介護は重労働!パーキンソン病の母が起き上がれなかった日のこと--要介護の母と暮らせば(18)

富田杏仁さんの母親はパーキンソン病で要介護3。

パーキンソン病はドパミンという神経伝達物質が作れなくなることにより、脳からの指令が筋肉に伝わりにくくなる病気です。

そのため、体を思い通りに動かすことが難しくなります。

そんな病気を患う母がある日、ベッドから起き上がれなくなってしまい……!?

こんにちは、富田杏仁です。

最近の母は、今まで出来ていたことが出来なくなってきて、私が介助することも増えてきました。

そんな中で気付いてしまいました。

母の介助はとっても大変だぞ…ということに!

まず、体格が良いこと。

すごく太っているわけではないけれど、重い。

とにかく重い。

身体機能は低下していく一方なのに、食欲だけは落ちません。

また、体を触られることを嫌がり、ちょっとしたことで痛がります。

車椅子での姿勢をちょっと直そうものなら「痛いっっっ!!」と叫び、まるで私がひどいことでもしたかのような目で見ます。

悪者扱いされたくないので、普段は時間がかかっても自分で動いてもらうようにしています。

しかし今回のように、突然自分で動きが取れなくなることも想定しておかなければなりません。

そんなとき慌てないために、こんな小技をいくつか覚えておいて、万一の時に備えるのもいいかもしれません。

パーキンソン病の症状
関連サイト

パーキンソン病とは

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富田杏仁
富田杏仁 主婦/介護職員

1971年生まれ。 夫と大学生の娘、要介護の母と暮らす主婦。 娘が大学生になり子育てが落ち着いたと思いきや今度は母親が要介護に。 家事、母親の介護、仕事のかたわら自らの介護経験を漫画に記録している。 今、1番やりたいことはひとり旅。

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