超高齢社会を迎え、80代以上が10人に1人という時代に突入します。
株式会社NTTドコモと株式会社チカクは、離れて暮らす親子がまるで隣にいるかのように感じられる新しいライフスタイルを提案するため、「ちかく」サービスを2024年4月中旬以降に開始します。
このサービスは、親の在室状況を一目で確認でき、そのまま気軽に話しかけられる「デジタル近居」の形を実現します。
このニュースは生成AIを使用しLIFULL seniorが提供しているコンテンツです
超高齢社会を迎え、日本国内の80歳以上の年齢の方が10人に1人の割合に達し、2030年には1,500万人を超えると推計されています。
ひとり暮らしの高齢者世帯を見てみると、2040年には約900万世帯に上ると予想されています。
株式会社チカクが行った調査によって、親の安否や健康状態に関して遠く離れた場所で暮らす子ども世帯が日々不安を抱えていることがわかりました。
子ども世帯が見守りサービスの導入を打診する一方、親側は見守りサービスを「監視されているようで嫌」と感じ、その導入を拒否する傾向があります。
こうした背景から、ドコモとチカクは親子が安心して暮らせるシステムを目指し提供が開始されたのが「ちかく」です。
「ちかく」は、高齢者の自宅テレビに接続する家型の端末と専用アプリを通じて、離れて暮らす親子のコミュニケーションを支えるサービスです。
端末にはSIMが内蔵されており、テレビ電話が可能です。
使い慣れたテレビのリモコンで操作できるため、高齢者も簡単にサービスを活用できます。
また子ども側は、アプリを通じて親の在室状況の確認、テレビ電話によるコミュニケーション、写真の共有が可能です。
「あんしんモード」機能をオンにすると親の生活リズムの変化や安否を、より細かく把握できます。
親の起床・就寝時間、在室履歴などの生活リズムの変化を記録する機能があり、異変を感じた時には、親が端末を操作せずとも、テレビ電話を通して部屋の様子を確認できます。
三年間に及ぶコロナ禍は、帰省することが難しく、親の健康状態の変化に不安を感じる人も多かったと思います。
コロナが明け、久しぶりに帰省したら「要介護状態になっていた」「認知症を発症していた」といったケースも報道されていました。
こうした中、ICTを活用した親の見守りサービスが増加しています。
家電売り場には見守り機器の特設コーナーが設けられ、ネット通販では様々な製品が目につくようになりました。
今回の「デジタル近居」サービスは、端末を親の自宅テレビに接続することで在室状況をスマホのアプリから確認でき、テレビ電話で会話も可能とのことです。
また、SIMが内蔵されているため、Wi-Fi設定やインターネット工事が不要で導入も容易です。
このようなサービスを利用することで、親の日常を画面越しに観察し、小さな変化にも気付きやすくなります。
また、定期的なコミュニケーションは親子の関係を深め、精神的な支えにもなるでしょう。
株式会社チカク「親の在室が一目でわかり、そのまま話しかけられる“デジタル近居”サービス「ちかく」の提供を開始」
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