佐々木さんご家族が、納得のいく老人ホーム探しができてよかったですね。老人ホームの立地で大切にしたいポイントは、やはりご家族のアクセスの良さでしょうか。
テレビに映っているのは80歳のやえさんの故郷、山形の郷土料理。懐かしさから、やえさんは老人ホームについて、息子のトオルさんにあるお願いをします。果たしてそれは…?
佐々木さんご家族が、納得のいく老人ホーム探しができてよかったですね。老人ホームの立地で大切にしたいポイントは、やはりご家族のアクセスの良さでしょうか。
そうですね。老人ホームを探す上で最も重要視していただきたいのは、やはり「家族がストレスなく訪問できる距離かどうか」です。入居後も、親のメンタルケア、消耗品の補充、衣類の交換、担当者会議の出席など、家族の役割は多岐に渡ります。
また、環境が大きく変わることでストレスを感じる「リロケーションダメージ」も考慮すると、やはり入居されるご本人が住み慣れた環境がのぞましいですよね。
リロケーションダメージとは?症状や対策・予防まで詳しく解説
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はい。特に認知症を抱える高齢者の場合、環境が変わることでご本人の心身にも影響がでる可能性があります。
入居する老人ホームの近くには何があるといいでしょうか?
もし通院の頻度が多いならその病院に近いといいですね。また、商業施設が近くにあると便利です。ご家族の買い物にもいいですし、徒歩圏内であれば面会時に一緒に買い物も楽しめるかもしれません。
とは言え、遠方で老人ホームを探さなければならない状況は必ずありますよね。どのように探せば良いでしょうか?
まずは「老人ホーム検索サイト」の活用をおすすめします。LIFULL 介護などの検索ポータルサイトは、複数の条件で全国の老人ホームを検索することが可能です。地域、費用、施設の種類、入居予定者の要介護度など、幅広い条件で絞り込むことができます。
今はインターネットで全国の老人ホームの情報がみられるので便利ですよね。
遠方で老人ホームを選ぶ時にはどんなところに気をつければ良いでしょうか?
以下の3つを確認してほしいですね。
遠方だと訪問頻度も限られます。そのため、親の体調や日頃の生活の様子などを誰から、どのように共有してもらえるのかを確認します。最近は、メールやLINEを活用して報告を行う施設もあります。また、体調の急変や事故が発生した場合には、どのように家族が連絡を受け、どのように連携を図るのか明確にしておくと安心です。
遠方の施設を探す時は、現地に足を運ぶ前にオンライン見学ができるかどうかも聞いてみるといいですね。事前にオンラインで施設の概要や、担当者の接遇・人柄を確認することで、現地見学では見るべきポイントに集中できそうです。
見学のポイント
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老人ホームのオンライン見学の賢い利用法とは?チェックしたいポイントや現地見学との使い分け方を解説
今回は、佐々木さんのお母様が故郷での生活をイメージできるように介護旅行のサービスを利用して現地に見学に行っていただきました。
介護旅行は、介護スタッフや、医師、看護師の同伴により介護が必要な方や障がいをお持ちの方が安全に旅行を楽しむことができる介護保険外サービスですね。
介護旅行では、旅行先での観光スケジュールも利用者の健康状態に応じて柔軟に調整されます。事前にアセスメントを行い、健康状態やケアの内容を詳細に確認します。当日は、専門スタッフが利用者の自宅や指定された場所へ迎えに来て、旅行が始まります。
費用については、提供されるサービス内容、旅行先、同行するスタッフの資格や人数によって大きく異なりますが、一般的には数十万円から数百万円程度です。予算に応じて選べるプランが多いのですが、高額になる可能性もあるため、事前の計画と相談が重要です。
相応の費用がかかるので、事前のしっかりとした相談が重要ですね。介護が必要な方でも、家族と一緒に安心して楽しい時を過ごせる貴重なサービス、ぜひ多くの方に知っていただきたいです。
横浜市出身。主な著作として聖徳太子の伝説をギャグにした四コマ『かみびと太子!』、輪廻転生をテーマにしたBL『さつき待つ』など。コスメと飛鳥時代が好き。
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