LIFULL 介護 編集長小菅が解説
人を大切に ─ ホスピタリティあふれる都心の洗練空間
アライブ代々木大山町(東京都/介護付き有料老人ホーム)
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LIFULL 介護 編集長小菅が解説高級シニアレジデンスの選び方
渋谷区大山町は小田急線・東京メトロ千代田線「代々木上原駅」、京王新線「幡ヶ谷駅」、京王線「笹塚駅」がいずれも徒歩圏内という、アクセス抜群の閑静な邸宅街。この地に佇む「アライブ代々木大山町」は、セコムグループの株式会社アライブメディケアが運営するシニアレジデンスです。
都心の一等地という立地や、ハイグレードな建物が目を引きますが、ご入居者からは接遇や職員体制で高い評価を受けているとのこと。何よりも「人」を大切にしているという同レジデンスの魅力や実際の暮らしについて、小菅編集長が取材しました。
- 自分らしく暮らす—
シニアレジデンスを選ぶポイント -
- 希望するライフスタイルが実現できる環境か
- 快適で充実した生活を送るためには、それを実現できる環境も必要です。立地や周辺環境、館内設備やサービス内容を確認しニーズに合った物件を選びましょう。
- 支配人・スタッフ、入居者との相性
- 日々の生活で接するスタッフや支配人、そして他の入居者との相性が良いことも、満足度の高い生活を送るポイントです。入居者に住み心地などを聞いてみると大変参考になるでしょう。
- 将来を見据えた介護・医療対応
- 将来的な健康状態の変化に対応できる施設を選ぶことも大切です。長期間安心して過ごすためには、手厚い介護や医療対応が求められます。ケアの体制や医療連携などを確認しておきましょう。
上記の3点を踏まえて、入居者のデータ・実際の施設の様子を見てみましょう。
入居者に聞いた入居の決め手3選
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1スタッフの高いホスピタリティマインド
他のホームと比べて比較しましたが、人員配置が手厚い事が影響しているのか、スタッフの方の接遇が段違いに良かったです。いろいろな人が働くホームだからこそ、アライブならと安心して母をお任せする事が出来ると思いました。(60代 女性)
固すぎず、砕けすぎず、とても心地よい距離感と雰囲気で接してくださり、大変安心しました。スタッフの方々が心から思ってくれているのだと感じました。(70代 女性)
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2法令基準を上回る、充実の職員体制
他のホームと比べても圧倒的な差を感じました。近隣のホームもいくつか見ましたが、スタッフの方を見かけないか、居たとしても忙しそうにバタバタと走り回っている印象を受けましたが、アライブさんは本当に落ち着いていて、穏やかに仕事をされているように感じました。(80代 男性)
人員配置だけで選んだわけではないですが、他の様々なお仕事に人の多さが影響しているのだなと感じました。ゆとりをもって丁寧な対応が出来るから入居している人たちも穏やかそうな表情をされていました。(60代 男性)
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3地元の方に支持される、地域に根差した住まい
長年住んできた地域ですので離れるのも心苦しく、こんなに近くに素敵なホームがあってよかったです。(80代 女性)
元々住んでいた実家からも近く、家族も通いやすい距離にある施設という事が一番の安心感でした。また、スタッフの方も多く、何かあった時にすぐに対応してくださる心強さも入居を決めたきっかけです。(60代 男性)
(時点)
入居者データ
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入居者の男女比
- 男性:26%
- 女性:74%
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入居者の介護度分布
- 自立:2人
- 要支援:5人
- 要介護:27人
(時点)
- どんな人が暮らしている?
