LIFULL 介護 編集長小菅が解説

20年以上の歴史が築く、充実の医療・介護体制

LIFULL 介護 編集長小菅が解説高級シニアレジデンスの選び方

太平洋を望み、緑あふれる温暖な気候の千葉県・鴨川。その高台に位置するのが、介護付き有料老人ホーム「ナーシングヴィラ ハートフル鴨川」です。
最大の特徴は、充実した医療体制にあります。施設内にクリニックがあり、施設の真正面には系列病院が併設されています。さらには亀田総合病院とも提携しており、つねに万全の医療サービスを受けることができるのです。
また、充実した介護体制も注目すべきポイントです。2:1という手厚い介護スタッフの数と、20年以上も前から関わるスタッフの豊富な経験により、安心して介護を任せることができると評判です。
医療と介護体制の充実にこだわる「ナーシングヴィラ ハートフル鴨川」について、小菅編集長が徹底取材しました。

LIFULL介護編集長 小菅秀樹

小菅 秀樹

(LIFULL介護 編集長/介護施設入居コンサルタント)

介護施設の入居相談員として首都圏を中心に300ヶ所以上の老人ホームを訪問。1500件以上の入居相談をサポートした経験をもつ。入居相談コールセンターの管理者を経て現職。「メディアの力で高齢期の常識を変える」を掲げ、介護コンテンツの制作、セミナー登壇。YouTubeやX(旧Twitter)で介護の情報発信を行う。

自分らしく暮らす—
シニアレジデンスを選ぶポイント
希望するライフスタイルが実現できる環境か
快適で充実した生活を送るためには、それを実現できる環境も必要です。立地や周辺環境、館内設備やサービス内容を確認しニーズに合った物件を選びましょう。
支配人・スタッフ、入居者との相性
日々の生活で接するスタッフや支配人、そして他の入居者との相性が良いことも、満足度の高い生活を送るポイントです。入居者に住み心地などを聞いてみると大変参考になるでしょう。
将来を見据えた介護・医療対応
将来的な健康状態の変化に対応できる施設を選ぶことも大切です。長期間安心して過ごすためには、手厚い介護や医療対応が求められます。ケアの体制や医療連携などを確認しておきましょう。

上記の3点を踏まえて、入居者のデータ・実際の施設の様子を見てみましょう。

入居者に聞いた入居の決め手3選

  1. 1館内・敷地内・近隣にも医療機関が充実!

    同一敷地内に病院があり、何かあれば併設のクリニックにて受診できる

  2. 2数だけではなく質の高さも好評な介護体制

    地元であり自身に介護が必要なため、介護体制や医療体制が充実している施設

  3. 3海と緑に囲まれ、温暖な土地で過ごす毎日

    居室から山、海の眺めがよく、併設のクリニックにはドクター看護師が常駐、歯科、整形、皮膚科の受診もできるため

時点)

入居者データ

  • 入居者の男女比
    • 男性:45%
    • 女性:55%
  • 入居者の介護度分布
    自立
    要支援
    要介護
    • 自立:2
    • 要支援:11
    • 要介護:36

時点)

どんな人が暮らしている?
・持病に不安があり、充実した医療体制を求める方
・身体介護が必要な方、認知症の症状を抱える要介護者の割合が多い
・環境を気に入り、東京から住み替える方も一定数いる

小菅編集長がナーシングヴィラ ハートフル鴨川を訪問・解説

こんにちは。LIFULL介護 編集長の小菅です。
今回ご紹介するのは、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた千葉県鴨川市にある「ナーシングヴィラ ハートフル鴨川」です。医療と介護が一体となった安心のサポート体制と、経験豊富なスタッフによる手厚いケアが魅力のシニアレジデンス。都会の喧騒を離れ、穏やかな環境で安心して暮らせるその魅力を、現地で感じてきました。

館内・敷地内・近隣にも医療機関が充実!

