LIFULL 介護 編集長小菅が解説
本格的なリハビリ充実。東京海上の総合力が活きた住まい
ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ(神奈川県/介護付き有料老人ホーム)
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LIFULL 介護 編集長小菅が解説高級シニアレジデンスの選び方
「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ」は、大手保険会社、東京海上グループが運営する介護付き有料老人ホームです。コンセプトは、笑顔と会話が集まる場所「Lys(リュース)」。Lysはデンマーク語で「光」を意味する言葉で、入居者一人ひとりの<生きがい>という灯火を大切にしたいという想いが込められています。
2000年の開設以降、常に高い入居率を誇ってきた同ホーム。ご入居者様に選ばれ続ける理由はどこにあるのか、小菅編集長が取材しました。
- 自分らしく暮らす—
シニアレジデンスを選ぶポイント -
- 希望するライフスタイルが実現できる環境か
- 快適で充実した生活を送るためには、それを実現できる環境も必要です。立地や周辺環境、館内設備やサービス内容を確認しニーズに合った物件を選びましょう。
- 支配人・スタッフ、入居者との相性
- 日々の生活で接するスタッフや支配人、そして他の入居者との相性が良いことも、満足度の高い生活を送るポイントです。入居者に住み心地などを聞いてみると大変参考になるでしょう。
- 将来を見据えた介護・医療対応
- 将来的な健康状態の変化に対応できる施設を選ぶことも大切です。長期間安心して過ごすためには、手厚い介護や医療対応が求められます。ケアの体制や医療連携などを確認しておきましょう。
上記の3点を踏まえて、入居者のデータ・実際の施設の様子を見てみましょう。
入居者に聞いた入居の決め手3選
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1元気を保つ!充実のリハビリ体制
理学療法士などリハビリ専門職の数が多い(90代・男性)
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2経営母体が大手で、スタッフも十分に配置されているので安心
運営会社が東京海上グループと大手なので安心でき、経験豊富なスタッフが十分に配置されているので安心して暮らすことができそう(90代・男性)
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3イベントやアクティビティが豊富
毎日イベントやアクティビティを行っているのでお友達ができた。一緒に参加できることが楽しい(80代女性)
(時点)
入居者データ
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入居者の男女比
- 男性:28%
- 女性:72%
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入居者の介護度分布
- 自立:1人
- 要支援:9人
- 要介護:83人
(時点)
- どんな人が暮らしている?
- ・最期まで安心して生活できる、手厚い介護・看護体制を求める方。
- ・要介護の方から自立の方まで体力維持や機能維持のリハビリを希望する方。
こんにちは。LIFULL 介護 編集長の小菅です。
今回ご紹介するのは、利便性の良さと美しい街並みの東急田園都市線 たまプラーザ駅を最寄りとする「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ」です。このエリアはヒルデモアがビレッジⅠ、ビレッジⅡ、ビレッジⅢと3棟並んでいるのが大きな特徴。その中の「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ」の魅力についてご入居者にお話を伺いました。
元気を保つ!充実のリハビリ体制
多くのご入居者様が入居の決め手として挙げられたのが、「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ」の充実したリハビリプログラムです。リハビリが行われているのは、大きな窓から外の景色を望む開放的なスペース「Lys(リュース)」。
姿勢の改善などが期待できるレッドコード、認知機能の維持・向上に役立つ運動ができるコグトレーナーなど最新の運動機器が揃っており、さまざまな目的に沿ったリハビリを行うことができます。
プログラムは豊富なキャリアを持つ理学療法士と看護師が連携して作成しており、健康状態が異なるご入居者様お一人おひとりが前向きに取り組めるよう、細かくクラス分けされているのが特徴です。このリハビリのおかげで、車イスから歩行器に移行したり、自立歩行困難な状態から階段の昇降が可能になったり、健康状態が向上する方もいらっしゃるそう。ご本人の意欲が続かないとリハビリはなかなか効果が出ません。スタッフの専門的な知識と良質なコミュニケーション、クラス分けの工夫、開放感のある空間と整った設備などリハビリ意欲継続のサポートができる環境だと感じました。
経営母体が大手で、スタッフも十分に配置されているので安心
経営母体が東京海上グループであることも、1つの決め手となっているようです。「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ」を運営している東京海上日動ベターライフサービスは、東京海上グループの総合介護事業会社。
東京海上グループが介護事業に乗り出したのは、介護保険が創設された2000年12月のこと。以降、約20年間の事業運営を通じて蓄積した豊富な知識と経験により、品質の高いサービスを提供し続けています。