- ・自立から入居可能で、現在は要支援から要介護の方がご入居中
- ・数組ご夫婦で入居されている
こんにちは。LIFULL 介護 編集長の小菅です。
今回ご紹介するのは、高級住宅地 渋谷区大山町にある「アライブ代々木大山町」です。新宿から近く便利な立地にもかかわらず、とても静かで優雅な環境のシニアレジデンス。その魅力についてご入居者にお話を伺いました。
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スタッフの高いホスピタリティマインド
入居の決め手として多くのご入居者が挙げるのが、スタッフの接遇レベルの高さです。
運営会社の株式会社アライブメディケアは「人を大切にする」という理念を持っており、高い専門性と、心に寄り添う豊かな「人間性」を兼ね備えた人材を採用。スキルや知識だけでなく、「心のやさしさ」や「人間力の高さ」を持ったスタッフが、ご入居者お一人おひとりと真摯に向き合うことを大切にしています。会社全体でウェルビーイング経営を推進し、「まず自分たちが幸せでなければ、ご入居者やご家族を幸せにすることはできない」との考えから、スタッフの評価制度にウェルビーイングにまつわる項目を採用。全社員が受ける幸福度診断では一般企業平均より高い結果が出ています。
また、ご入居者、ご家族だけでなく、働くスタッフを大切にしている点も特徴の1つです。具体的には給与や福利厚生といった待遇の充実を図ると共に、「知識・経験というかけがえのない財産を得て欲しい」との思いから、スタッフ教育にも注力。手厚い入職時研修や資格取得支援の実施、認知症ケアの知見を深める外部研修受講のサポートなど、スキルアップの機会を豊富に提供しています。
「アライブ代々木大山町」の加藤 聡ホーム長によると、「学びを得たスタッフは向上心がいっそう高まり、以前にも増して、やりがいを持って仕事に取り組んでいます」とのこと。充実の教育で、ホスピタリティあふれる接遇にいちだんと磨きがかかり、「他のホームと比較して段違いに接遇が良い」と、ご入居者やご家族から高い評価を受けています。
法令基準を上回る、充実の職員体制
要介護者等に対する介護スタッフの人員配置基準は、法令で3:1以上とされています。しかし「アライブ代々木大山町」は基準を大きく上回り、1.5人の要介護者等に対し、1人の介護・看護スタッフが付く体制を取っています。
この体制のメリットは何といっても、手厚いケアを実現できることです。スタッフが仕事に追われていると館内がせわしなくなりがちですが、「アライブ代々木大山町」はゆったりと穏やかで、落ち着いた雰囲気が印象的。人員にゆとりがあるため、一泊旅行のように多くの人手が必要なイベントも、介護スタッフや医師が同行するなど万全の体制で実施しています。
同様に、お一人おひとりのやりたいことや夢に寄り添う個別のサポートも、細やかに行うことができます。歩行に不安のある方が「山に行きたい」とおっしゃれば、リハビリ計画を立てて伴走し、最適な旅程を検討・手配して介護スタッフがお連れします。
1つ夢が実現すると、次の楽しみを見つけて意欲的になる好循環が生まれ、ご入居者の体調に良い変化をもたらすことも多いそう。充実の職員体制は、いくつになってもやりたいことに挑戦できる豊かなシニアライフにつながっていくのです。
地元の方に支持される、地域に根差した住まい
「アライブ代々木大山町」のご入居者は、近隣にお住まいだった方や、ご家族が近隣にお住まいの方が多くいらっしゃいます。愛着のある街に住み続けられる、あるいは、ご家族が訪問しやすいという立地の魅力も、入居の大きな決め手になっている様子。共用リビングではご入居者同士が、地域にまつわる共通の話題で会話を楽しまれていることもあるそうです。
「アライブ代々木大山町」は運営面でも、地域に根差すことを非常に重視しています。近隣の方の短期ショートステイを積極的に受け入れているほか、運動や音楽コンサートなどの館内イベントは地域の方にも気軽にご参加いただいています。また、駐車場はパンや野菜の移動販売車に無料で貸し出しており、買い物に訪れた近隣の方の憩いの場にもなっています。
今後は地域のお子様たちとご入居者との交流イベントも計画中。館内に閉じないオープンな運営で、社会との接点を感じられる楽しい暮らしをご提供しています。
ご入居者様インタビュー小菅編集長が聞く、「アライブ代々木大山町」の魅力
お話を伺ったのは、2017年10月のオープンと同時に「アライブ代々木大山町」に入居なさったO様(79歳)です。
O様は奥様を早くに亡くされ、東京都内で一人暮らしをされていましたが、あるとき突然の体調不良に見舞われたとのこと。その後は元気に回復なさったものの、心配した娘様の勧めで「アライブ代々木大山町」に入居することに。ご自分のライフスタイルを大切にしながら、大山町での暮らしを楽しまれています。
- 小菅
はじめに、O様が「アライブ代々木大山町」を選んだ理由をお聞かせください。
- O様
娘の家から近いという理由で、娘に強く勧められて決めました。高齢の親は近くにいるほうが安心なようですし、私自身もいざというときの安心感がありますね。
- 小菅
何かあったときを想定し、娘様や息子様の自宅近くへ住み替える方が増えていますね。こちらの住み心地はいかがでしょうか?