入居の決め手としてほぼすべての方が挙げるのが、万全の医療体制です。

館内にクリニックがあり、さらに建物の真正面には系列のエビハラ病院が併設されています。日中はクリニックで診察をうけることができ、夜間に何かあれば エビハラ病院から医師が往診してくれます。さらに、緊急度が高い場合や専門的な治療が必要な場合には、県内屈指の有名病院・亀田総合病院での受診が可能です。

エビハラ病院にはベッドが確保されており、万が一の時にもスムーズに入院することができます。提携病院といえど、ベッドまで確保しているケースはほとんどありません。このように、24時間、症状の種類や重さを問わずに受診できる医療体制がとられていることが、多くのご入居者にとって最大の魅力のようです。

充実した医療体制を実現できている理由は、経営母体が医療法人グループだからだと言えます。ですから単なる医療機関との提携ではなく、医療機関の間での本質的な治療にまで踏み込んだ対策が取られています。たとえば亀田総合病院とは電子カルテを共有しているため、手術後の処置や経過観察を、亀田総合病院を退院した後も真向かいにある併設の病院で継続できるのです。

  • 外観
  • 外観
  • フロント
  • ロビー
  • スタッフ(看護課)
  • エビハラ病院
  • リハビリ公園

数だけではなく質の高さも好評な介護体制

充実した介護体制を入居の決め手として挙げています。あるご入居者のご家族は、「介護スタッフの数だけではなく、質の高さも決め手になった」とおっしゃっていたそうです。実際、入居者と介護スタッフの比率は2:1と非常に充実していますが、それだけではなく、介護スタッフの経験が長く、対応力や知識の差を感じたとのことでした。

明るい雰囲気の介護課

入居を検討しているご家族が施設見学をする際、介護の様子も見ていただくことができるそうです。多くのご家族は、その介護の丁寧さや優しさを見て信頼してくださるそうです。

  • スタッフ(事務所)
  • 食堂
  • スタッフ(食養課)
  • 敷地内
  • 敷地内
  • 敷地内
  • 敷地内

海と緑に囲まれ、温暖な土地で過ごす毎日

居室からの眺望

「ナーシングヴィラ ハートフル鴨川」を語るうえで外せないのが抜群のロケーションです。海にほど近い鴨川の高台に位置しています。居室からは海と緑豊かな山々を望むことができ、ご入居様からも「景色が美しい」と好評のようです。

近くにある鴨川松島

また、鴨川は一年を通して温暖な気候で、保養地としても有名です。ご入居者様の多くは首都圏、特に東京都と千葉県から入居されています。そのため、ご入居者様のご家族が面会に来た際には、近隣の宿泊施設に泊まることがほとんどだとか。時にはご入居者様も一緒に外泊することもあり、ご家族で楽しいひと時をすごしているそうです。

  • モデルルーム
  • モデルルーム
  • 眺望
  • モデルルーム
  • モデルルーム
  • 周辺環境(鴨川松島)
  • 周辺環境(鴨川松島)

ご入居者様インタビュー小菅編集長が聞く、「ナーシングヴィラ ハートフル鴨川」の魅力

お話をうかがうのは、I様(90歳)です。I様は東京生まれで東京育ち。20年前、70歳の時にお母様と持病を抱える妹様と3人で入居できる住まいを探し、「ナーシングヴィラ ハートフル鴨川」に入居されました。    

「ナーシングヴィラ ハートフル鴨川」の歴史とほぼ同じ年数を、この地で過ごされたI様。当時入居を決めた理由や現在の暮らしについて、小菅編集長がお話を伺いました。

  • 小菅
    小菅

    はじめに、「ナーシングヴィラ ハートフル鴨川」への入居をお考えになったきっかけをお聞かせください。

  • I様
    I様

    妹が要介護の状況となり、高齢の母もいることから、将来の生活を考えると施設への入居も選択肢としてあるのではないかと考え始めました。東京では戸建ての住宅に住んでいましたので、庭の手入れなどをする必要があります。そのような毎日の生活でやらなければならないことに加えて妹や母の介護をするとなると、将来的に無理な状況がかならず来ると思いました。

  • 小菅
    小菅

    最初に、どのような施設を検討されたのですか?

  • I様
    I様

    妹が海好きで「海が見える場所がいい」と言っていたので、最初は熱海の施設を検討しました。しかしその当時は自立から介護まで対応してくださる施設は少なく、熱海の施設も「入居時自立」が入居条件だったため 諦めました。同じ頃に、鴨川に介護まで対応してくださる施設があるという話を聞き、こちらの施設を見学することになったのです。

  • 小菅
    小菅

    当時は選択肢も少なく、探すのも大変だったでしょうね。見学をした時の感想をお聞かせください。

  • I様
    I様

    東京と比べると、空気がとてもおいしかったことと、部屋からの眺めが素晴らしかったことを覚えています。東京とはまったく違う澄んだ空気で、部屋からは180度、海も緑も見渡せたのです。

  • 小菅
    小菅

    海の見える住まいは誰もが一度は憧れますよね。第一印象がとても良かったみたいですが、それが入居の決め手だったのですか?

