「ごまをすりながら繋がる心 だんらん武蔵境のごますり交流」
「ごまの香りとともに、心の交流が深まる、だんらん武蔵境の厨房から。」
だんらん武蔵境の厨房からは、ごまの芳ばしい香りと笑顔が絶えません。この日のアクティビティは「ごますり」です。利用者の皆さんが一丸となってごまをすり、お互いの手助けをしながら、和やかな時間を過ごしています。写真には、二人の利用者が丁寧にごまを摺り合わせている様子が映し出されています。
この活動は、ただ単に調味料を作ること以上の意味を持っています。互いの動作を合わせ、リズムを取りながら、古くからの伝統を守り続けるという共通の体験を通じて、互いの絆が深まっていくのです。ごまをすりながら交わされる会話には、過去の思い出や、日々の小さな出来事が含まれており、新しい友情が芽生える瞬間でもあります。
株式会社マザアスが運営するだんらん武蔵境では、利用者の皆さんが自分のペースで楽しめる様々な活動が提供されています。ごますりはその中でも、共同作業を通じて協調性を育み、世代を超えた交流を促す素晴らしい機会です。完成したごまは、後に多くの料理に活用され、皆さんの食卓を彩ります。
ごまの香りは厨房を満たし、それが施設内に漂うと、他の利用者の皆さんも集まってきます。作業の手を止めては、お互いにどの料理に使おうかと話し合い、わくわくした気持ちを共有します。このごますりは、利用者の皆さんにとって、日々のルーチンの中で心を豊かにする一つの出来事となっており、料理への愛情だけでなく、施設内のコミュニティを豊かにしています。
だんらん武蔵境で過ごされる毎日が、このような小さなイベントによって特別なものになるのです。ごま一粒から始まる会話が、温もりあるコミュニティの絆を育む、そんな料理の時間を大切にしています。