LIFULL 介護 編集長小菅が解説
天然温泉とラグジュアリーな
住空間を楽しむ豊かな暮らし
サンカルナ久留米(福岡県/住宅型有料老人ホーム)
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LIFULL 介護 編集長小菅が解説高級シニアレジデンスの選び方
福岡県第3の都市・久留米市の閑静な住宅街に立つ『サンカルナ久留米』。ここは100年以上にわたり九州の交通インフラを支えてきた西鉄グループが運営するシニアレジデンスです。
同社は福岡県内に11のシニアレジデンスを展開し、シニア向け住宅事業でも確かな実績を重ねてきました。今回は九州最大規模を誇る『サンカルナ久留米』の魅力について、編集長の小菅が取材しました。
- 自分らしく暮らす—
シニアレジデンスを選ぶポイント -
- 希望するライフスタイルが実現できる環境か
- 快適で充実した生活を送るためには、それを実現できる環境も必要です。立地や周辺環境、館内設備やサービス内容を確認しニーズに合った物件を選びましょう。
- 支配人・スタッフ、入居者との相性
- 日々の生活で接するスタッフや支配人、そして他の入居者との相性が良いことも、満足度の高い生活を送るポイントです。入居者に住み心地などを聞いてみると大変参考になるでしょう。
- 将来を見据えた介護・医療対応
- 将来的な健康状態の変化に対応できる施設を選ぶことも大切です。長期間安心して過ごすためには、手厚い介護や医療対応が求められます。ケアの体制や医療連携などを確認しておきましょう。
上記の3点を踏まえて、入居者のデータ・実際の施設の様子を見てみましょう。
入居者に聞いた入居の決め手3選
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1天然温泉
毎晩、温泉で1時間ほど入浴するので、目覚めが良くなりました。友達にも羨ましがられます(80代・女性)
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2シャトルバス
運転免許は返納しましたが、郷土資料などを探しに遠出する時にも入居者専用の「おでかけバス」があって助かっています(70代・女性)
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3安心・安全な暮らし
戸建て暮らしは庭木の手入れなどの面倒、防犯上の不安もありましたが、その心配事から解放されました。久留米は便利な街で、自然も多い環境が気に入りました(70代・男性)
(時点)
入居者データ
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入居者の男女比
- 男性:42%
- 女性:58%
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入居者の介護度分布
- 自立:115人
- 要支援:32人
- 要介護:23人
(時点)
- どんな人が暮らしている?
- ・男性の割合は約4割。シニア向け住宅としては、比較的男性比率が高いのが特徴です。
- ・県外や海外からの入居者も多く、特に近年は関東地方からの移住者が増え、幅広い地域の方が暮らしています。
編集長 小菅がサンカルナ久留米を訪問・解説

こんにちは。LIFULL 介護 編集長の小菅です。
今回ご紹介するのは、西鉄グループが運営する、久留米市にある14階建ての九州最大規模のシニアレジデンス『サンカルナ久留米』です。ホテルのような上質な住空間と天然温泉のある暮らし、そして都心へもアクセスしやすい好立地なシニアレジデンス。その魅力について支配人の丸山さんにお話を伺いました。
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かけ流しの天然温泉で毎日リフレッシュ

『サンカルナ久留米』は、高級ホテルのようにラグジュアリーな造りが印象的ですが、最大の魅力といえば、やはり天然温泉でしょう。館内には男女それぞれに広々とした温泉大浴場があり、特にひのき風呂は圧巻の大きさで、私がこれまで見てきたシニア住宅の中でも最大級の大きさで驚きました。

地下約1200mから汲み上げる自家源泉は48度。泉質はアルカリ性単純温泉で、リウマチや神経痛、疲労回復、胃腸機能の低下などに効能が期待でき、かつ湯あたりしにくい泉質といいます。
毎日午前中は浴槽内や洗い場、脱衣所までしっかりと清掃に充てるなど衛生管理も徹底。浴槽には手すりや緊急コールを設置し、安全面においてもご入居者が安心して利用できるよう取り組んでいます。

