介護をしていると、周りの人のふとした言葉にひっかかったり、傷ついたり……。
母親の介護をしながら、家事と仕事に追われる富田杏仁さんも例外ではありません。
そんな杏仁さんのストレス発散方法とは……?
お久しぶりです、富田杏仁です!
母の介護が始まる前、私は介護施設でフルタイムのパートで働いていました。
在宅介護が始まってからは10時~16時の勤務にしてもらい、
職場に誰よりも遅く来て誰よりも早く帰る、という働き方になりました。
傍から見たら、確かに楽そうですね。
でも、通勤前後は母のデイサービスの送り出しや迎えでバタバタ。
仕事も短時間で業務を終わらせなければならず、
実際は息つく暇もないほど時間に追われていました。
私は介護をしていることとか介護の悩みとか、
あまり他人に話さないタイプです。
そして、在宅介護は外からは見えにくい。
周りの人は「あの人は親の介護をしている」、とはなんとなく知っていても、詳しくは知りません。
悪気のないちょっとしたひとことは、
実情を知らないから出るんだと思います。
そうとはわかっていても、やっぱりもやもやしてしまう、
複雑な乙女心ならぬ“介護者ゴコロ”なのでした。
1971年生まれ。 夫と大学生の娘、要介護の母と暮らす主婦。 娘が大学生になり子育てが落ち着いたと思いきや今度は母親が要介護に。 家事、母親の介護、仕事のかたわら自らの介護経験を漫画に記録している。 今、1番やりたいことはひとり旅。
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