- O様
満足しています。スタッフは親切で、いつも明るくあいさつしてくださって、気持ち良く暮らしています。
私は基本的に元気なので、今は特段の身体介助は受けていませんが、買い物代行や家事などの生活サポートには大変助けられています。掃除や洗濯はやってくださるし、買いたいものをスタッフさんに伝えると全て手配して届けてくださる。館内で訪問美容師のヘアカット代なども含め、こまごまとした生活費用は月ごとにまとめて請求してくれるので煩わしさがありません。ホテルのようにサービスが行き届き、とても快適です。
- 小菅
介護以外にも、生活を支える便利なサービスが不随していますよね。O様が「入居して良かった」と感じたエピソードをお聞かせください。
- O様
やはり、体調を崩したときですね。数カ月前に意識をなくすほどの高熱が出たのですが、館内の看護スタッフの迅速・適切な対応のおかげで事なきを得ました。ここには常勤の看護スタッフが3名もいるんです。充実した医療サービス体制で、恵まれていると感じます。
- 小菅
24時間スタッフがいる安心感は心強いですよね。普段はどのように毎日をお過ごしですか?
- O様
朝はラジオの英会話講座を聞いた後に外出し、駅の近くのコーヒー店で朝食をいただきます。ここは外出が自由ですし、私は散歩が好きなので、ランチも近所の行きつけのレストランによく行きます。食後に軽くラム酒のカクテルなどを飲みながら、店員さんとおしゃべりするのが楽しいですね。
- 小菅
代々木上原の駅ビルも数年前にリニューアルしました。この周辺は素敵なお店も多そうですね。
- O様
そうですね。以前は友人と一緒に都心のホテルで食事をしたりしましたが、ここは近所にいいお店がたくさんあるので、遠出をしなくても十分に楽しめます。
- 小菅
アライブは定期的にイベントを開催し入居者から好評と伺いました。O様もイベントなどにも参加されるのでしょうか?
- O様
はい。音楽が好きで、館内コンサートによく参加します。最近だとカンツォーネのコンサートが良かったですねえ。プロのバリトン歌手の歌声を間近で聴くことができ、感動しました。
- 小菅
お好きなことを自由に生き生きと楽しんでいらっしゃり、とても素敵ですね。最後に、高齢者施設を探している方へのメッセージを頂戴できますでしょうか。
- O様
「アライブ代々木大山町」のように、買い物などの生活サポートやイベントが充実した施設だと、介護が必要になっても豊かで快適な毎日を送ることができると思います。
取材のまとめ
- 「人を大切にする」企業理念を実践
- 手厚い職員配置で入居者の夢を後押し
- 地域に根差した運営
アライブ代々木大山町を取材し、「人を大切にする」という理念がしっかりと実践されていると感じました。本編では触れていませんが、最新のICT技術を導入して業務の効率化を図り、そこで生まれた時間を入居者のケアに充てています。入居者一人ひとりに寄り添うきめ細やかなケアが実現されているのも、この理念の表れだと感じます。
特に印象的だったのは、スタッフの手厚い配置によって、個別の外出支援や機能訓練、さらには年数回の旅行イベントが実施されていることです。こうした取り組みが、入居者のQOL(生活の質)を高めることに大いに貢献しています。「車イスの入居者が富士登山を果たした」というエピソードは、あくまでその一例にすぎませんが、入居者の夢や目標を実現しようというスタッフの熱意が感じられました。
また、昨今、外部との交流が制限されているホームが多い中、アライブ代々木大山町は地域との結びつきを大切にしている点も特徴的です。フレイル予防の活動や音楽イベントを通じて、「開かれたホーム」として地域社会に根ざした運営が行われています。
今回の取材を通じて、「人を大切にする」という理念の重要さと、それがどのように具体的に形になっているかを改めて実感する機会となりました。
介護付き有料老人ホーム アライブ代々木大山町
洗練されたくつろぎの空間と眺望抜群のデッキテラスや菜園、日々を彩る多様なアクティビティ。1.5:1以上の手厚い人員配置で、お一人おひとりを大切に思うケアをしています。
- 住所
- 東京都渋谷区大山町27-15
- 入居
- 303万円 〜 5,566万円
- 月額
- 26.49万円 〜 96.36万円