大きな浴槽で思いきり足を伸ばして、温泉に浸かることができる毎日—しかも、かけ流しの天然温泉です。遠くの温泉地に行かずとも、温泉が暮らしのそばにある。そんな贅沢のできるシニアレジデンスが、一体どれだけあるでしょうか。一日の疲れをしっかりとってリフレッシュすることは、心身の健康と明日への活力に繋がります。「天然温泉が決め手となって入居を決めた」という方が多いのも納得です。
シャトルバスが毎日運行。
アクティブに暮らすご入居者を応援
老後の不安材料として、移動手段を挙げる人も多いのではないでしょうか。免許を返納された方、マイカーを手放された方は公共交通機関を頼ることになるため、交通面での利便性は、住まい選びの大切な要素になってくるはずです。

そんな方々のために、『サンカルナ久留米』では毎日専用のシャトルバスが発着しています。鉄道やバスを運営する西鉄グループだからこそのサポートといえるでしょう。
「サンカルナおでかけバス ほとめき号」は1日7便。曜日によってコースを変えて運行しています。バスはエントランス発着で、運行ルートは地元の大型商業施設や市役所のほか、西鉄久留米駅やJR久留米駅にも停車。久留米の主要駅である両駅は福岡市天神や博多、近郊の観光地などへのアクセスに便利です。

『サンカルナ久留米』のご入居者は、原則ご入居時において満65歳以上の方、通常の日常生活をご自身で営むことができる健康状態にある方です。すなわち、アクティブに毎日を楽しんでおられる方たちが多く、そんな方々にとって、シャトルバスは重要な役割を果たしています。

久留米市は九州自動車道と大分自動車道、長崎自動車道のクロスポイントに位置し、佐賀県や大分県、熊本県などにも行きやすい立地です。少し遠出して観光地を巡ったり、現地のグルメに舌鼓を打ったり、ご夫婦の思い出の場所を再訪したり。余暇の楽しみ方がぐんと広がることでしょう。
安心・安全な暮らしのためのサポート体制

安心・安全が保証されているかは、ご入居者やご家族にとって気になるところ。『サンカルナ久留米』は、この点においても充実しています。
館内への出入りは専用カードキーを使用し、オートロックのため部外者は出入りできません。このカードキーは、西鉄が発行する交通系ICカード「nimoca」と一体化しており、公共交通機関の利用や買い物、自宅の開錠まで、これ1枚で完結します。

居室は1Rから2LDKの20タイプがあり、足腰に不安のある方などにも配慮したユニバーサルデザインに。居室にはキッチンが備っていますが、毎日の食事の準備はちょっとたいへん…という方は、館内のレストランで栄養バランスのとれた食事を利用することもできます。

さらに、居室内には緊急コールや生活リズムセンサーが設置されています。生活リズムセンサーは、ご入居者の室内での移動が8時間以上確認できない場合に作動するものです。また、24時間介護スタッフが常駐し、一時的な体調不良には生活支援サービスにて配膳、服薬管理、買い物、入浴支援などを行います。

館内で介護保険サービスも受けられるほか、聖マリア病院系列のデイサービスセンターも併設。もし、常時見守りが必要になった場合は、館内の介護専用フロア・介護専用居室への住み替えも可能です。
支配人インタビュー 編集長 小菅が聞く
「サンカルナ久留米」の魅力

今回インタビューに応じてくれたのは、『サンカルナ久留米』支配人の丸山雅也さん。このシニアレジデンスの理念やこだわり、大切にされている思いなどを伺いました。
- 小菅
まずは『サンカルナ久留米』の理念やコンセプトをお聞かせください。
- 丸山さん
西鉄グループの企業理念が「安心・快適・ときめき」なんです。これを私たちは『サンカルナ久留米』が提供できる3つの価値ととらえています。安心があるから快適になる。快適の先に笑顔が生まれるときめきがある。ご入居者が楽しみや生きがいを見出せるような環境を整えていきたいと思っています。

- 小菅
こちらでは、どのような理由で入居を決める方が多いのでしょうか。
- 丸山さん
急病やケガを経験されてこの先の生活に不安のある方や、子供に迷惑をかけたくないと考える方が多い印象です。共通点するのは、みなさん高品質な居住空間を求めていることです。だからこそ、我々としてもそれまでの生活水準を維持できるよう、上質な暮らしを提供する責務があると考えています。
- 小菅
本当に洗練されていますね。ここに入った瞬間、高級ホテルのような設えに驚きました!かといってよそ行きすぎず、温かみも感じられるのが魅力ですね。
- 丸山さん
ありがとうございます。西鉄グループは長年、分譲マンション事業を手がけてきたので、そこで培った技術をこの施設にも活かしています。