「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ」にもこのグループの総合力が活かされており、その手厚いケアには定評があります。介護スタッフは資格保有率100%で、ご入居者1.5名に対しスタッフ1名という人員体制。ご入居者お一人おひとりとしっかりコミュニケーションがとれる体制が大きな安心につながり、入居の決め手となっていました。
イベントやアクティビティが豊富
イベントやアクティビティの豊富さを決め手として挙げる方も、多くいらっしゃいました。七夕や父の日、クリスマスや夏祭りといった季節ごとのイベントはいつも大盛況とのこと。
アクティビティもリハビリと同様に専属スタッフが担当しており、音楽療法士や、プロ太鼓芸能集団にも所属していた介護福祉士など、個性豊かなスタッフがそろっています。
ご入居者様たちが皆さんで集まって、歌を歌ったり、楽器で音楽を奏でたりする音楽アクティビティを始め、草花のリース作りなど、手先を動かす手工芸アクティビティ、4K120インチ大画面を使ったアクティビティなど、バリエーションも豊富。ご入居者はそれぞれのお好みに合わせて参加することができます。外部から講師を呼んでアクティビティを行うホームもありますが、本格的な指導ができる有資格者・経験者がスタッフにいることも「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ」の強みだと思います。
ご入居者様インタビュー 小菅編集長が聞く、「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ 」の魅力
インタビューに答えてくださったのは、一昨年から「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ」に入居されている、I様(95歳)と奥さま(87歳)です。
もともと横浜市内のマンションに2人でお住まいだったI様ご夫婦。奥さまが突然病魔に襲われ、要介護認定を受けたことをきっかけに、「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ」への入居を決意されました。
現在は隣り合わせの個室にそれぞれお住まいになり、リハビリやアクティビティに参加したり、お散歩を楽しんだりと、充実した毎日を送っていらっしゃいます。
- 小菅
はじめに、「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ」に入居されたきっかけについて教えてください。
- I様
一昨年の5月に妻が病気になり、要介護状態になったことがきっかけです。それまで家事はすべて妻がやってくれていたのですが、歩くこともままならなくなったため、掃除も洗濯も私が1人でやることになりました。慣れない家事に四苦八苦する私を見かねた娘が、将来のことも考え、老人ホームへの入居を提案してくれたのです。私たちもそれに同意し、ホーム探しは娘に一任しました。
- 小菅
そこで候補として挙がったのが、「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ」だったのですね。入居の決め手となったのはどんなところだったのでしょうか。
- I様
1番の決め手は、母体が東京海上グループだということです。私は以前、保険会社で働いており、そこでも介護事業もやっていました。ある程度知識もあったので、大手の損保会社が経営しているホームなら安心だろうと思ったのです。それと、最期の看取りまでしっかり行ってくれる、というところにも惹かれました。
- 小菅
たしかに、母体が大手企業というのは大きな安心材料ですし、人生の最期までケアしてくれるところも安心につながりますよね。ちなみに、I様は入居される前に見学にいらっしゃったそうですが、そのときの印象はいかがでしたか?
- I様
正直にいうと、老人ホームに対してあまり良いイメージを持っていなかったのですが、ここは明るくて活気もあり、老人ホームのイメージががらりと変わりました。
- 奥様
私は娘が良いというならそこで良いと思っていたのですが、実際に見学に来てみたら思った以上に素晴らしくて、私たちにはちょっと贅沢なのでは?とさえ思いました(笑)。夫と2人で入居できるのも良かったですね。
- 小菅
たしかに、ヒルデモアには従来の老人ホームのイメージを変えてくれる素晴らしさがありますよね。実際に入居されてみて、生活の変化はありましたか?
- I様
ほとんどないですね。自宅にいた頃とほぼ変わらない生活を送っています。ただ、家事をする必要がなくなったので、時間に余裕はできました。いまはその時間を使って、2人で散歩を楽しんでいます
- 奥様
家事から卒業してちょっと寂しく思うこともありますが、浮いた時間で読書を楽しむようになりました。あと、私は入居するときは要介護3で歩けないような状態だったのですが、入居してから数カ月後にはスタスタ歩けるまでに回復し、要介護2になりました。これは本当に嬉しい変化でしたね。
- 小菅
入居されてからの方がお元気になられたというのはすごいですね!リハビリやイベントなどにもよく参加されているのでしょうか。
- I様
はい。参加しています。初めはみんなで体操をするとか気が進まなかったのですが、スタッフの方に「騙されたと思って出てみてください」といっていただき出てみたら、思ったより楽しめて、それ以来はまっています。やはり、何事もやってみないとわからないですね(笑)。
- 小菅
普段はどのような1日をお過ごしなのでしょうか。
- I様
部屋から景色がとてもきれいに見えるので、毎日朝4時半~5時には起きて、登って来る朝陽を眺めています。それから体温を測ったり、趣味の株をチェックしたり。定年してから40年以上続けている日記も、毎朝つけています。日中はリハビリに出て体操したり、イベントに参加したり、何らか体を動かしていますね。そのおかげか、私も自宅にいたときよりも元気になりました(笑)。
- 奥様
たしかに夫は、家にいたときよりも肌艶も良くなりました(笑)。若い方がたくさん働いていらっしゃって活気があるので、良い刺激になるみたいですね。
- 小菅
お話をうかがい、やはり他者との交流や社会的なつながりは大切だと思いました。ちなみに奥さまはどのように1日を過ごされているのですか?
