車いすの母と葬式に参列したときの話<準備編>--要介護の母と暮らせば(11)

要介護3の母を在宅介護する富田杏仁さん。

富田家に突然飛び込んできたのは、母の兄の突然の訃報。

車いすの母を連れて葬儀に参列できるのか……!?

こんにちは、富田杏仁です。

今回は、それまで元気に過ごしていた伯父(母の実兄)が突然亡くなり、車椅子の母と葬式に出ることになった話の<準備編>になります。

母の喪服に関しては「要介護だし」「高齢だし」と勝手な言い訳を作り、喪服っぽく見えればいいのでは!?ということにしました。

要するに黒い服を集めただけです。

私の分は新たに買い替えることにし、いろんなお店を回っている最中に何気なく入った古着屋で、とてもぴったりな服を見つけてしまいました。しかも安い!

まあもちろん「他人が着た喪服って、アリなのか?」という思いが頭をよぎるのですが、何せ時間がないし、もともとあまり気にしない性格なので、塩まいてOKってことにしました。

他にも、セレモニースーツや着物、ウェディングドレスまで売っていて、急に必要な時は便利かもしれません!

富田杏仁
富田杏仁 主婦/介護職員

1971年生まれ。 夫と大学生の娘、要介護の母と暮らす主婦。 娘が大学生になり子育てが落ち着いたと思いきや今度は母親が要介護に。 家事、母親の介護、仕事のかたわら自らの介護経験を漫画に記録している。 今、1番やりたいことはひとり旅。

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