- 小菅
共用施設もとにかく充実していますね。なかでも天然温泉には驚きました。
- 丸山さん
温泉が入居の決め手になった、と言われる方が多いですよ。
- 小菅
メンテナンスはたいへんではないですか?
- 丸山さん
衛生管理は徹底しています。毎日午前中に清掃を行い、お湯もすべて入れ替えています。朝風呂を希望されるご入居者も多いのですが、清潔で安心できる温泉を楽しんでいただくため、現在はこの規定で運営しています。

- 小菅
ほかにも、エントランスラウンジにライブラリーラウンジ、眺望抜群のスカイラウンジ。さらに広々としたレストランや豪華なバーまで、共用設備が本当に充実していますね。
- 丸山さん
スカイラウンジからは花火が見えるので、大きな花火大会があるときはみなさんここに集まり楽しまれています。カラオケやシアタールーム、娯楽室もあり、ご入居者同士で麻雀や囲碁サークルを作って活動されています。ゴルフサークルもありますね。
- 小菅
みなさんアクティブですね!
- 丸山さん
そうですね。自らの意思で入居を決めた方が多いので、前向きに過ごされているのだと思います。

- 小菅
いわゆる“老人ホームに入る”という、どこか消極的でマイナスなイメージとはまったく異なりますね。久留米という街に惹かれてご入居される方もいるのでしょうか。
- 丸山さん
久留米はバス、電車、高速道路など交通機関が充実しています。また、人口10万人あたりの医師数は全国でもトップクラス。そのあたりがご入居の決め手になった方もいらっしゃいます。
- 小菅
ご入居者の健康管理とサポート体制について教えてください。
- 丸山さん
聖マリア病院と連携し、年1回の健康診断を受けられる体制をとっているほか、健康セミナーの開催やインフルエンザの予防接種も実施しています。また、ご入居者と我々スタッフの日頃のコミュニケーションも重視しています。いつも顔を合わせていれば、「今日は顔色よくないな」「歩き方がぎこちないな」など、ちょっとした変化にも気付きやすくなるからです。何気ない挨拶や会話というのは、健康を守るうえでも大切なんです。
- 小菅
建物に入ったときに感じた温かい雰囲気は、そうした心配りから生まれているのかもしれませんね。

- 小菅
最後に、元気なうちにシニアレジデンスを探したいと考えている方にメッセージをお願いします。
- 丸山さん
シニアレジデンスは今やライフスタイルのひとつ。ぜひ前向きな気持ちで検討してほしいと思います。
取材のまとめ
- 九州最大級のシニアレジデンス
- 天然温泉と多彩な共用施設が彩る暮らし
- 自由と安心を両立する新しい住まい
取材当日、西鉄電車に乗り「聖マリア病院前駅」へ。徒歩数分で到着するのでアクセスも良好。さらにシャトルバスの運行も充実し、自由に外出を楽しみたい入居者にとって、利便性の高さは大きなポイントでしょう。
サンカルナ久留米に到着してまず感じたのは、そのスケールの大きさです。14階建て・272室を備えた建物には共用設備も充実しています。中でも天然温泉の大浴場や夜景の美しいスカイラウンジなどは、リラックスできる特別な空間です。
さらに印象的だったのが、「心地よい距離感で、入居者の自由と安心を両立」している点。ロビーカウンターにはコンシェルジュが常駐し、笑顔で談笑する姿が見られました。入居者は自立した方が多いものの、日々の会話を通じて体調の変化を察知し、必要に応じて適切なサポートが行われています。こうした細やかな心配りが、安心して暮らせる環境をつくっているのでしょう。
「自由と安心が共存し、自分らしい時間を大切にできる場所。」
それが、サンカルナ久留米の魅力です。

住宅型有料老人ホーム サンカルナ久留米
福岡の中心街である天神・博多へ好アクセス、ゆったりくつろげる天然温泉、安心の介護体制。エントランス発着の入居者専用シャトルバスで日常のお出かけも便利です。
- 住所
- 福岡県久留米市津福本町198番地2
- 入居
- 24.47万円 〜 3,787万円
- 月額
- 10.45万円 〜 51.2万円
- ゲストルーム
- フィットネス
- 温泉
- サークルルーム
- カラオケ
- 居室60m²以上