★★★ 5 |
70代・男性・要介護2(2018年入居) 子供からの口コミ
なるべく入居者の方たちの自立性を重んじていて、生活ができる方はあまり手をかけすぎておらず、そんな様子がとても相応しく見えます。
入居者の生活・様子 | ★★★★★ 5 |
---|---|
食事・料理 | ★★★★★ 5 |
介護体制 | ★★★★★ 5 |
スタッフ・事業者 | ★★★★★ 5 |
料金・費用 | ★★★☆☆ 3 |
料金・費用 | ★★★★★ 5 |
十分にリサーチして、ご自身にとって最適なサービス付き高齢者向け住宅へ入居を
自由度の高さと生活支援が魅力のサービス付き高齢者向け住宅。外部の事業者と契約することで、自分に必要なサービスのみ選択できます。施設によって特徴も様々なので、十分に下調べしたうえで、最適な施設へ入居しましょう。
「LIFULL 介護」では、全国のサービス付き高齢者向け住宅の情報を掲載中。要支援や要介護など状態に合わせた施設探しも可能です。施設入居をご検討中の方は、ぜひ1度チェックしてください。
サービス付き高齢者向け住宅への入居に関するよくある質問
Q.サ高住と他の介護施設は何が違うんですか?
A.自宅同様に自立度の高い暮らしを送れる点が大きな違いです。
かく見るとさまざまな違いがありますが、大きくは生活自由度の高さが挙げられます。サ高住は基本的に、自立して生活できる方が主な入居対象です。
入居者が安全かつ快適に暮らすためのサポートをする施設なので、身の回りのことは基本的に自力で行います。その分生活の自由度も高いのが特徴です。一方介護施設では、1日のスケジュールがあらかじめ決まっている場合などが大半です。
Q.サ高住入居後も今の介護サービスやケアマネジャーは継続できますか?
A.継続可能です。
契約中のケアマネジャーがいたり、既に利用中の介護サービスがあったりする場合は入居後も継続できます。
ただし、住所地が大きく変わってしまうとサービス提供も困難になります。場合によっては、施設側から新しいサービスやケアマネジャーを提案されることもあるでしょう。その時の状況やご本人の希望などを踏まえてベストな選択をしてください。
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この記事の制作者
監修者:小菅 秀樹(LIFULL介護 編集長/介護施設入居コンサルタント)
介護施設の入居相談員として首都圏を中心に300ヶ所以上の老人ホームを訪問。1500件以上の入居相談をサポートした経験をもつ。入居相談コールセンターの管理者を経て現職。「メディアの力で高齢期の常識を変える」を掲げ、介護コンテンツの制作、セミナー登壇。YouTubeやX(旧Twitter)で介護の情報発信を行う。