- 奥様
私は6時半頃起きて、お部屋の掃除をして、朝食を食べて、あとは仲良くなった方と2人でおしゃべりをして、女子会を楽しんでいます(笑)。
- 小菅
生活の中で特に楽しみにしていることは何ですか?
- I様
ほかの入居者との交流です。イベントなどをきっかけに仲良くなった方が何人かいらっしゃるのですが、できればもっと多くの入居者の方と交流を深めていきたいと思っています。ここは敷地内に緑も多く散歩もできます。長く続けていきたいので、そのためにも体操を頑張りたいですね。
- 奥様
私は共用のパソコンを利用して脳トレのトランプゲームをするのが楽しみです。夫が体操をしている時間にやっているのですが、童心に返って熱中しています(笑)。
- 小菅
スタッフの方々の印象はいかがですか?
- 奥様
とても良いですよ。呼ぶとどんな時間でも、すぐに来てくださいます。本当に良く働いていらっしゃって、止まっていることがないのでは?と思うくらい。いつも夫と2人で感心しています。
- 小菅
これから老人ホームへの住み替えを考えている方に、アドバイスがあればお願いします。
- I様
選ぶ際はホームの担当者としっかり話し合い、信頼関係を築くことが大切だと思います。「ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ」の担当の方は、何度か家に足を運んでくださり、私が投げかける疑問にも丁寧に答えてくださいました。そのおかげで安心して入居することができ、今も楽しく暮らすことができています。
- 奥様
親子で話し合って決めることも大切ですよね。結局何かあったときに面倒をかけるのは子どもですから、話しにくいお金のこともきちんとオープンにして、双方が納得のいく選択をしていただけたらと思います。
取材のまとめ
- 心に灯をともすコンセプト「Lys(リュース)」
- 「自分らしさ」を支える充実の介護
- 入居者の意欲を引き出すリハビリ体制
シニアレジデンスの取材では、館内に足を踏み入れる瞬間を大切にしています。その一瞬の空気感に、施設の本質が映し出されているように感じるからです。ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠを訪れ、扉を開けた途端、温かく包み込まれるような穏やかな空気に心がほっと和みました。
この施設の象徴とも言える「Lys(リュース)」というコンセプトは、20周年のリノベーションを機に生まれたもの。デンマーク語で「光」を意味し、入居者の心に優しく灯をともすという深い想いが込められています。その光は、館内のあらゆる場所に行き渡り、どこにいてもぬくもりを感じさせるようでした。
ヒルデモアの大きな魅力は、「自分らしさ」を支える充実した介護体制です。1.5対1という手厚い介護が提供されているだけでなく、過剰な干渉を避け、入居者一人ひとりの自立を尊重している点です。必要なときにはサポートしながらも、できる限り入居者の意志を尊重する姿勢は、入居者にとって真に「自分らしく」暮らせる場所であることを実感しました。
さらに、Lysコンセプトのもとに造られた開放感のあるリハビリルームでは、専任の療法士が個々の状況に応じたプログラムを組み、入居者の自立を支えています。「やらされるリハビリ」ではなく、本人が自発的に参加したいという気持ちを引き出すよう様々なアプローチを実施しています。
入居者の心に「Lys」の灯をともす。ここでの生活は、安心の介護と、意欲を引き出すリハビリが支える、第二の人生を豊かにするための舞台になるはずです。
介護付き有料老人ホーム ヒルデモアたまプラーザ・ビレッジⅠ
<東京海上グループ>理学療法士等によるリハビリで健やかな日々を。24時間看護師常駐、1.5:1の手厚いスタッフ体制のもと、安心して穏やかに暮らせる住まいをお届けいたします。
- 住所
- 神奈川県川崎市宮前区犬蔵2-33-1
- 入居
- 103.5万円 〜 5,175万円
- 月額
- 24.97万円 〜 69.7万円