  • I様
    I様

    鴨川のすばらしい環境で介護をしていただけること。それに加えて、医療の体制が充実していたことが決め手でした。 正面玄関の真向かいに、大きな病院があります。入居を検討されている方は、ぜひご自分の目で見ていただきたいですね。

  • 小菅
    小菅

    病院が隣接しているのは大変珍しいです。医療体制の充実は、やはり大きな決め手でしたか?

  • I様
    I様

    もちろんです。人間は誰でも、歳を重ねるとどこかが傷んできます。その時に、たとえば入院しても3ヶ月ごとに病院を移らなければならないとか、すぐに入院できる病院が遠い場所にあるとかでは不安ですよね。常にベッドが確保されているという安心感は、他に代えがたいものがあります。

  • 小菅
    小菅

    入居してから、楽しんでいることは何ですか?

  • I様
    I様

    イベントです。皆勤賞で、欠席したことはありません(笑)。先日も、盆踊りがありました。踊ったり太鼓を叩いたりすると、より元気が出てきます。新型コロナウイルス感染症が蔓延する前は、お友達になった入居者の方と頻繁に旅行にも行っていました。

  • 小菅
    小菅

    「ナーシングヴィラ ハートフル鴨川」の、スタッフの方の印象をお聞かせください。

  • I様
    I様

    入居した時から変わっていないのですが、とても笑顔にあふれて優しい 印象です。東京と違って、鴨川の土地柄なのかもしれませんね(笑)。20年もいるので、もはや親戚のような感覚です。日々の挨拶一つをとっても、癒やされるような気持ちになります。

  • 小菅
    小菅

    最後に、シニア向け住宅への住み替え を検討中の方へメッセージをお願いいたします。

  • I様
    I様

    できるだけ早く、元気な時から検討をはじめ、決断をするべきだと私は思います。いざ介護が必要になってから検討をはじめても、空室がないこともあります。

    私はおかげさまで、まだ介護が必要な状態ではありません。自由に生活し、毎日一合だけ焼酎を頂くことが楽しみです。将来が不安になると、この歳でそのような楽しみも控えてしまうかもしれません。人生のさいごの時間を充実した幸せな時間とするために、ぜひ早いタイミングでの検討と決断をお勧めします。

取材のまとめ

  • 緊急時も安心の対応力!隣接病院との連携で万全のケア
  • ベテラン職員が安心の生活をサポート
  • 鴨川の豊かな自然と温暖な気候で「心地よい暮らし」を実現

医療と介護の連携を謳うシニア向け住宅は多いものの、その連携体制には差があります。「ナーシングヴィラ ハートフル鴨川」では、館内の嶺岡クリニック、隣接するグループ法人のエビハラ病院との緊密な連携により、緊急時にも迅速な対応が可能です。特に夜間でも看護師やドクターが対応してくれる点は、本当に心強いポイントだと感じました。「医療を伴わない介護はありえない」という創業者の思いがカタチになっています。
また、スタッフの経験値の高さもナーシングヴィラ ハートフル鴨川の特徴です。10年以上のキャリアを持つベテラン職員の割合が最も多く、身体介護はもちろんのこと、認知症の方への対応においても的確で、経験に裏打ちされた安心感があります。新しい施設ではなかなか得られない、ベテラン職員による生活サポートは、入居者のみならず、そのご家族にとっても大きな安心材料だと感じます。
そして、鴨川の豊かな自然と温暖な気候が、入居者の皆さんにとって心地よい暮らしを実現している点が印象的でした。館内から見渡せる緑や四季折々の風景、そして海から届く心地よい風は、日々の生活に癒しを与えてくれるはずです。
ナーシングヴィラ ハートフル鴨川は、医療との連携、ベテランスタッフによる安心感、そして豊かな自然環境という「3つの要素」が見事に揃った住まいです。大切な親を安心して託せる住環境として、ぜひ一度、足を運んでその魅力を感じてみてください。

介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホーム(特養)、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、その他介護施設や老人ホームなど、高齢者向けの施設・住宅情報を日本全国で延べ57,000件以上掲載するLIFULL 介護(ライフル介護)。メールや電話でお問い合わせができます(無料)。介護施設選びに役立つマニュアルや介護保険の解説など、介護の必要なご家族を抱えた方を応援する各種情報も満載です。
※HOME’S介護は、2017年4月1日にLIFULL 介護に名称変更しました。

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ご家族が宿泊できるゲストルームなどがある施設です