【入居者100人に聞いた】家族が老人ホームに入居、月に何回会いに行きますか?

あなたの家族が有料老人ホームで生活しています。あなたの両親かもしれません。祖父母かもしれません。そこで暮らしているのは、まぎれもない、あなたの家族です。

あなたは老人ホームに入居している家族の元に、どのくらいの頻度で会いに行っていますか?

実際に家族が有料老人ホームへ入居している方へ、面会頻度についてアンケートを取ってみました。

【アンケート調査】有料老人ホームのご家族の元に会いに行く頻度

有料老人ホームに入居されている方の家族に行ったアンケートです。どのくらいの頻度で、ホームで生活するご家族の元に通っているのでしょうか?

結果は次のとおりです。

入居されているご家族の元に会いに行く頻度

グラフ図:入居されているご家族の方に会いに行く頻度

週に1~2日程度が最多で31%でした。
次いで、月に1日程度が28%、2週に1日程度が22%という結果になっています。

適度な距離を保ちながら、家族としての絆を結んでいる人が、全体の8割いると見ていいでしょう。

一方、半年に1日程度が2%、さらにそれ以下の頻度の方が3%います。

少ない割合とはいえ、老人ホームに世話をまかせっきりにしている例も、確かにあるわけです。その逆に、週に3~4日程度面会に訪れる方も5%います。

適度な距離感で良い関係を築く方、距離を置く方、自宅にいるときと変わらぬない密接な関係を続ける方…さまざまな方がいることがわかります。

有料老人ホームでの生活は外の世界と関わる生活でもある

身体の自由がだんだんと効かなくなったお年寄りは、身体を動かすことを億劫がります。外出をしなくなり、だんだんと家の中に引きこもり状態になっていきます。
お年寄りだけでの話ではありませんが、外の世界とのつながりを断つと、人は思考を自己完結させ、感情の制御がうまく取れなくなるのです。

身体が不自由になったお年寄りが、時として怒りっぽくなったり、理不尽に他人をののしることがあるのは、そこにも原因があります。

ところが、有料老人ホームなどに入居すると、すっかり様変わりする例が少なくありません。ホームには、同じようなお年寄りが集まって生活しています。

みな、それぞれ生きてきた環境も、考え方も異なる人たちです。

ホームで生活するだけで、外の世界と関わりを持つのと同じことが、日々の生活の中で起こっているわけです。

住宅型有料老人ホームとは? 介護付き有料老人ホームとは?

介護がまだ必要でなくても、積極的に有料老人ホームに入居する例は、年々増えています。

身体の自由がまだ効いていても、いつ介護を必要とするかわからない。そんな不安感の解消のため、積極的に有料老人ホームへの入居を決意するケースも少なくありません。

そのようなお年寄りが選択する老人ホームは、日常的に介護サービスを受けることができる「介護付き有料老人ホーム」か、ホームでの介護サービスは受けられないが、万一介護が必要となったとき、好きな事業者を選んで訪問介護サービスをホーム内で受けられる「住宅型有料老人ホーム」、このどちらかになります。

介護付き有料老人ホームは、介護が必要となったとき、ホーム常駐の介護スタッフから介護サービスを受けられるというメリットがあります。

さらに、サービス利用料が定額なので、思わぬ高額な出費が避けられます。

一方、住宅型有料老人ホームは、「特定施設入居者生活保護」を受けていないため、ホームのスタッフからの介護サービスを受けることはできませんが、万一介護が必要となった場合、好きな事業者を選んで訪問介護のサービスをホームの中で受けることができます。

つまり、ホームが自宅と同様の役割を担ってくれるわけです。

どちらの有料老人ホームを選んでも、自宅で家族に負担を強いることはなくなるので、入居者とご家族、双方にとって精神的な自由を得られることが多いでしょう。

とはいえ、どれだけ設備やサービスが整っていても、老人ホームは慣れ親しんだ自宅ではありません。

入居者のお年寄りも、ときには寂しい思いをすることもあるでしょう。変わらぬ愛情を伝えるためにも、たまには大切な家族に、会いに行きませんか?

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